お知らせ
水中考古学関連のニュースや関連記事を掲載します。
海洋考古学調査 フィールドスクール
今年も夏が近づいてきました。夏といえば海洋考古学の調査シーズン本番です。毎年世界各地で行われている生徒に発掘方法を教えるのがフィールドスクールです。19世紀の難破船、ボカチカプロジェクトです。
6月2日から10日までと短い期間ですが経験を必要としていません。初心者に調査方法を教えることが目的ですので。場所はテキサスのPort Isabelです。興味のある人はリンク先をごらん下さい。
また、興味があればテキサスA&M大学の見学なども同時に可能です。可能性としては空港からの移動なども提供できるかも知れませんのでご連絡ください。
世界最古の沈没船の航海実験
現在までに発掘された最古の沈没船は青銅器時代のウルブルン沈没船(1300BC)です。この発見に興味のある団体が考古学資料を基に復元したニュースは以前にお伝えしましたが、こんどは2ヶ月にも及ぶ長期公開実験を行うそうです。トルコのイズミルから出発し、途中幾つかの港に寄りながらフランスに向かいます。
ちなみにリンクしてあるニュースの写真はウルブルン沈没船とは関係ありません。古代ギリシャのトライリムの復元船でしょう。ウルブルン沈没船は商船ですからオールはついていなかったと思われます。
水中ワイヤレス通信
水中では電波の代わりに音波を使うのは電波が屈折し使えなくなるためです。現在ではこのために水中での通信には制約がかかってしまうことは否めない事実です。トランスポンダーなどを設置し音波で位置の確認などはできますし、ケーブルを使えば問題ありません。
現在、スコットランドでは2年間計画で水中でのワイヤレスデータ通信を可能にするための研究が行われているそうです。この技術がすぐに一般にも使えるようにはならないでしょうが、海洋研究には大きく貢献できそうです。近い将来一般的になれば、ダイバーがそれぞれ水中で会話できるようになるのでは?
アジア水中考古学研究所のサーヴェイ
ARIUA(アジア水中考古学研究所)がサイドスキャンソナーを使ってサーヴェイを行いました。どうやら水中にひとつの突起物を見つけた画像を公開しています。
ARIUAは国立東京海洋大学岩淵教授研究室の支援を受けて、北部九州の海底で遺跡探査を行いました。北九州芦屋沖では、近世の沈没船に関連するサイドスキャン・ソナーによる探査を調査グリッドを設定して、行いました。沈没船の発見には至っていませんが、豊富な海底情報が得られました。また、志賀島沖の「中世交易船」探査では有望な映像を得ることができました。ARIUAは今後、カメラを搭載した機器による確認調査を計画する予定です。
大きさとしては20m以上はあるのでしょうか?筋上にラインが何本か伸びているような跡も海底面に見えますが…底引き網のあとでしょうか?潜水調査、水中ロボットを使った調査で確認を行ってみれば何か判明するでしょう。
水中ロボットコンテスト
来る3/24(土)、東京の辰巳国際水泳場において、'07水中ロボットコンベンションin 東京辰巳国際水泳場(通称”水中ロボコンin辰巳'07”)が開催されます。
佐世保高専が開発した長崎県小値賀での水中調査で使用した水中ロボットも出品・デモを行います。パネル・ビデオや「水中考古学研究」をプ-ルサイドで展示して、日本の水中ロボット学会と業界に水中考古学をアピ-ルする予定です。