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	<title>水中考古学／船舶・海事史研究 &#187; 大学では．．．</title>
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	<description>水中考古学／船舶・海事史研究は日本水中考古学の発展を目指しています。</description>
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		<title>日本で水中考古学プログラムの設立を目指す！</title>
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		<pubDate>Tue, 13 Jun 2006 11:25:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Randall Sasaki</dc:creator>
				<category><![CDATA[大学では．．．]]></category>

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		<description><![CDATA[世界に誇れる日本の考古学ではあるものの、日本では水中考古学を学べる大学が無い！これは誰が見ても明らかな事実です。まことに勝手ではありますが、大雑把に自分なりに大学のカリキュラムを作ってみました。 　　　そ]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>世界に誇れる日本の考古学ではあるものの、日本では水中考古学を学べる大学が無い！これは誰が見ても明らかな事実です。まことに勝手ではありますが、大雑把に自分なりに大学のカリキュラムを作ってみました。</p>
<p><span id="more-411"></span></p>
<p>　　　そこで、世界に幾つかある大学のカリキュラムを調べてみました。どの大学もそれぞれの長所・短所があります。テキサスA&#038;Mは保存処理が確立していることが強みであり、また、コネクションの幅が大きいのが強みですが、地中海、特に船だけに凝るところがあり、また技術を教えていないということが弱みでしょうか？オーストラリア、イギリス、イスラエルなどは水中遺跡のマネージメント、技術的な面もカバーしているようですが、保存処理がどこと無く頼りない感じがします。また、教授の幅が狭く所によってはワンマンショーのように見受けられる大学もあります。ECUは考古学ではなく、歴史学になりますが、職としての水中考古学に力を注いでいるようです。フロリダの大学二つともまだ駆け出しであるため、まだデパートメントとしての特色があまり感じられない気がします。これからに期待しますが、卒業生の活躍によるでしょう。詳しくは大学の紹介のページをご覧ください。</p>
<p>	これらの状況を見て、まことに勝手ではありますが、大雑把に自分なりに大学のカリキュラムを作ってみました。日本でも将来可能であるかを考えながら、そして、それぞれのプログラムの良い点、悪い点を判断して作成しました。もちろん理想のプログラムではありますが、将来の職業としても考えなくてはならず、アカデミアとして大学に残る場合もできるよう考えてみました。これらの授業は誰が教えるのかと気になるかも知れませんが、現在、海外で学んでいる日本の大学院生が卒業をした後に何人か集えばこのようなプログラムの設立は可能です。</p>
<p>	水中考古学といっても基本は考古学であり、その考古学のベースを養うことが大事です。また、遺跡が一括性の特色を示すため、その地域の歴史や言語などをさらに詳しく学ぶ必要があります。それらの授業はここでは触れていません。私が考える”水中考古学“は3つの柱があります。一つは海事考古学（Nautical Archaeology）でこれは船や港の考古学です。もう一つは海洋考古学（Maritime Archaeology）で、海洋文明、人と海の関係、人類学的アプローチによる人類がどのように水という環境を克服してきたかを学ぶ学問です。島の考古学などもこの分野にはいります。最後は水中考古学、これは保存処理、サーヴェイの方法、発掘技術、パブリック考古学、法律などです。</p>
<p>	この3つの柱を選考としてカリキュラムを作ってみました。基本のクラスはレクチャーと実習を含みます。このクラスは基本となることで必修として考えています。セミナーは生徒の自主的な研究とその研究発表を中心としたクラスを考えています。セミナーは海事考古学の生徒、また海洋考古学の生徒が中心となるクラスで、おもにアカデミア向けの内容になります。実習クラスは水中考古学の専門となります。主に職業としての水中考古学を身につけ実践の考古学を学びます。トピッククラスは現在ホットな内容の授業を取り込む予定で、授業形態などはとくに考えていません。パブリック考古学などは今後必要となる授業でしょう。水中考古学は一般に自分の仕事をアピールすることが成功の秘訣であることは欧米の成功の例をみるとはっきりしています。</p>
<p>	さて、授業数ですが、日本の大学については良く調べていないので単位数などはかなり適当です。基本（必修）の7クラス、そしてほかの3つの部門から5つの計１２クラスほどでしょうか？これに先ほど書いたように考古学・歴史・言語を加えます。現段階では簡単な構想を練っている状態なのでまだまだ雑なカリキュラムですが、もう少し日本の大学の制度を勉強し、より現実的なプログラム計画を作る予定です。また、これらそれぞれのクラスについてもより細かい内容も考えていく予定です。</p>
<p><font size="4">基本クラス</font></p>
<p>水中考古学の基礎</p>
<p>海事考古学（Nautical Archaeology）</p>
<p>海洋考古学　（Maritime Archaeology）</p>
<p>水中考古学実習　I　（サーヴェイ・発掘）</p>
<p>水中考古学実習　II　（写真・実測など）</p>
<p>保存処理　I</p>
<p>水中考古学の諸問題　（法律・水中文化遺産保護など）</p>
<p><font size="4">セミナー・ディスカッションクラス<br />
</font></p>
<p>セミナー　水中考古学史</p>
<p>セミナー　アジアの船</p>
<p>セミナー　船の歴史　ルネサンス以前</p>
<p>セミナー　アメリカ・ヨーロッパの船</p>
<p>セミナー　人類と水　</p>
<p><font size="4">実習</font></p>
<p>実習　水中考古学実習　III　（ダイブマスター・ROV・CGなど）</p>
<p>実習　保存処理　II　（金属・無機物）</p>
<p>実習　保存処理　III　（有機物）</p>
<p><font size="4">水中考古学トピック</font></p>
<p>トピック　深海考古学</p>
<p>トピック　パブリック考古学　（博物館・バーチャル考古学など）</p>
<p>トピック　自然科学と水中考古学</p>
<p>水中考古学の基礎</p>
<p>	この授業では水中考古学という学問の存在意義、歴史・考古学研究における重要性を学びまず。また、日本では曖昧であるこの学問の定義を行います。ごく簡単ではありますが、Nautical Archaeology,　Maritime Archaeology、そして　Underwater Archaeologyの違い、それぞれの学史を学びます。また、調査の基本的な流れである事前調査、サーヴェイ、発掘、記録・実測、研究、保存処理、出版、遺跡の保護と活用を学びます。学生の最初の必修授業となり、これから水中考古学を学んでいく上で最低限必要な基礎知識を身につけます。</p>
<p>海事考古学　（Nautical Archaeology）</p>
<p>	海事考古学、つまり、船舶・船・港の考古学を学びます。古代の船（丸木舟や葦船）から始まり、ギリシャ・ローマ時代、アラブの船、中世アジアの船、大航海時代の船、鉄船の出現、そして現代に残る伝統船大工に至るまでの船の発達の歴史を勉強します。また、船の考古学に必要な船体用語や船の構造について詳しく学びます。主に船の構造哲学、建造方法の変遷、港の構造などについて学びます。</p>
<p>海洋考古学　（Maritime Archaeology）</p>
<p>	海洋考古学、簡単に解説をすると人が海（および水）とどのような関係を保ちつつ現代の社会が形成されてきたかを学ぶ学問です。船の研究においても特にその社会的重要性を強調します。また、海岸にある遺跡、湖の遺跡、水没遺跡なども学びます。狩猟・農耕のほかに海からの資源に頼る文化、ポリネシアなどの島の考古学など多岐にわたり、海洋文明について研究します。</p>
<p>水中考古学実習　I　（サーヴェイ・発掘）</p>
<p>	水中考古学はその環境により多少の技術的制約を受けます。また、水中では地上で当たり前に行うこともできない場合があります。水中で無駄なく、安全に作業する技術を身につけます。サーヴェイの方法、ソナーや時期探査の基礎、水中実測の基礎、水中写真の取り方などを実践で学びます。安全面を確実に確保できるようなプランの立て方などを学びます。　</p>
<p>水中考古学実習　II　（写真・実測など）</p>
<p>	水中での発掘は水中考古学のほんの一部であり、考古学の研究は発掘後の遺物の管理・保存、実測、そして研究・解釈に重点が置かれます。この授業では発掘後の作業の実習を行います。データベースの作成、写真撮影、実測図作成、遺物・遺跡の展示・活用を学びます。また、船のラインの作成、簡単なモデル作成を行います。</p>
<p>保存処理の基礎　I　</p>
<p>	水中での発掘の際に欠かせない技術、それが保存処理です。長い間水に浸かっていた遺物は空気に触れると破損が始まります。適切な保存処理なくしては発掘をした意味が無くなり、盗掘・トレジャーハンティングのほうがまだましということになります。このクラスではなぜ保存処理が必要なのかということ、また遺物に対する取り組みから始まります。保存処理に必要な基礎的な化学を学んだ後、有機物及び金属などの無機物の処理を学びます。主にレクチャーが中心ですが、少し実験・ラボなども組み込みます。</p>
<p>水中考古学の諸問題　（法律・水中文化遺産保護など）</p>
<p>	水中考古学と陸上の考古学の大きな違いは水中の遺物は法律上なぜか陸上とは違った扱いを受けています。このことを理解し、また、日本以外の国に法律、国際法などを学びます。国連の海の法律、UNESCO・ICOMOSの水中文化遺産の取り組み、そしてアメリカ・イギリス・オーストラリアなどの例も見ます。トレジャーハンターやサルベージなどの問題点も論議し、水中文化遺産保護への活動についても論議します。また、日本国内での関心の低さについてもどのように対処していくべきかなどもトピックに考えています。</p>
<p>セミナー　水中考古学史</p>
<p>	水中考古学の発達の歴史を見ていく授業です。最初は技術的な問題をどのように解決してきたかを学びます。スキューバの発達、発掘技術の確立、サーヴェイ機器の発達と応用などを実際の調査に使った例から学びます。保存処理の応用の実例、例えばヴァーサやメリーローズ、ベル号について紹介します。テクニカル的なことを学ぶより、どのようにその技術を応用してきたかを重要なポイントと考えています。また、簡単にではありますが海事考古学の歴史、海洋考古学の歴史も学びます。そのほかとくに水没遺跡についてもここでは取り上げてみます。</p>
<p>セミナー　アジアの船</p>
<p>	タイトルどうりの授業になるでしょうが、まだアジアでは資料が少ないため歴史や文献資料などが中心になるでしょう。大きくインド洋も含めています、ただし、東南アジア、インドの船が中心です。船の発達から始まります。船の構造の発達を中心に進めていきます。隔壁の発達、東南アジアの縫合船、日本の丸木舟、準構造船から遣唐使船、関船などを経て最終的に弁財船、そして西洋の船との融合を見るまで学びます。ジャンク、そしてヨーロッパの登場による地域への影響なども学びます。また、東南アジアのトレジャーハンティングの問題についても軽く触れます。</p>
<p>セミナー　船の歴史　ルネサンス以前</p>
<p>	船の発達の歴史を学びます。メソポタミア、エジプトなどの船を学び、ギリシャ・ローマ時代の豊富な考古学資料から船体主体構造の変遷、海事考古学の発達の歴史も学びます。また、北欧の船、ヴァイキングの船、ハンザ同盟のコグ、そして大型船の登場まで学びます。アラブの船、アフリカの船についても地中海世界との関連で紹介します。地中海に多数存在する港についても学び、船体構造だけでなく船と人類の関係についても学びます。</p>
<p>セミナー　アメリカ・ヨーロッパの船</p>
<p>	ルネサンス期のイタリアの都市国家が発達させた貿易から始まり、スペイン・ポルトガルの大航海時代の船も学びます。ヨーロッパ諸国のアジア・アフリカ・アメリカへの進出の歴史、貿易ルートの確立、そして地域社会への影響を船と人の観点から見ます。また、アメリカ住民の船についても簡単に学びます。大型船の発達、武器の発達、そして木造船から新しい素材への変遷について学び、最後は第二次世界大戦と飛行機の発達を含めます。</p>
<p>セミナー　人類と水　</p>
<p>	海洋考古学のセミナーです。水中考古学では技術やテクニカルな側面、そして保存処理を学び、他のセミナーは船の構造などについて詳しく見ましたが、このセミナーは人類学的アプローチを取ります。海と人間がどのような関係を保ちつつ現在に至ったのかを主な主題とします。海岸での海との生活、島の考古学、人類のたどった道のりを学びます。また、遺跡のマネージメントも実例を紹介します。</p>
<p>実習　水中考古学実習　III　（ダイブマスター・ROV・CGなど）</p>
<p>	水中考古学実習I・IIでは水中考古学を学ぶ者に最低限必要な技術を教えますが、この実習ではさらに高度なテクニカルな技術の習得を目指します。プロジェクトを行う際に実際にマネージメントを行うことを目指す生徒を対象とします。レスキューダイビング、洞窟でのダイブなど特殊な技術を習得します。ダイビングでは安全面を確実に確保できるようなプランの立て方などを学びます。　　また、水中ロボットの簡単な構造、マルチビームなどの情報処理など海洋学のテクニカルな側面も学びます。その他、写真や実測図、CGの作成など発掘後の作業についても詳しく習得します。</p>
<p>実習　保存処理　II　（金属・無機物）</p>
<p>	保存処理Iはセオリーを中心に学びましたが、保存処理IIでは実際の遺物などを使い保存処理のプランを自分で作成し、それに沿って保存処理を行います。金属は薬品処理、錆びの除去、ER法による鉄の処理を学びます。石器や土器については復元や合成樹脂の使い分けを学びます。</p>
<p>実習　保存処理　III　（有機物）</p>
<p>	保存処理IIIも基本方針は保存処理IIと同じです。ただし、有機物の保存を行います。木材をPEG（ポリエチレングレコール）、糖アルコール、シリコンオイルなどによる処理の方法だけでなくメリットやデメリットも考えます。木材のほかに布、紙、皮などの遺物、さらには骨などの動物（及び人間）の一部の保存も行います。</p>
<p>トピック　　深海考古学</p>
<p>	深海考古学とは水中考古学の分野でも特にスキューバを使っての発掘が現実的でない水深５０ｍ以下にある遺跡を対象とする考古学です。なぜこのような水深にある遺跡の発掘が必要なのか、そしてアプローチの方法を紹介します。ROVやソナーなどの基礎知識、発掘方法などを調査例などから学び、現実的な学問の成立を目指します。</p>
<p>トピック　　パブリック考古学　（博物館・バーチャル考古学など）</p>
<p>	パブリック考古学とはつまり考古学者が一般の人々とどのように向き合って考古学、文化遺産の保護を理解してもらうかということを考えることです。遺跡の活用法について学びます。マスコミと考古学の対立・協力、一般向けの出版、インターネットの利用などです。また、博物館のマネージメントも考えます。水中考古学は考古学者以外から非常に注目されやすい分野ではありますが、発掘などのプロジェクトが大掛かりなことが多く税金などを使い国が中心となりこの学問の発達に勤めなければならないのは明らかです。しかし、それができていない国とできている国の差があるのはなぜか？そしてそれを変えていくのは一般の理解が必要です。</p>
<p>トピック　　自然科学と水中考古学</p>
<p>	考古学は近年になり様々な自然科学をその研究に取り込んでいます。もちろん年代測定などはそのおもな内容です。保存処理には化学の基礎が’必要ですし、海で作業をする水中考古学は海洋学も学ぶ必要があります。そして木材の樹種判別、花粉・プラントオパールの研究、動物考古学など自然科学の基礎を学びますが、水中考古学に応用された例も取り上げてその問題点なども学びます。そのテクニックを身に着けるのではなく、それぞれの応用法、また研究を依頼するにも自分である程度の理解が必要です。遺跡をマネージメントしていく上で必要な情報を見につけます。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>Introduction</title>
		<link>http://www.nauticalarchaeologyjp.com/article/univ/ecu/20051020220.html</link>
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		<pubDate>Thu, 20 Oct 2005 13:47:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Randall Sasaki</dc:creator>
				<category><![CDATA[ECU]]></category>

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		<description><![CDATA[アメリカで水中考古学が学べる大学にＥＣＵがあります。今年から、Ｍｉｃｈｅｌｌｅという学生がＥＣＵで勉強を始めました。彼女は日本にも何年か住んでいたそうで、日本語もしっかり話せます。（本文は彼女が日本語で]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>アメリカで水中考古学が学べる大学にＥＣＵがあります。今年から、Ｍｉｃｈｅｌｌｅという学生がＥＣＵで勉強を始めました。彼女は日本にも何年か住んでいたそうで、日本語もしっかり話せます。（本文は彼女が日本語で書いたものです）近い将来、日本の水中・海洋考古学の発展に貢献したいと頑張っています。そんな彼女がまずは簡単な大学の紹介文を書いてくれました。これからもアップデートや詳しい情報などが提供されると思います。</p>
<p><span id="more-220"></span></p>
<p>East Carolina Universityは、アメリカの東部のノースカロライナ州にある大学です。１９８１年から「水中考古学」ではなく「海洋史」(Maritime History)というマスターコースが設立されました。また、同時に「海岸・海洋文化財保護科」CRM（Coastal Resource Management）の博士コースもできました。マスターコースは大体２年かかります。ほとんどの学生はアメリカ海洋史関係を勉強していますがやる気さえあれば他のトピックも勉強できます（私はまだ１００％決まっていませんが、卒論の話題は多分日本の出島の海洋文化について書くのではないかと思っています…）</p>
<p>１年目は、ほとんどの学生がダイビングの特別コースを受けます。Black-Water trainingと呼ばれるトレーニングもこのコースに含まれます。ECUのフィールド・スクールはよくカロライナ州の川でも行われ、透明度がゼロでも安全にもぐれるための訓練です。普通のコースでは１年目の夏に一つ、そして２年目の秋に１つ（計２つ）のフィールド・スクールに参加することができます。最近のはカロライナ州の川や五大湖などの研究を主に行いますが、以前カリブ海でもフィールド・スクールが行われたそうです。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>―Texas A&amp;M University is, you know,・・・―</title>
		<link>http://www.nauticalarchaeologyjp.com/article/univ/tamu/20050924204.html</link>
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		<pubDate>Sat, 24 Sep 2005 05:19:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Randall Sasaki</dc:creator>
				<category><![CDATA[Texas A&M]]></category>

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		<description><![CDATA[先日、ＴＡＭＵを訪れた学生さんから体験レポートを書いてもらいました。学校の様子、保存処理ラボでの体験、ハリケーンＲｉｔａなどなど。 ＴＡＭＵのキャンパス内 ＩＮＴＲＯＤＵＣＴＩＯＮ Texas A&#038;M Univ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>先日、ＴＡＭＵを訪れた学生さんから体験レポートを書いてもらいました。学校の様子、保存処理ラボでの体験、ハリケーンＲｉｔａなどなど。</p>
<p><img src="http://www.nauticalarchaeologyjp.com/wp-content/uploads/Building.jpg" width="450" height="338" alt="" class="left" align="left" />ＴＡＭＵのキャンパス内<br />
<span class="clear"></span></p>
<p><span id="more-204"></span></p>
<p><strong>ＩＮＴＲＯＤＵＣＴＩＯＮ</strong></p>
<p>Texas A&#038;M University (TAMU)は私が大学１年のころからの憧れの大学でした。そこには世界的に著名な団体、Institute of Nautical Archaeology （INA）があり、Nautical Archaeology Program（NAP）とともに水中考古学の授業を教えている。高校時代に新しい考古学に興味を持った。水中考古学である。これはトレジャーハンターな海底探検などとは全く違い、学術的な考古学の一分野で水没した遺跡や沈没船の調査を行う。ＩＮＡで将来勉強したいと考えているので、大学在学中に一度ＴＡＭＵを訪れて見るべきだと思った。</p>
<p><strong>FIRST VISIT</strong></p>
<p>２００４年の夏休みにこの計画が実行された。海外へ行くのは初めてだったが、なんとか無事にＴＡＭＵの隣町、Ｂｒｙａｎにたどり着くことができた。私はＲａｎｄａｌｌ　ＳＡＳＡＫＩ氏の家に滞在することになった。彼のルームメイトであるジョージが大学まで連れて行って教授や他の生徒などに私のことを紹介してくれた。<br />
	大学は今までに見てきた学校で一番規模が大きいものであったため、大学を探索してみた。また、教授（Ｄｒ．Ｗａｙｎｅ　Ｓｍｉｔｈ，Ｄｒ．Ｋｅｖｉｎ　Ｃｒｉｓｍａｎ，Ｄｒ．Ｃｅｍａｌ　Ｐｕｌａｋ）と話す機会や、クラスにも参加することが出来た。Ｄｒ．Ｃｒｉｓｍａｎには保存処理ラボに連れて行ってもらって保存処理の勉強が出来た。<br />
	アメリカの滞在中、平穏なときを過ごし、また、町の人々がとても親切であったので、ＴＡＭＵはとても良い環境にある大学であると感じた。大学の規模は大きく、また、学内にはいろいろなレストランやお店があり、生活に必要なものは大体学校のそばで買うことが出来る。しかし、町には公用交通機関があまりないため、学校へ来る前に事前に知り合いなどに連絡を取っておくことを進める。車がないと生活しにくい場合がある。</p>
<p><img src="http://www.nauticalarchaeologyjp.com/wp-content/uploads/Billboard.jpg" width="450" height="600" alt="" class="left" align="left" />Ａｎｔｈｒｏｐｏｌｏｇｙ　Ｂｕｉｌｄｉｎｇの中にＩＮＡがあります。</p>
<p><strong>COMING BACK TO TAMU</strong></p>
<p>２００５年の９月にＴＡＭＵに戻る事を決めた。今度は“水中考古学の父”と呼ばれる教授に会うこと、クラスに参加すること、そして卒業論文に必要な文献を集めることを目的とした。約２週間ほど滞在する予定である。<br />
	大学ではＥｖａｎｓ　Ｌｉｂｒａｒｙ(大学のメイン図書館)やＮＡＰ図書館で資料集めを行った。ＮＡＰ図書館では水中考古学、海洋文化、船など様々な資料・文献があった。とくにジャーナルをくまなく調べた、特にInternational Journal of Nautical Archaeology(ＩＪＮＡ), Das Logbuch, The Mariner’s Mirrorなどである。Ｅｖａｎｓ　ＬｉｂｒａｒｙはＮＡＰ・ＩＮＡのあるビルの隣にあり、最初はコレクションの数が多いため迷ってしまった。<br />
	また、クラスに参加することや、保存処理ラボで作業することも出来た。　Ｄｒ．Ｓｍｉｔｈの“水中考古学入門”や“考古学者のためのビジュアルグラフィクス”などのクラスに参加した。Ｄｒ．Ｓｍｉｔｈは穏やかな性格で、また生徒を笑わせることが得意な教授だった。彼のクラスは興味深く、またインフォーマルであった。Ｃａｐｅ　Ｇｅｌｉｄｏｎｙａ沈没船の話などでは遺物や船の構造などを分かりやすく解説していた。このクラスは学部生のためのクラスで、水中考古学に興味のある生徒はぴったりの授業である。</p>
<p><img src="http://www.nauticalarchaeologyjp.com/wp-content/uploads/Anchor CRL.jpg" width="450" height="338" alt="" class="left" align="left" />保存処理ラボの前にあるアンカー</p>
<p>	保存処理ラボはＲｉｖｅｒＳｉｄｅ　Ｃａｍｐｕｓにあり、メインのキャンパスから車で１０-１５分ほどの距離にある。１日目は二つの仕事が与えられた。一つは遺物パズル（？）で、もう一つは遺物の表面の余分なシリコンオイルを除去する作業である。遺物パズルでは幾つか組み合わせを見つけることができたものの、慣れが必要な作業だと思った。次の作業は有機物を薬品につけ、シリコンを洗い流す作業であったが、細かい破片などもシリコンでベトベトであったため、扱いにくかった。次の日、何か他の仕事が無いかと聞いたら、快く別の仕事を与えてくれた。新しい作業は小さなドリルでコンクリーションを少しずつはがしていく作業である。金属が長い間水に浸かっていると、コンクリーションと呼ばれる硬い殻のようなもので覆われてしまう。この殻を除去しないことには保存処理は進まないのである。コンクリーションをドリルで壊していく際、遺物の表面を傷つけないよう注意を払いながら作業を進めた。このように地道な作業ではあったが、非常に興味深い体験ができた。</p>
<p>ドリルを使い遺物に付着したコンクリーションを取り除く</p>
<p>	ジョージ・バス教授(水中考古学の父)とは昔から会ってみたいと思っていた。彼がＩＮＡを設立した本人である。去年はバス教授が大学にちょうどいなかったため会うことが出来なかった。彼は私を見つけては丁寧に挨拶をしてくれて、彼のオフィスでしばらく話をすることが出来た。<br />
	運が悪いことに、ハリケーンＲｉｔａのおかげで帰りの飛行機の日程を変更しなければならなかった。Ｈｏｕｓｔｏｎ行きの道路は混んでいることが予想され、また航空会社の電話もなかなかつながらなかった。</p>
<p><img src="http://www.nauticalarchaeologyjp.com/wp-content/uploads/Hurricane Rita.jpg" width="450" height="338" alt="" class="left" align="left" />ハリケーンＲｉｔａに備えて買い物(主に食料品)を買いあさる人々</p>
<p><strong>CONCLUSION</strong></p>
<p>ＴＡＭＵはとても良い大学であり、また、ＮＡＰも勉強のしがいがあるプログラムだと思った。このほかにもアメリカ、オーストラリア、イギリス、イスラエルなど世界では水中、海洋、海事史考古学など学べる大学はいろいろある。しかし、私個人の感想としてはＴＡＭＵが一番自分にはあっていると思った。</p>
<p>本文</p>
<p>INTRODUCTION</p>
<p>Texas A&#038;M University (TAMU) has been the institute of my desire since I was a first-year college student.   There is the most excellent establishment in the world named INA: Institute of Nautical Archaeology.   And then, INA provides some classes and courses in its program NAP: Nautical Archaeology Program.   When I was a high school student, I got interested in a new archaeology; underwater archaeology that is by no means a treasure hunting or underwater adventure, but an academic field of archaeological study about submerged sites or sunken ships.   Therefore, I thought that if I wished to study at INA I should go to Texas and visit TAMU someday within 4-year college life.</p>
<p>FIRST VISIT</p>
<p>On summer vacation in 2004, my plan to visit Texas was put into practice. That was the first time I went overseas and visit the States.   Although, on my way to Texas, I had some troubles and difficulties such as being captured by a homeless, I could arrive at Bryan without any danger.   While I was in Texas, I stayed in the house of Mr. Randie J. Sasaki, who is a builder of this Site.   I was a kind of , you know, his henchman.   Then, roommate George kindly took care of me while I was staying there.   He took me to the school and introduced me to his friends and professors.<br />
In TAMU, I tried to look around as many building as possible because the university was the grandest and largest I had ever seen.   I got soon curious about this college.   Besides, I joined some classes and talked with 3 professors: Dr. Wayne Smith, Dr. Kevin Chrisman and Dr. Cemal Pulak.   Dr. Chrisman took me to Conservation Research Laboratory and I had an opportunity to see a kind of conservation process.   I will explain the detail about class and lab work later.<br />
Nothing terrible happened in College Station and Bryan.   Texas A&#038;M University is very nice place, and people are pretty friendly and kind.   The campus site of TAMU is so extensive that I could not visit all of the building even for 2 weeks.    There are many kind of store like bookstore, convenience store, restaurant and so on.    I had enjoyable time even in just looking around there.   Possibly, you can find any item that you need in your campus life.   The only uncomfortable thing in College Station is that there is no public transportation such as bus, train, etc.   Therefore, if you want to visit Texas A&#038;M University, it is better for you to make friends with anyone or make an appointment to the persons concerned in advance.   Otherwise, you would have difficulty in traveling around.   Automobile must be indispensable there.</p>
<p>COMING BACK TO TAMU</p>
<p>In next September 2005, I returned to TAMU in order to meet with “the Father of Underwater Archaeology”, attend some classes and collect some materials for my thesis.   This time was 2-week stay, too.<br />
In the campus, I spent almost all of the time to search for useful written sources in Nautical Archaeology Library and Evans Library.   Nautical Archaeology Library in Anthropology Building has a plenty of books and journals not solely on nautical archaeology, underwater archaeology, maritime history but also on ships and nautical society.   I mainly researched in International Journal of Nautical Archaeology(ＩＪＮＡ), Das Logbuch, The Mariner’s Mirror and so forth.   Another one, Evans is just in front of Anthropology Building and it seems to be the largest library in TAMU.   Because of its great number of books and its complexity of layout, first visitor may have trouble in finding and become frustrated, I guess.<br />
Also, I had an opportunity to attend some classes and to experience conservation tasks in Conservation Research Laboratory.   In this stay, Dr. Smith allowed me to join two of his classes such as introduction course of underwater archaeology and computer class.   He is so cheerful and gentle.   Everyone in the classroom could not avoid being made cheerful by him.   Actually, his classes were very exciting and informative.   In the underwater archaeological introduction class, he took Geridnia Sunken Ship as an example.   Some of the artifacts retrieved from that site and the features of the ship were explained.   That is likely to be a class for undergraduate students.   If you are interested in archaeology and ship, this class must be absolutely beneficial, I think.<br />
Conservation Research Laboratory is in Riverside Campus, 10 or 15 minute distant by car.   On the first day in the laboratory, Randie-san gave me two types of job. One is like an artifact puzzle, another is artifact cleansing with silicone oil.   In the former one, although I had to put not a few fragments of artifact together, I just completed two possible sets of fragment.   I thought that that kind of task needed getting more accompanied.   In the latter one, I cleaned dispersed pieces of wooden or leather artifact with silicone oil.   Paying attention was required to that job because a chunk of the artifacts were terribly oil-stained and sticky.   On the other day, I was let to do a more exiting job.   I asked Jim ”Can I do anything for you?” and then, he said “Yes.”   Next task was like concretion removing by tremble drill.   Metal or wooden artifacts recovered from underwater are often covered with solid concretion.   Hence, it has to be removed in the process of conservation.   This job using a drill needed paying more attention so as not to scratch surfaces of the artifact over.   But, concretion removing was considerably exciting and interesting to me.<br />
I had wanted to meet with Dr. George F. Bass since I was a first year college student.   He is called “the Father of Underwater Archaeology” and he also established INA in TAMU.   On last year, I could not see him because he was not there.   In this visit, I had a chance to meet with him.   Probably, he unexpectedly found me in Student Room, and he politely introduced himself to me.   I had a good conversation time with him for a while in his office.<br />
     Unfortunately, I had to reschedule my flight because hurricane Rita was just coming to Houston.   On weekend, the route from Houston seemed to be very crowded and the telephone line to airline company was also busy.   I had to spend the last 3 days in the house.   That was a terrible experience.</p>
<p>CONCLUSION</p>
<p>Again, Texas A&#038;M University is a very nice place and Nautical Archaeology Program in there is worth your while to study.   There are several institutes in the U.S.A., Australia, the U.K or Israel where you can specialize in maritime, underwater or nautical archaeology.   I am sure that TAMU is the best.   But, be careful of the weather in the States, you know.</p>
<p>Submitted by Li Shuwen  (Sep 2005)</p>
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		<title>水中考古学の発展と関連法の整備</title>
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		<pubDate>Mon, 08 Aug 2005 04:17:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Jun Kimura</dc:creator>
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		<description><![CDATA[所謂、水中考古学の研究に関する先進国として、英語圏においてはアメリカ、イギリス、オーストラリアといった国をあげることができると思います。この3カ国のなかで、あえてオーストラリアの水中考古学研究の特徴をあげ]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>所謂、水中考古学の研究に関する先進国として、英語圏においてはアメリカ、イギリス、オーストラリアといった国をあげることができると思います。この3カ国のなかで、あえてオーストラリアの水中考古学研究の特徴をあげるならば、その関連法の充実ということができるのではないでしょうか。オーストラリアの水中考古学の発展はその関連法に支えられた面が少なくありません。ここではオーストラリアを事例に、水中考古学の関連法について考えてみたいとおもいます。</p>
<p><span id="more-166"></span></p>
<p>      所謂、水中考古学の研究に関する先進国として、英語圏においてはアメリカ、イギリス、オーストラリアといった国をあげることができると思います。この3カ国のなかで、あえてオーストラリアの水中考古学研究の特徴をあげるならば、その関連法の充実ということができるのではないでしょうか。オーストラリアの水中考古学の発展はその関連法に支えられた面が少なくありません。ここではオーストラリアを事例に、水中考古学の関連法について考えてみたいとおもいます。</p>
<p>       オーストラリアの水中考古学の発展させるきっかけとなったのが、1963年にダイバーによって西オーストラリアで発見された東インド会社船籍の沈船バタヴィア（Batavia）とギルト・ドラゴン（Gilt Dragon or Vergulde Draeck）でした。当時、スキューバ・ダイビングが徐々に普及し、上記の2隻の東オランダ会社船を含め、沈船に対するトレジャーハントとサルベージの影響は考古学者や文化財関係者にとって無視できないものになりつつありました。オーストラリア水域の沈船に関する法律で、当時あえて関連性を見出せるものは1912年制定の「航海法」ですが、これは沈船の所有者に積荷の所有権とサルベージ権を認めただけのものであり、遺跡・文化財保護の観点に立てば、効力を発揮しないものでした。そこで、西オーストラリア博物館は博物館法を改定し、その保護対象を水中の沈船に拡大することで、ダイバーによる遺跡破壊を防ごうとしました。また、実際に西オーストラリア海域の沈船に関する調査を進めるため、専門の調査員を置くことになりました。調査対象となった沈船はオランダ船籍の船であったために、オランダ政府との間で調査に関する合意が1972年ANCODS &#8211; Australian Netherlands Committee on Old Dutch Shipwrecksによって図られました。また、1973年には沈船のみを保護対象とした法律Maritime Archaeology Actを州レベルで制定することになります。</p>
<p>	オーストラリアは各州政府が強い権限を持っていますが、やがて連邦政府も自国の海域の沈船保護の必要性を認識するところとなり、1976年に制定されたのがHistoric Shipwreck Actです。法律の制定過程では、西オーストラリアでの法整備の経験が活かされたのは言うまでもありません。以前、西オーストラリアでは沈船発見者のダイバー権利等に関する問題が、司法の場に持ちこまれたこともあり、関連法の制定が複雑な性格を帯びることを関係者は理解していました。その後1993年の法律改正で、沈船はより効果的に保護されるようになります。改正以前の法律では、沈船はオーストラリア首相によって歴史的に価値を有すると判断されて始めて保護対象となりましたが、改正後は沈没後75年を経過した船は自動的に「包括的保護」を受けるようになりました。文化財保護の観点から見れば、沈船にたいして、このように強い効力を発揮する法律は世界を見渡してもあまり例がありません。　</p>
<p>	Historic Shipwreck Act 1976制定後、何度かの改正を重ねており、効果的に働くように今も議論が続けられています。現在では、75年という保護基準となる数値にたいして議論があり、また、保護対象を沈船以外の水中・水底文化財に拡大するべきとの意見が出されています。この連邦法が沈船を主な保護対象としたところから、オーストラリアではMaritime Archaeology=海事考古学が発達しました。しかしながら、オーストラリアの州なかには、かつては陸上にあり、現在は水中に没してしまった先住民族の遺跡を、州独自の水中文化財法で保護しているケースもあります。保護対象が広がることによって、オーストラリアの海事考古学の研究がさらなる発展をみる可能性もあります。</p>
<p>	オーストラリアの海事考古学の30年以上にわたる関連法の整備から生まれた知識と経験は高い評価を与えることができるとおもいます。国際機関the International Council for Monuments and Sites (ICOMOS)文化財保護の概念を水中に拡大するために、1992年International Committee on Underwater Cultural Heritage (ICUCH)を専門委員会として組織しました。同委員会で最初の議長役を担ったのが西オーストラリア海事博物館のハンダーソン（Henderson）氏です。</p>
<p>	日本では埋蔵文化財法で水中の遺跡を保護対象に含めることになっています。水中だけを特別視することなく全ての文化財を保護対象に含めることは、確かに重要な点であるとおもいます。しかしながら、オーストラリアが試行錯誤のなか、30年をかけて整備した関連法が、海事考古学の発展を支えた側面を持ち、現在は世界的にその努力が評価されていることを考えた際、日本における水中・水底文化財関連法の議論を軽視することはできません。例えば、日本船籍の船が自国の海域外で発見された場合、そのような事例に単に現行法を適用して対処するのか、あるいは十分な知識と経験に基づき文化財保護の点に立って対処するのかでは大きな違いがあります。水中・水底文化財の管理・保護が陸上の遺跡と同様に議論されるなか、今後日本においても専門的な知識と経験に基づいた関連法についての研究が必要だと考えられます。</p>
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		<title>水中考古学者であること</title>
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		<pubDate>Sat, 11 Jun 2005 01:51:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Jun Kimura</dc:creator>
				<category><![CDATA[Flinders University]]></category>

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		<description><![CDATA[以前、水中考古学とはどのような学問であるかを、海事考古学、船の考古学との比較を通じて考えてみました。今回は、オーストラリア海事考古学研究所（AIMA =Australian Institute of Maritime A [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>以前、水中考古学とはどのような学問であるかを、海事考古学、船の考古学との比較を通じて考えてみました。今回は、オーストラリア海事考古学研究所（AIMA =Australian Institute of Maritime Archaeology） が提示する倫理規定（Code of Ethics）を参考にして、実際に学問を実践する水中考古学者とはどのような人達であるかを考えてみます。</p>
<p><span id="more-128"></span></p>
<p> いわゆるトレジャーハンターと呼ばれる人達と水中考古学者の間では、どのような違いがあるのでしょうか？　水中考古学者とはどのような人達を指すのか、そこでは色々な解釈が考えられ、定義することに難しいのは間違いありません。しかしながら、水中考古学とはどのような学問であるかを考える上で、それを明らかにすることは非常に重要です。</p>
<p> 何よりもまず水中考古学に携わる人達を水中考古学者と考えることができます。オーストラリアでフリンダース大学、ジェームズ・クック大学、西オーストラリア大学（2005年末開講予定）といった研究機関が大学院レベルで水中考古学のプログラムを提供し、国内の水中考古学者が学生の指導に当たっています。また、オーストラリアでは、連邦法と各州の州法により沈船等の水中文化財を保護することが義務付けられていることから、水中考古学者とは、この法律の下で、水中文化財の研究・保護・管理に携わる人達を指すとも考えられます。一方で、各州では西オーストラリア州の様に、博物館が法律の実施を委任されているケースもあれば、タスマニア州のように州政府が専門の部署を設けている場合もあり、水中考古学者がどの機関に属しているかは州ごとに違いがあります。このように水中考古学の関連機関に所属するかたちで水中考古学者が存在します。</p>
<p> オーストラリア海事考古学研究所（AIMA）はその倫理規定（Code of Ethics）のなかで、明確に水中考古者の定義を提示しています。倫理規定によると、「海事考古学者とは、海事考古学もしくは海事考古学に関連する他の考古学分野における、大学院学位・業績を持つ者。あるいは州政府・連邦政府から海事考古学者として承認を得た上で、オーストラリア国内・領域内の遺跡を特定、評価、論評、研究することにおいて、海事考古学の理論・方法論・実践を適用する経験を最低2年半、専任として有する者」とあります。海事考古学者と呼ばれる人達すべてに、この定義が厳密に適用されるかどうかは別として、この倫理規定は一定の指針を示している点で意義があるとおもいます。倫理規定の中では、さらに海事考古学者の社会、同じ分野の研究者、仕事上の関係者に対する責任と研究を行う上での行動倫理が定められています。</p>
<p> トレジャーハンターと水中考古学者の一線を分けているのはこの行動倫理にあることは間違いありません。両者が法律を遵守することは当然のことですが、水中考古学者は倫理規定を守ることで、水中考古学の実践者として自らを定義できると考えられます。</p>
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		<title>Maritime Archaeology Field School</title>
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		<pubDate>Sun, 01 May 2005 16:38:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Jun Kimura</dc:creator>
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		<description><![CDATA[フリンダース大学大学院ではコースワークの一科目として、水中考古学実習（Underwater Archaeology Field School）を実施しています。2005年2月にはタスマニア州で、実習が行われました。ここで [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>フリンダース大学大学院ではコースワークの一科目として、水中考古学実習（Underwater Archaeology Field School）を実施しています。2005年2月にはタスマニア州で、実習が行われました。ここではフリンダース大学の水中考古学実習の紹介をすることで、大学が提供する水中考古学プログラムへの理解を深めたいとおもいます。</p>
<p><span id="more-106"></span></p>
<p>フリンダース大学は水中考古学実習を通して学生に水中での調査・発掘方法、図面作成、ビデオ・写真撮影の方法等、水中考古学のフィールドワークに必要な技術を学ぶことができるプログラムを提供しています。実習期間中にはAIMA（Australian Institute for Maritime Archaeology)とNAS（Nautical Archaeology Society)が提供するAIMA/NASプログラムのパート1を学ぶことが義務付けられています。実習は大学院生を対象に実施されていますが、学部生も参加することが可能です。また、実習は大学院コースに正式に組み込まれているため、単位として加算されます。</p>
<p>　プログラムは1998年よりフリンダース大学とジェームズ・クック大学（James Cook University）の協力の下、学部生を対象に開始されました。1998・1999年はマグネティック島にてジェームズ・クック大学主体にプログラムが実施され、2001・2002年は南オーストラリア文化財局の協力を得て同州・ポートビクトリアで、2003・2004年はオーストラリア・ビクトリア州でビクトリア文化財局の協力を得て、プログラムが実施されています。2005年の実習は2月1日～18日までオーストラリア・タスマニア州のポートアーサーを拠点に行われました。</p>
<p>　　ポートアーサーはタスマニア南部、州都ホバートから南西に100km程に位置し、その歴史的背景からタスマニアでも有数の観光地として知られています。ポートアーサーは地域一帯が文化遺産として指定されており、今でこそ風光明媚な場所ですが、その歴史を遡ればオーストラリアでも特に重い罪を犯した囚人を服役させるための場所として植民されました。服役所は1830年代から70年代後半にかけて機能し、地域に残る建物が史跡として指定されています。</p>
<p>　　実習中に調査対象となったのは、ポートアーサー史跡地域の内外に点在する関連遺跡です。周囲には囚人が採掘した石炭を輸出した桟橋跡、船の建設場跡が確認されており、より詳細なデーターを収集することが学生に課せられます。約2週間の実習期間中に、学生は4名からなるチームに別れて、2つの遺構・遺跡を調査し、最終的に報告書を作成します。調査方法は教授から直接指示を受けるのではなく、チームに一任されます。各チームにはそれぞれ、平均2名の監督者がダイビングの安全確保と指導に当たります。この他、タスマニア州政府の水中考古学者、ポートアーサー史跡管理局の考古学者、考古学コンサルタント、アルスター大学(University of Ulster)の考古学者らが今回の実習では指導にあたりました。</p>
<p>　実習は学生にフィールド調査技術の習得、水中考古学の方法論の習得、水中遺跡に対する適切な解釈法、調査マネジメントの習得を目的にデザインされています。最終的に、学生はこの実習に参加することでAIMA/NASプログラムのパート1を修了することになります。フリンダース大学の実習はAustralian Institute for Maritime Archaeology＝AIMAのプログラムと密接に連携し、オーストラリア国内ではMaritime Archaeologyコースを提供する他の大学も同様の方針を取っています。現在オーストラリア国内ではフリンダース大学、ジェームズ・クック大学、西オーストラリア大学が水中考古学に関連するプログラムを提供していますが、これらの大学では水中考古学実習を通して、学生にAIMAのプログラムを実践する機会を与えています。</p>
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		<title>Maritime Archaeologyについて</title>
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		<pubDate>Mon, 18 Apr 2005 08:31:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Jun Kimura</dc:creator>
				<category><![CDATA[Flinders University]]></category>

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		<description><![CDATA[フリンダース大学で学ぶことができるMaritime Archaeologyは日本語訳にすると「海事考古学」となります。同様にこのサイトで扱っている水中考古学は&#8217;Underwater Archaeology&# [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>フリンダース大学で学ぶことができるMaritime Archaeologyは日本語訳にすると「海事考古学」となります。同様にこのサイトで扱っている水中考古学は&#8217;Underwater Archaeology&#8217;の、「船の考古学」は&#8217;Nautical Archaeology&#8217;の訳語にあたります。それぞれの学問領域は重複する部分がある一方で、専門研究分野は異なります。ここではMaritime Archaeologyの定義とは何かを、「水中考古学」、「船の考古学」と比較しながら考察します。</p>
<p><span id="more-92"></span></p>
<p>　Maritime Archaeologyの定義について、イギリス・ケンブリッジ大学のキース・マッケロイ（Keith Muckelroy)は著書「Maritime archaeology」の中で「海上における人の活動の痕跡を科学的に研究する学問」として上で、海事考古学、船の考古学、水中考古学の学問領域を図によって示しています。この図では、それぞれの専門性を6つの領域に分けています。</p>
<p>a：船の考古学において、例えば舟形石棺など、水中環境とは無縁な船そのもの関する学問領域。<br />
b：海事考古学、船の考古学において現在は水中には没していない、陸上で確認される船の研究。<br />
c：海事考古学において、上記と関連し特に船だけでなく人の海上活動に関わる全ての陸上の遺跡。<br />
d：海事考古学において、水中考古学、船の考古学全てに関係する学問領域。<br />
e：海事考古学において、航海に関するあらゆる研究領域。<br />
f：水中考古学において、海面の上昇により現在は水中に没した旧陸上地形面に残された主に旧石器時代の遺跡など、人の海上における活動とは直接関わりの無い学問領域。</p>
<p>　すなわち、海事考古学では航海に代表される過去の人の海上における活動に焦点を当て沈船を含め、港湾施設、船の積荷などの遺跡・遺物を扱うことを提唱しています。しかしながら、ここでマッケロイが示した概念はあくまでMaritime Archaeologyを中心に据えたものであり、現実には考古学者が「海事考古学」、「船の考古学」、「水中考古学」の3つの学問分野にまたがって、研究を行う場合も少なくありません。一方でテキサスA&#038;Mにおける「船の考古学」は学問の中心をあくまで考古学的な（特にClassical　Archaeologyを主体とした)船の研究に置いており、そこから導き出される人の活動を明らかにすることを目的にしています。欧米で提唱された海事考古学と船の考古学は人の水上における活動に主眼を置くという部分で共通していますが、これはNew ArchaeologyとAnthrolopogyの台頭が両分野において強い影響を与えたためであると考えられます。この問題についてはやや話がそれるため、また別の機会に述べたいとおもいます。</p>
<p>　オーストラリアではMaritime archaeologyが考古学の一領域として確立していますが、この背景を考えた場合には、イギリスの影響と共に、考古学者が水中の文化財に目を向ける契機となったのが、西オーストラリア州（Western Australia)でのオランダ東インド会社（VOC＝the Verenigde Oost-Indische Companie)の沈船の発見という事実があります。レジャーダイビングの普及とトレジャーハンターの活動が沈船に与える影響は、考古学者が無視できないほどの状況になり、沈船の研究と保護を目的に海事考古学が発展していきます。後には、オーストラリア国内においては国民が自らのアイデンティティを歴史に求める動きがあり、これが初期の移民船の研究につながっていきます。また、オーストラリアを代表する河川であるマレー川流域においては、水上活動に関する考古学的研究が実施され、国内の研究者の間では高く評価されています。重ねてオーストラリアの海事考古学では、歴史考古学（Historiacal Archaeology)との連携は非常に重視されています。</p>
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		<title>個人的にＴｅｘａｓＡ＆Ｍについて</title>
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		<pubDate>Mon, 18 Apr 2005 06:55:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Randall Sasaki</dc:creator>
				<category><![CDATA[Texas A&M]]></category>

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		<description><![CDATA[私が通うテキサスＡ＆Ｍ大学についてひとこと。 独断と偏見で私の思ってることを書きます。 このプログラムについての意見です。　 １９７６年に世界で始めて水中考古学を学べるプログラムが発足しました。それがＮａｕｔ]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>私が通うテキサスＡ＆Ｍ大学についてひとこと。<br />
独断と偏見で私の思ってることを書きます。<br />
このプログラムについての意見です。　</p>
<p>１９７６年に世界で始めて水中考古学を学べるプログラムが発足しました。それがＮａｕｔｉｃａｌ　Ａｒｃｈａｅｏｌｏｇｙ　Ｐｒｏｇｒａｍ（ＮＡＰ）です。　ＮＡＰはテキサスＡ＆Ｍ大学（ＴＡＭＵ）の人類学部の中に含まれています。Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ　ｏｆ　Ｎａｕｔｉｃａｌ　Ａｒｃｈａｅｏｌｏｇy（ＩＮＡ）は水中考古学研究所で独立した団体ではありますが、ＮＡＰ，ＴＡＭＵとは切っても切れない関係にあります。</p>
<p><span id="more-93"></span></p>
<p>マスターと博士号がありますが、大体の人はマスターを取得します。　マスター論文を書いたり、クラスなどを取り、そして教授のアシスタントや保存処理研究所で働いて経験をみます。生徒みずからプロジェクトを始める場合もありますが、教授やＩＮＡのプロジェクトに参加して実績を積みます。　一応、２年で終わるプログラムだそうですが、早くて３年、な かには６年ほどかかる生徒もいます。研究熱心な生徒が多いため、論文を中途半端で終わらせたくない学生が集まってます。</p>
<p>授業ですが、最初の一年は船の歴史についてが多いです。　多少テクニカルな面もあります。２年目からは保存処理や考古学論なども学びます。　海事史、航海の歴史、貿易のメカニズム、人と船（海）との関係などなどについて学びます。基本的には地中海、アメリカなどが主です。これはまだアジアなどではそれほど水中考古学が発達していないから仕方がないことなのでしょう。</p>
<p>しかし、海からの視点、船の基本的な構造学を学ぶわけであって、そのアプローチを習得するのがメインです。歴史のディーテールを覚えるのではなく、今までの考古学者が取ってきた研究方法、問題定義、問題解決の方法・論理を詳しく分析し、自分の研究したいテーマに応用させていくことを学びます。そのため、生徒のプロジェクトは教授が特に専門でない場合も多くあります。</p>
<p>よく勘違いされるのは”水中考古学”の技術を学ぶための大学と思われていることです。ＮＡＰではそのアプローチを覚えますが、技術は自分で身につけるものであるという考え 方が主流です。学ぶべきものは考古学方法論、問題解決の方法です。また、Ｎａｕｔｉｃａｌ　Ａｒｃｈａｅｏｌｏｇｙ（海事史考古学）であるため、”水中考古学”ではありません。船の研究がメインであるため、遺跡が水中にあることが多い。　そのため水中で発掘をする。　水中に遺跡があるからそれを研究するわけではありません。研究対象は“船と人間”です。　たまたま遺跡が水中にあるだけです。だから、“Ｕｎｄｅｒｗａｔｅｒ”　Ａｒｃｈａｅｏｌｏｇｙは学問として成り立たないのではないか？と考える人もいます。　</p>
<p>留学を考えているのなら、英語を確実にマスターすることが先決。　クラスはプレゼンテーションとディスカッションがほとんどです。　そのため、喋れないと全く始まらないと思います。私も初期は苦労しました。取っているクラスにもよりますが、今までに一番忙しかった学期の場合、４ヶ月でプレゼンテーション（３０-４５分）１２回、論文（３０－４０ページ）x2、その他のプロジェクトが幾つか（保存処理など）がありました。　この上に、アシスタントの仕事、マスター論文、なにか出版したい場合にはその論文などが加わり、さらには自分がプロジェクトを立ち上げる場合にはそのプロジェクトの資金調達のための申込書、その準備などが加わります。忙しい時は良く学校に泊り込みになります。週末は？どう なのかと聞かれそうですが、そんなものは存在しません。　　</p>
<p>やる気がないのであれば来る必要はないと思います。実際に卒業しても就職には全く役にたたないでしょうから。数年間をお金を払って忙しく働いて無駄にするようなものです。では、なぜここの大学に現在３人の日本人の学生がいるのでしょうか？それは、考古学が好きだからです。これ以外のことをやっても将来くいが残る生活をすることになるからでしょう。なんとかこの学問で生活をしていく、まともな生活が出来なくてもやりたいことができればそれでいい。そして今の日本には新しい考古学が必要だ！　そう考えている人にはお勧めの大学です。　　</p>
<p>個人的にはとてもいいプログラムだと思いますし、水中考古を学びたければここがたぶん世界一であることは間違いないと（自分では）思います。　実際に他の水中考古学を教えている大学を見ても、教授はＮＡＰの卒業生であったり、ＩＮＡのプロジェクトと深く関わっている人達が目立ちます。しかし、これから日本の水中考古の発展を第一目的と考えると、他の大学で学んだほうが良いかも知れません。　オーストラリア、イスラエル、イギリスにはとても良いプログラムがあります。ＮＡＰとは違ったアプローチを取っているプログラムがあります。また、技術をもっと中心に教えてくれる場所もあります。　それぞれの良いところ悪いところを学ぶにはその大学で実際に学ぶ必要があります。そして、それぞれの長所を最大限に学び日本に持ち帰ってもらいたいのです。　　</p>
<p>現在、日本ではこの学問を学べる環境は整っていません。しかし、世界各国の大学で学んだ学生が日本に戻ってその情報、技術、アプローチ、方法論をまとめあげ、さらに発展させていくことが出来ると思います。いろいろな経験を積んだ人を集めて日本の考古学をよりよいものに築き上げていきたいと思います。　</p>
]]></content:encoded>
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		<title>プログラム紹介</title>
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		<pubDate>Sun, 03 Apr 2005 15:10:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Jun Kimura</dc:creator>
				<category><![CDATA[Flinders University]]></category>

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		<description><![CDATA[　海外の研究機関における水中考古学に関する研究の情報は、日本では入手し難いのが現状であるため、今後数回にわたりオーストリアの水中考古学について紹介します。 ・Postgraduate courses in Maritim [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　海外の研究機関における水中考古学に関する研究の情報は、日本では入手し難いのが現状であるため、今後数回にわたりオーストリアの水中考古学について紹介します。</p>
<p><span id="more-61"></span></p>
<p>・Postgraduate courses in Maritime Archaeology　</p>
<p>　Flinders University（以下フリンダース大学）ではDepartment of ArchaeologyにPostgraduate studentsを対象にしたMaritime Archaeologyコースを設けています。<br />
現在は；</p>
<ul>
<li>Graduate Certificate in Maritime Archaeology</li>
<li>Graduate Diploma in Maritime Archaeology</li>
<li>Master of Maritime Archaeology</li>
</ul>
<p>の3プログラムが提供されており、カリキュラムはプログラムにより半年から一年半に分かれています。コース入学の条件に関しては考古学もしくはそれに類する学科で学位を修めていることが前提であり、Postgraduateコースに在籍している学生は様々なバックグラウンドを持っています。</p>
<p>・Education of Maritime Archaeology in Australia</p>
<p>　大学院のカリキュラムの内容は、プログラムによりますが、主にコースワークとリサーチワークで構成されています。特に修士課程を除いては、学生はコースワークを中心に単位を修得することが要求されます。大学院に在籍している学生は半数以上が海外から水中考古学を学びに来ているInternational Studentsで占められており、国内からはフリンダース大学のある南オーストリア州外に住む学生もカリキュラムを履修しています。国土が広いためフリンダース大学では遠距離学習システムを採用しており、maritime Archaeologyコースの一部の単位はこのシステムを利用して習得することが可能です。</p>
<p>・Staff of Maritime Archaeology in Flinders University</p>
<p>　フリンダース大学では現在2名の水中考古学専門のスタッフが大学院生の指導にあたっています。Mark Staniforthは1980-90sを中心にオーストアリアにおいて水中発掘調査の実績を重ね、Maritime Archaeologistとして州政府・海事博物館に勤めた後、現在フリンダース大学の助教授として学生の指導に当たっています。Joe FlatmanはイギリスのSouthampton University（以下サザンプトン大学）で博士号を取得し、同大学での教鞭をとった後、2004年からフリンダース大学のスタッフとして大学院生の指導に当たっています。考古学部全体はMark、Joeを含め6名のメインスタッフと数名の技術スタッフ等で構成されています。</p>
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