論文・トピック

沈没船引き上げ 宝 トレジャーハンター

最近何かと話題のトレジャーハンターの動向について、いろいろな情報をもとに集めてみました。


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今年度は?

毎年4月にちょっとした今までを振り返りと言う記事を書いています。このサイトが2005年4月にリニューアルオープンして以来多くの人のサポートを受け成長してきました。今年度はどのような水中考古学の発展があるのでしょうか?


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串本沖 トルコ軍艦探査プロジェクト

2007年1月に行われた和歌山県串本沖の1890年に沈没したトルコ軍艦の事前調査に参加したときの様子などをまとめました。


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2006年そして来年は?

この時期は毎年その一年を振り返るのが慣わしのようですね。そこで、2006年の水中(海洋)考古学を振り返ってみたいと思います。最初はトップ3ニュースから。

第1位はなんといってもイランで沈没船発見、そして国の事業として水中考古学研究所を立ち上げる計画がでたことでしょう!日本もイランには負けてはいられない状態になってきているのでは?

第2位は中国の動きが活発になったことではないでしょうか?南海1号の引き上げ計画、そして新しい博物館の工事が進んでいます。蓬莱船(山東省)で韓国の船も含め沈没船が複数発掘されています。また、雲南省の湖で発見された石造構造物なども。

第3位は候補はいろいろありましたが、個人的には日本の情勢をまとめてひとつのニュースとしてみました。ことし始めの世界考古学会議では水中考古学関連の論文発表やポスターがありました。夏には京都で第1回海洋考古学セミナー、その他東京海洋大学が積極的に水中考古学に取り組み、実際にクラスなどが組まれていることなど。今後調査報告がなされるであろう長崎県小値賀での調査、千葉県でのサンフランシスコ号、その他太平洋を渡った古伊万里焼きなどありました。また、田辺昭三先生が亡くなられたことは悲しいニュースのひとつですが、日本水中考古学の新たな転機を示しているのではないでしょうか?


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日本で水中考古学プログラムの設立を目指す!

世界に誇れる日本の考古学ではあるものの、日本では水中考古学を学べる大学が無い!これは誰が見ても明らかな事実です。まことに勝手ではありますが、大雑把に自分なりに大学のカリキュラムを作ってみました。


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沈没船リスト

去年にジョージ・バス先生が編集した本が出版されました。この本はこれまでのInstitute of Nautical Archaeology(INA)の関連したプロジェクトの総まとめのようなものです。今回ここではそのプロジェクトの簡単な紹介をします。なお、著作権の問題があるのでこれらの写真を見れるサイト(主にINA Virtual Museum)にリンクをしてあります。Artifact Image Galleryをクリックするとたくさんの写真を見ることができます。


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Maritime Cultural Landscape の提唱

考古学において過去の文化的景観(cultural landscape)の復元は大変重要視されています。考古学における文化的景観とは、遺跡や遺物を単純に「物」として観察するのではなく、その背後に横たわる環境や景観を含めて分析しようとしたところにはじまると考えられます。これはイギリスにおいては20世紀はじめにAnthropo-geograohersと呼ばれる研究者によって、自然環境と遺跡立地の相関関係を明らかにするために地理学的手法を用いたことが基礎となっています。近年では国連ユネスコが自然景観と同様に文化的景観についても、その重要性を明らかにしたうえで、その保護を義務付けています。ユネスコでは文化的景観を構成する3要素を定義しています:1) Clearly defined landscapes; 2) Originally evolved landscapes 3) associative cultural landscapes。しかしながら、今日landscape archaeologyの分野を専門とする研究者は、文化的景観の定義とは別に、文化的景観が特にどのように人間活動に関わったのかという研究を重要視しているようです。

1994年、学術誌International Journal of Nautical Archaeologyに「The maritime cultural landscape」のタイトルで一つの論文が発表されました。 論文の著者であるデンマークの考古学者Westerdahlは、沈没船に限らず海辺に遺存する文化財、例えば漁場、港、造船所、灯台などを、一つの文化景観として取り扱うことを提唱しています。この文化景観には概念上の文化痕跡である古代船舶の航行ルート、港や船舶往来に障害となる自然地形に関する名称の意味となども研究の対象として含まれているとされます。厳密にはmaritime cultural landscapeの研究概念の全てが、水中考古学研究に適用されるとは限らないとされています。欧米では、maritime cultural landscape海辺文化景観は地域の文化財保護担当者によって、徐々に研究が進められています。沈没船が調査対象となる際に歴史的背景や地域研究を基本的なアプローチとすることは当然ですが、個々の海辺文化財とそれらから構成される文化景観が歴史的にどのような意味を持つのかを明らかにするとことは大切であると考えられます。

おかげさまで1年!

みなさまの好評?に支えられながら早いものでこのサイトが新しく生まれ変わってから1年が過ぎました。当初の予定よりも記事のアップデートが少ないような気がしますが、ニュースのアップデート、トリビアなど充実した内容を提供できました。掲示板もいろいろな方が書き込んでいただき感謝しています。1ヶ月平均6000人ほどサイトを見に来ていただいています。今後もますます水中考古学に興味のある人が増えることを期待しています。


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2005年を振り返り・・・

2005年ももうすぐ終わりです。
そこで、今年の水中考古学のNewsや2006年の動向などのエッセイをどうぞ。


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ジョージ・バス教授から日本の皆さんへ

Beneath the Seven Seas: Adventures With The Institute of Nautical Archaeology
Beneath the Seven Seas: Adventures With The Institute of Nautical Archaeology
Thames & Hudson (2005-11)
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価格: ¥ 4,216 (税込)
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(ジョージ・バス教授から新しい本についての紹介です。日本語訳ももちろんあります)

When I first conceived the idea of editing Beneath the Seven Seas: Adventures with the Institute of Nautical Archaeology, I had in mind a well-illustrated book that would give the average reader the results of shipwreck excavations conducted by the Institute (INA)….


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