Q.水中考古学の父 ジョージ・バス先生ってどんな人?

1960年代に世界で最初に考古学者自らが水中での発掘作業を行ったことで知られています。ペンシルバニア大学にいた後、1976年にテキサスA&M大学で海事考古学のプログラムを設立しました。現在は引退、2001年にはアメリカ国家科学賞を受賞しています。

アメリカ国家科学賞は毎年アメリカ大統領によって認められた科学に貢献した人物に与えられます。日本で言えば国民科学栄誉賞みたいなものでしょう。この賞を得た人の中にはノーベル賞受賞者も数多く含まれています。行動科学の分野で「考古学者」がこの賞を受賞したバス先生は日本では馴染みがないかも知れませんが、国民的に認められた大先生ということになります。例えば考古学で有名なビンフォード先生などは国家科学省を受賞していません。

私がバス先生を知ったのは引退記念の少し前なのであまり昔のことはしりませんが、若い頃はかなり強引な性格で知られていたそうです。また、やはり頭の切れる先生で、自分の好きなことをやってきたせいでしょうか、できの悪い生徒には批判を「惜しまない」こともあったそうです。新しい分野を開拓していくにはそのような性格が合ってしていたのでしょうか?しかし、やる気のある生徒にはしっかりとしたサポートを行っていたそうです。私はバス先生の最後の授業に参加する機会がありました。もう年をとったのと、自分の成果が認められたのでかなりやわらかい性格でした。現在も生徒などを時々自宅に呼んでオペラ鑑賞会などを開いています。

そんなバス先生ですが、とても元気なやさしいおじいさんです。昔からかなり行動派な学者だったので70歳を過ぎた今でも元気に走り回っています。先日日本へ来たときも焼肉をパクパク食べたり、神社などの観光地を楽しんでいました。

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