水中考古学/船舶・海事史研究

水中考古学/船舶・海事史研究は日本水中考古学の発展を目指しています。

ホーム | お知らせ | 調査・発掘 | 保存処理 | 論文・トピック | 文献紹介 | リンク | 掲示板 | よくある質問(FAQ) | トリビア | ブログ | Nautical Japan (English)

論文・トピック

色んな論文を掲載していきます。

沈没船リスト

去年にジョージ・バス先生が編集した本が出版されました。この本はこれまでのInstitute of Nautical Archaeology(INA)の関連したプロジェクトの総まとめのようなものです。今回ここではそのプロジェクトの簡単な紹介をします。なお、著作権の問題があるのでこれらの写真を見れるサイト(主にINA Virtual Museum)にリンクをしてあります。Artifact Image Galleryをクリックするとたくさんの写真を見ることができます。


コメント数(0) 2006年5月14日 7時45分 Randy

Maritime Cultural Landscape の提唱

考古学において過去の文化的景観(cultural landscape)の復元は大変重要視されています。考古学における文化的景観とは、遺跡や遺物を単純に「物」として観察するのではなく、その背後に横たわる環境や景観を含めて分析しようとしたところにはじまると考えられます。これはイギリスにおいては20世紀はじめにAnthropo-geograohersと呼ばれる研究者によって、自然環境と遺跡立地の相関関係を明らかにするために地理学的手法を用いたことが基礎となっています。近年では国連ユネスコが自然景観と同様に文化的景観についても、その重要性を明らかにしたうえで、その保護を義務付けています。ユネスコでは文化的景観を構成する3要素を定義しています:1) Clearly defined landscapes; 2) Originally evolved landscapes 3) associative cultural landscapes。しかしながら、今日landscape archaeologyの分野を専門とする研究者は、文化的景観の定義とは別に、文化的景観が特にどのように人間活動に関わったのかという研究を重要視しているようです。

1994年、学術誌International Journal of Nautical Archaeologyに「The maritime cultural landscape」のタイトルで一つの論文が発表されました。 論文の著者であるデンマークの考古学者Westerdahlは、沈没船に限らず海辺に遺存する文化財、例えば漁場、港、造船所、灯台などを、一つの文化景観として取り扱うことを提唱しています。この文化景観には概念上の文化痕跡である古代船舶の航行ルート、港や船舶往来に障害となる自然地形に関する名称の意味となども研究の対象として含まれているとされます。厳密にはmaritime cultural landscapeの研究概念の全てが、水中考古学研究に適用されるとは限らないとされています。欧米では、maritime cultural landscape海辺文化景観は地域の文化財保護担当者によって、徐々に研究が進められています。沈没船が調査対象となる際に歴史的背景や地域研究を基本的なアプローチとすることは当然ですが、個々の海辺文化財とそれらから構成される文化景観が歴史的にどのような意味を持つのかを明らかにするとことは大切であると考えられます。


コメント数(0) 2006年4月26日 5時35分 Jun Kimura

おかげさまで1年!

みなさまの好評?に支えられながら早いものでこのサイトが新しく生まれ変わってから1年が過ぎました。当初の予定よりも記事のアップデートが少ないような気がしますが、ニュースのアップデート、トリビアなど充実した内容を提供できました。掲示板もいろいろな方が書き込んでいただき感謝しています。1ヶ月平均6000人ほどサイトを見に来ていただいています。今後もますます水中考古学に興味のある人が増えることを期待しています。


コメント数(0) 2006年4月1日 12時28分 Randy

2005年を振り返り・・・

2005年ももうすぐ終わりです。 そこで、今年の水中考古学のNewsや2006年の動向などのエッセイをどうぞ。


コメント数(0) 2005年12月27日 23時2分 Randy

ジョージ・バス教授から日本の皆さんへ

Beneath the Seven Seas: Adventures With The Institute of Nautical Archaeology Beneath the Seven Seas: Adventures With The Institute of Nautical Archaeology
Thames & Hudson (2005-11)
ハードカバー (ASIN: 0500051364)

価格: ¥ 4,216 (税込)
Amazon.co.jp で商品情報を見る

(ジョージ・バス教授から新しい本についての紹介です。日本語訳ももちろんあります)

When I first conceived the idea of editing Beneath the Seven Seas: Adventures with the Institute of Nautical Archaeology, I had in mind a well-illustrated book that would give the average reader the results of shipwreck excavations conducted by the Institute (INA)....


コメント数(0) 2005年12月1日 22時16分 Randy
過去の記事: 1 2 3 4 5 6 7 8
Maritime Cultural Landscape の提唱 Maritime Cultural Landscape の提唱
これからの水中考古学 水中考古学のすすめ [ 13 ]
2005年を振り返り・・・ 2005年を振り返り・・・
2006年そして来年は? 2006年そして来年は?
Web-Site発足1年   ここ一年を振り返って Web-Site発足1年 ここ一年を振り返って
おかげさまで1年! おかげさまで1年!
ジョージ・バス教授から日本の皆さんへ ジョージ・バス教授から日本の皆さんへ
研究・学術 研究・学術 [ 10 ]
「東アジアの水中考古学」に参加して... 「東アジアの水中考古学」に参加して...
AIA Meeting (アメリカ考古学学会) AIA Meeting (アメリカ考古学学会)
Nautical Archaeology Nautical Archaeology
世界考古学会議中間会議大阪大会 世界考古学会議中間会議大阪大会
串本沖 トルコ軍艦探査プロジェクト 串本沖 トルコ軍艦探査プロジェクト
Photo 写真館 [ 2 ]
Texas A&M  Nautical Archaeology Program Texas A&M Nautical Archaeology Program
ウル・ブルン沈没船 ウル・ブルン沈没船
university 大学では... [ 1 ]
日本で水中考古学プログラムの設立を目指す! 日本で水中考古学プログラムの設立を目指す!
TAMU Texas A&M [ 2 ]
―Texas A&M University is, you know,・・・― ―Texas A&M University is, you know,・・・―
個人的にTexasA&Mについて 個人的にTexasA&Mについて
flinders Flinders University [ 5 ]
Maritime Archaeology Field School Maritime Archaeology Field School
Maritime Archaeologyについて Maritime Archaeologyについて
プログラム紹介 プログラム紹介
水中考古学の発展と関連法の整備 水中考古学の発展と関連法の整備
水中考古学者であること 水中考古学者であること
Easten Calorina University ECU [ 1 ]
Introduction Introduction
deepsea 深海考古学 [ 4 ]
1.深海考古学の基礎 1.深海考古学の基礎
2. 水中文化遺産保護 2. 水中文化遺産保護
3. バーチャル考古学 3. バーチャル考古学
4.深海考古学論文 4.深海考古学論文
このウェブサイトについて | お問い合わせ | サイトマップ | たんきゅうドットコム | 認証 | rss RSS