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	<title>水中考古学／船舶・海事史研究 &#187; よくある質問（FAQ）</title>
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	<description>水中考古学／船舶・海事史研究は日本水中考古学の発展を目指しています。</description>
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		<title>Q.水中考古学の父　ジョージ・バス先生ってどんな人？</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Mar 2007 06:23:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Randall Sasaki</dc:creator>
				<category><![CDATA[よくある質問（FAQ）]]></category>

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		<description><![CDATA[１９６０年代に世界で最初に考古学者自らが水中での発掘作業を行ったことで知られています。ペンシルバニア大学にいた後、１９７６年にテキサスA&#038;M大学で海事考古学のプログラムを設立しました。現在は引退、２００１年に]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>１９６０年代に世界で最初に考古学者自らが水中での発掘作業を行ったことで知られています。ペンシルバニア大学にいた後、１９７６年にテキサスA&#038;M大学で海事考古学のプログラムを設立しました。現在は引退、２００１年にはアメリカ国家科学賞を受賞しています。</p>
<p><span id="more-554"></span></p>
<p>アメリカ国家科学賞は毎年アメリカ大統領によって認められた科学に貢献した人物に与えられます。日本で言えば国民科学栄誉賞みたいなものでしょう。この賞を得た人の中にはノーベル賞受賞者も数多く含まれています。行動科学の分野で「考古学者」がこの賞を受賞したバス先生は日本では馴染みがないかも知れませんが、国民的に認められた大先生ということになります。例えば考古学で有名なビンフォード先生などは国家科学省を受賞していません。</p>
<p>私がバス先生を知ったのは引退記念の少し前なのであまり昔のことはしりませんが、若い頃はかなり強引な性格で知られていたそうです。また、やはり頭の切れる先生で、自分の好きなことをやってきたせいでしょうか、できの悪い生徒には批判を「惜しまない」こともあったそうです。新しい分野を開拓していくにはそのような性格が合ってしていたのでしょうか？しかし、やる気のある生徒にはしっかりとしたサポートを行っていたそうです。私はバス先生の最後の授業に参加する機会がありました。もう年をとったのと、自分の成果が認められたのでかなりやわらかい性格でした。現在も生徒などを時々自宅に呼んでオペラ鑑賞会などを開いています。</p>
<p>そんなバス先生ですが、とても元気なやさしいおじいさんです。昔からかなり行動派な学者だったので７０歳を過ぎた今でも元気に走り回っています。先日日本へ来たときも焼肉をパクパク食べたり、神社などの観光地を楽しんでいました。</p>
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		<title>Q.ダイビングが出来ないのですが、海洋考古学に興味があります。</title>
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		<pubDate>Wed, 14 Mar 2007 23:02:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Randall Sasaki</dc:creator>
				<category><![CDATA[よくある質問（FAQ）]]></category>

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		<description><![CDATA[それほど気にすることはないでしょう。 ｢水中」考古学と聞くとすぐにＳＣＵＢＡダイビングを連想しますが、実際にはちょっと違います．．． まず、Ｍａｒｉｔｉｍｅ　Ａｒｃｈａｅｏｌｏｇｙ　Ｎａｕｔｉｃａｌ　Ａｒｃ]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>それほど気にすることはないでしょう。</p>
<p>｢水中」考古学と聞くとすぐにＳＣＵＢＡダイビングを連想しますが、実際にはちょっと違います．．．</p>
<p><span id="more-551"></span></p>
<p>まず、Ｍａｒｉｔｉｍｅ　Ａｒｃｈａｅｏｌｏｇｙ　Ｎａｕｔｉｃａｌ　Ａｒｃｈａｅｏｌｏｇｙ　と呼ばれている学問は｢水中にある遺跡」を発掘する学問ではないということです。海洋、海事、舟・船舶、港など人と海に関わる考古遺物を研究する学問です。たまたまこのような遺物・遺跡は水中にあることが多いため水中での発掘、｢水中」考古学と呼ばれるわけです。実際にはこのような遺跡が山の上にあれば海洋考古学者が発掘を行います。</p>
<p>現実に水中での発掘がおおいのですが、この分野にはさまざまな要素があるので、潜らなくても立派に海洋考古学者になれます。遺跡を探すためのサーヴェイはソナーなどの探査機器、水中ロボットの知識が必要です。また、発掘したあとの遺物の保存処理にも特別な技術を要します。これらの知識は専門性がたかいため、これらのスペシャリストとなれば、発掘はもっと経験のある人に任せるほうが効率が良く発掘できます。｢水中」考古学はそれぞれ専門の人たちが集まり、いかに効率良く発掘をしていくかが大事です。</p>
<p>また、ダイビングですが、水中に慣れればそれほど難しいものではありません。ファンダイビングなどと違い、その場にいるだけのことが多いので何人かと一定の場所で作業するため安全対策は徹底して行うことが出来ます。大学院で｢水中｣考古学を始める人はダイビングの経験が全く無いという人もたくさんいます。難しく考えることはありません。それよりもきちんと考古学の基礎を最初に学ぶことが大切です。</p>
<p>海洋考古学の父ジョージ・バス先生は良く言っていました。<br />
　「考古学者をダイバーにするのは簡単だが、ダイバーを考古学者として育て上げるのは難しく時間もかかる」</p>
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		<title>Q.水中での発掘には莫大な費用が必要と聞きますが．．．</title>
		<link>http://www.nauticalarchaeologyjp.com/faq/20070313549.html</link>
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		<pubDate>Tue, 13 Mar 2007 05:44:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Randall Sasaki</dc:creator>
				<category><![CDATA[よくある質問（FAQ）]]></category>

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		<description><![CDATA[確かにそのように感じるのは当然です。発掘も陸上に比べれば困難ですし、保存処理にも費用がかかります。 しかし、海洋考古学のマネージメント、水中遺跡の性格を理解すれば、必ずしもあたっているわけではありません。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>確かにそのように感じるのは当然です。発掘も陸上に比べれば困難ですし、保存処理にも費用がかかります。</p>
<p>しかし、海洋考古学のマネージメント、水中遺跡の性格を理解すれば、必ずしもあたっているわけではありません。遺跡の性格上簡単に水中と陸上を比較することはできません。</p>
<p>何故なら．．．</p>
<p><span id="more-549"></span></p>
<p>１・水中遺跡のマネージメント<br />
日本では海洋考古学の認知度が低いので、外国で行われている大きなプロジェクトしか見えてきません。これらは、スウェーデンのヴァーサ号、イギリスのメリーローズ号、トルコのウルブルン沈没船、韓国の新安沈没船、中国の南海１号、東南アジアで行われているサルベージ、そしてタイタニック号の調査などでしょう。</p>
<p>しかし、実際にはこのような調査は氷山の一角でしかなく、海洋考古学は地道な小さな調査の積み重ねがあって初めて成果を見ることが出来ます。沈没船を丸ごと引き上げる計画はお金と時間を要しますが、あまり勧められませんし、水中遺跡のマネージメントがしっかりしている国ではほとんどこれから行われることはないでしょう。水中遺跡は開発で破壊されることが少なく、水中にあれば安定した状態にあるため研究以外で発掘する必要がありません。つまり、ピンポイントで的を絞って調査を進めることが可能です。</p>
<p>大学や研究所がリサーチクエスチョンを良く吟味し、それを答えるために最も価値のある効果的な遺跡の一部だけを調査することが可能です。そのために、予算に応じて事前に計画を立て、余分な予算をかけずに調査することが出来るのです。</p>
<p>諸外国でこのような調査体制が出来るまでには、遺跡の位置を知る必要があり、どのような遺跡がどこにどのような状態にあるかを把握する必要がありました。このために事前調査を積極的に行っていき、水中遺跡のデータベースを作っていきます。オーストラリアやイギリスなどは国が中心となる遺跡のデータベースを作成しています。これにより、予算があるときにだけ必要な遺跡の一部を調査することが可能となりました。</p>
<p>２．水中遺跡の性格<br />
やはり保存状態(特に有機物）が良いことと、開発から免れる可能性が高いことが挙げられます。もちろん例外もあります。そのほかに、水中遺跡は”その一瞬”を閉じ込めている遺跡が多いことです。沈没船はその時、その場所にあったもの以外は含まれていないので、タイムカプセルのようなものです。その社会が何を必要としていたかを見ることができます。また、沈没年が特定できればそこにあるものすべてがそのときに存在していたことになるため、編年などをピンポイントに抑えることが出来ます。地中海での沈没船のアンフォラの調査が編年に与えた影響を無視する学者は誰もいないでしょう。</p>
<p>また、海を通した交易を考えた場合、沈没船や港ほど価値のある遺跡はないと私は考えます。貿易を考古学で学ぶ場合、どこからどのようなものが運ばれ、どのように分布したかを考えます。陸上の遺跡の場合、貿易の終着点の一つ一つを発掘しているに過ぎません。何百もの遺跡を発掘し、その点を比べ、繋げて、大きな貿易のメカニズムを調べます。沈没船はひとつの発掘でどのようなものがどこから集められ、誰が、どれだけの量を運んでいたかを知ることが出来ます。つまり、ひとつの発掘が何百もの発掘の成果を集約することになるのです。私は良く貿易を「木」に例えます。各地から集められた品物(栄養）が枝を伝わり幹を通して全体に伝わっていきます。陸上の遺跡は木の葉の一部を発掘しているのですが、沈没船は木の幹を発掘していることになります。</p>
<p>これを考えると、水中遺跡と陸上の遺跡では遺跡の見方の価値が違っています。簡単に陸上・水中を比べることは出来ません。結論としては、費用はかかりますが、それだけ見返りも多く、マネージメントをしっかりと行えば無駄なく必要な調査だけを行えることになります。陸上の緊急発掘に使われている費用を考えると果たして陸上と水中どちらに費用を多く使っているか疑問を感じます。</p>
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		<title>Q.日本で海洋考古学が学べる大学はありますか？</title>
		<link>http://www.nauticalarchaeologyjp.com/faq/20070313548.html</link>
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		<pubDate>Tue, 13 Mar 2007 05:20:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Randall Sasaki</dc:creator>
				<category><![CDATA[よくある質問（FAQ）]]></category>

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		<description><![CDATA[2008年まではこの質問に対しての答えは”NO”でした．．．しかし、2009年度から日本国内でも正式に水中・海洋考古学が大学で学べるようになりました！東京海洋大学がこのたび日本発のカリキュラムを組みました。 数年前から東 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>2008年まではこの質問に対しての答えは”NO”でした．．．しかし、2009年度から日本国内でも正式に水中・海洋考古学が大学で学べるようになりました！<a title="東京海洋大学" href="http://www.kaiyodai.ac.jp/" target="_blank">東京海洋大学</a>がこのたび日本発のカリキュラムを組みました。</p>
<p><span id="more-548"></span></p>
<p>数年前から東海大学の海洋文明学科のクラスの中で多少取り扱っていたようですが、本格的にこの学問を学びたいのであれば留学するしか方法はありませんでした。しかし、2009年度から東京海洋大学で本格的にプログラムが始動しました。</p>
<p>日本国内では認知度がまだ低い学問ですが、諸外国では幾つかの大学で学ぶことができます。ユネスコの水中文化遺産保護条約も多くの国が承認していく中で、日本も近年中に水中考古学の研究体制を整える必要があり、それにいち早く答えた形になります。今はまだ小さなプログラムですが、今後は積極的に海外からの研究者を呼び日本国内での学問の発達を目指していくそうです。日本の場合はもともと学問に対する研究のレベルが高いため、外国の研究例を積極的に吸収し、独自により良い学問に発展させていける可能性を秘めています。今まで外国で巧く行われた調査例、失敗例を参考に出来るため、一度認知度を高め研究が起動にのれば現在では他の諸国に遅れをとっていてもアジアでリーダーシップをとっていくことは充分可能だと考えます。そのため、日本国内で研究者を育てることは重要だと考えられます。</p>
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