論文・トピック

ジョージ・バス教授から日本の皆さんへ

Beneath the Seven Seas: Adventures With The Institute of Nautical Archaeology
Beneath the Seven Seas: Adventures With The Institute of Nautical Archaeology
Thames & Hudson (2005-11)
ハードカバー (ASIN: 0500051364)

価格: ¥ 4,216 (税込)
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(ジョージ・バス教授から新しい本についての紹介です。日本語訳ももちろんあります)

When I first conceived the idea of editing Beneath the Seven Seas: Adventures with the Institute of Nautical Archaeology, I had in mind a well-illustrated book that would give the average reader the results of shipwreck excavations conducted by the Institute (INA)….


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4.深海考古学論文

   日本の深海考古学の可能性について以前に書いた論文をのせてみました。基本的には歴史家の網野 善彦先生の意見をもとに水中考古学的要素を加えてみた形になっています。英語の読者向けなので簡単な日本の歴史などバックグランドが多く書かれているため、日本向けの論文ではないです。しかし、水中・海洋考古学をどのように歴史の解明に適応させるかと言う点では(自分でいうのもなんですが)よく出来上がっていると思います。まだまだこれから少しづつ時間をかけて育てていく“論文の種”といっても良いでしょう。そのため未完成の論文であることを理解していただきたいと思います。近いうちに書き直した論文を発表する予定です。

   この論文を載せたもう一つの理由は大学院レベルの論文のサンプルとして提示してみることです。学生などからよく聞かれるのが、水中考古学を外国で学んだ際にクラスでどうのような論文を書けばよいのか、どれくらい英語が出来ればよいのかなど様々ですが、この論文を読んでいただければだいたいの雰囲気がつかめると思います。(グラマーなど間違いがあることに気がつきますか?教授に提出したあとで見つけた間違いも残してあります)この論文は1学期(16週間ほど)で書き上げました。クラスには他にもプレゼンテーションやアサイメントがあります。(クラスは基本的に1学期に3つ取ります) さらにリサーチアシスタントや保存処理ラボでの仕事がありますし、マスター論文、そして自分のプロジェクトなどいろいろとやることはあります。

http://www.nauticalarchaeologyjp.com/DeepSeaJapan.htm

世界考古学会議中間会議大阪大会

世界考古学会議中間会議大阪大会が来年の1月に行われます。
今回はその宣伝です。ここに書かれているものはだいたいが世界考古学会議中間会議大阪大会のページを引用しています。詳しくは大会のサイトへどうぞ。
テーマや趣旨などをご覧下さい。

http://wacosaka.jp/Pages/mainj.html

テーマ:「共生」の考古学~過去との対話、遺産の継承~

http://wacosaka.jp/Pages/acceptedspapers.html


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Introduction

アメリカで水中考古学が学べる大学にECUがあります。今年から、Michelleという学生がECUで勉強を始めました。彼女は日本にも何年か住んでいたそうで、日本語もしっかり話せます。(本文は彼女が日本語で書いたものです)近い将来、日本の水中・海洋考古学の発展に貢献したいと頑張っています。そんな彼女がまずは簡単な大学の紹介文を書いてくれました。これからもアップデートや詳しい情報などが提供されると思います。


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―Texas A&M University is, you know,・・・―

先日、TAMUを訪れた学生さんから体験レポートを書いてもらいました。学校の様子、保存処理ラボでの体験、ハリケーンRitaなどなど。

TAMUのキャンパス内


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Web-Site発足1年 ここ一年を振り返って

おかげさまでWeb-Site発足から1年がすぎました。いろいろな方からのサポートによりここまできました。これからもみなさまに水中考古学・海洋考古学の情報を提供できるよう頑張ります。


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水中考古学の発展と関連法の整備

所謂、水中考古学の研究に関する先進国として、英語圏においてはアメリカ、イギリス、オーストラリアといった国をあげることができると思います。この3カ国のなかで、あえてオーストラリアの水中考古学研究の特徴をあげるならば、その関連法の充実ということができるのではないでしょうか。オーストラリアの水中考古学の発展はその関連法に支えられた面が少なくありません。ここではオーストラリアを事例に、水中考古学の関連法について考えてみたいとおもいます。


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水中考古学を定義する

日本では”水中考古学”という言葉が使われているが、多少定義する必要があると思う。水中考古学という定義が曖昧であるために理解されにくいところがあると思う。これはあくまで私、個人の定義であって他の人は別の定義の仕方があることを最初に理解していただきたい。しかし、ここで提唱する定義はアメリカやヨーロッパでのごく一般的な“水中考古学”の解釈なので、世界に通用する定義でもある。基本的なことは他の記事でも同じようなことを書いているがここであらためて述べてみることにした。


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水中考古学者であること

以前、水中考古学とはどのような学問であるかを、海事考古学、船の考古学との比較を通じて考えてみました。今回は、オーストラリア海事考古学研究所(AIMA =Australian Institute of Maritime Archaeology) が提示する倫理規定(Code of Ethics)を参考にして、実際に学問を実践する水中考古学者とはどのような人達であるかを考えてみます。


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船の基本

水中・海洋考古学、または海事史考古学が“得意”とする船について、簡単な解説をする。船を研究することは実は船を作った社会・文化を学ぶことなのであるが、それを理解するには船のデザインの基本を知っておかなくてはいけない。船とはなんであるか、そして船をデザインする上で何が重要なのかを書いてみる。船を知っている人にとっては当たり前のことだろうが、考古学者で船について詳しい人は珍しいようである。船は使い方、その目的によって形や構造が変わってくる。逆に言えば考古学発掘からその船のデザイン――なぜ船がそのように作られたか――を導きだすことができる。それさえわかれば、船の渡航目的、何を運んでいたのか、なぜ沈んだのかなどを解明する重要な手がかりとなる。まず、デザイン上の大きな違いを説明する。船の使用目的によって船の形は変わる。人が船を作るときにはいろいろなデザイン・構造があるが、その中から最善かと思われるものを選び作るのである。つまり、船の構造がわかれば船を作った文化がわかるのだ。それが海事史考古学の醍醐味だと思う。


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