論文・トピック

AIA Meeting (アメリカ考古学学会)

この記事も以前のサイトにあってものでしたが、いまとなってはあまりタイムリーではないのでのせてませんでした。 読み返してやっぱりここにもう一度公表することにしました。 

1月7日ー9日にかけてボストンでAIA(アメリカ考古学会?)の総会が行われます。 AIAは1年に一回の総会があり、これが106回目です。 由緒ある学会でArchaeology Magazineなどポピュラーな雑誌から専門誌など発行しています。 基本的には地中海の考古学がほとんどです。

今年のメインテーマはもちろん水中考古学です。  欧米ではすでに一般化している水中考古学ですがやはり大きな考古学学会のメインテーマともなるとうれしい限りです。 私もこの学会で発表しました。 やはり水中考古学なのでTexas A&Mの卒業生が多いですが他にもいろいろな教授や院生などが参加。 その中でもお勧めのレクチャーをここでは紹介します。


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「東アジアの水中考古学」に参加して...

この記事は2004年10月18日に以前のサイトに掲載されたものです。 
10月17日に福岡国際ホールで行われたシンポジウムに行ってきました。その時の様子と私の意見を紹介します。 このようなアジアの水中考古学会議は初めての試みだそうです。 中国、台湾、韓国からVIPの先生をお呼びして行われました。 3年半前にアジアの水中考古学をやってみようと心に決めたときは西洋と比べ情報量のなさ、専門家がほとんどいなかったことなどに驚きを感じましたがこうしてシンポジウムを行える体制が出来上がっているのでこれからどんどん発達していく学問となるでしょう。  


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プログラム紹介

 海外の研究機関における水中考古学に関する研究の情報は、日本では入手し難いのが現状であるため、今後数回にわたりオーストリアの水中考古学について紹介します。


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Nautical Archaeology

2004年の初めに作った私のサイトです。 
大まかな水中考古学の基礎・概要がわかります。

なぜ水中考古学を始めたのか?

なぜ私が船の考古学に興味を持ったかについて少し話してみたいと思う。 論理的、科学的、そして抽象的な内容が多いWeb-Siteとなっているのでたまにはもっと身近に感じられる、パーソナルな話をしてみたいと思う。これを読むことによって誰でもやる気があれば考古学者としての道を進んでいける、そして水中考古学だからといってとくに必要な能力、技術は必要ないことも知っていただきたい。 自分のことを書くのはあまり気が進まなかったが、この学問をもっと身近に感じてもらいたく書いてみることにした。 これによりこの道を歩もうとする人がいれば幸いである。
    


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なぜ水中考古学?

なぜ今、水中考古学が必要なのか? まず、船がない世界を想像してみて下さい。 目を閉じてしばらくゆっくりとどんな世界になるか考えてみましょう。 日本は言わずと知れた島国ですから、島から島へは渡れません。 イギリス、インドネシアやオーストラリア、様々な島や大陸が無人島として存在している世界です。 日本はもちろん氷河期の後から完全に孤立しています。稲作の文化、鉄器などは日本にはまだないかもしれません。 今でも縄文人のような暮らしをしているのでしょうか? 世界各地で孤立した社会、文明が発達しているでしょう。


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3. バーチャル考古学

最近、よくバーチャル・リアリティー(VR)という言葉をよく聞きますが、考古学にもどんどん最先端の技術を取り入れていく必要があると思います。VRとはつまりコンピューターで作られた環境を疑似体験することです。 実際にこれは体験してみないと分からないのですが、ようは遺跡を3次元、または4次元(時間軸)で作られた空間を自分の思ったとおりに動き回ることが出来るわけです。 作られたモデルに重量、質量、浮力、など様々なデータを与えることも出来ます。 発掘された船のモデルを作り、それを元に船がどのように沈んだかなどのシナリオを作り、その中で船を船を沈没させることも出来ます。 現在、キレニア号のモデルが製作中で、積荷など一つ一つも忠実に再現され、船がどうして、どのようにして沈んだかを調べるそうです。 


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2. 水中文化遺産保護

さて、水中で文化遺産(沈没船など)を発見しました。 この遺跡は誰のものでしょうか? 日本の近海、例えば瀬戸内海などで沈船が発見された場合はどうでしょう。 日本(地方自治体)に所有権があるのでしょうか? 発見した人のものでしょうか? 地上で遺跡が発見された場合と異なり海上はその土地の所有権があいまいなことが多いため複雑な問題となることがあります。 また、日本の船だとそれほど問題は無いのですが、例えば韓国、中国やヨーロッパの船の場合はどうでしょうか? 沈没した当時の所有物となるのでしょうか?


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1.深海考古学の基礎

考古学は日々発達しています。 新しいテクノロジーを取り入れ今まで想像もできなかった調査方法も可能になりました。 時代の最先端を進む考古学、今までに誰も見ることを許されていなかった深海に眠っている沈没船を探し、それを考古学的に調査する学問、それが深海考古学です。 


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沈没船学史

船の考古学が一般にも認識され学問として体系的に学ばれている欧米に比べ、アジアや日本では知名度も低くあまり込み入った解説はできないため、まず簡単にではあるが船の考古学の学史をここではざっと紹介してみよう。 細かな遺跡の名前や誰が発掘したなどではなく大まかな流れをここではつかんでほしい。 大きな流れとしては 1.サルベージから考古学へ 2.体系的学問としての発達――古代の船の構造の解明 3.ウル・ブルン、メリー・ローズ、その他の大事業の成功 4.これからの船の考古学


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