お知らせ
水中考古学関連のニュースや関連記事を掲載します。
保存処理にナノテクノロジーを利用
最近良く耳にするナノテクノロジーですが、この”小さな”技術を利用して保存処理に役立てています。カルシウムや水酸化マグネシウムのナノ粒子が遺物表面の細かい亀裂などに入り込みpHなどを中世にする働きと共に遺物自体を補強する働きがあります。
絵画、壁画、紙などのほか、スウェーデンのヴァーサ号の木材にも実験的に使われ成功を収めています。
http://www.nanowerk.com/spotlight/spotid=941.php
橋を建設する前にサーヴェイをしましょう
ケンタッキー州のオハイオ川にかかる橋の建設を前に地域をソナーなどを使ってサーヴェイを行っています。川のそこにある遺跡を発見し開発からの破壊を防ぐためです。遺跡が重要な発見である場合は橋の建設予定地を変えることも検討しているそうです。
古代の碇が大量に発見
イギリス(ケンブリッジ)の研究者がキプロス島Paphosの沖で100個以上の碇を発見したそうです。古いものでは青銅器時代の碇も発見されています。これだけ多くの碇が一箇所にまとまって発見される例は珍しく重要な港があったのではないかと考えられています。
ヴァイキングの船発見!
ヴァイキングの船、ゴクスタッドやオセルベルグの船は有名です。これらは埋葬されていたものが発見され、ほぼ完全な形で残っていました。今回発見された船もまた埋葬されていたものだそうです。オスロ近郊で見つかったそうです。今回の発見は過去のものほど状況は良くはないですが、貴重な発見であることは間違いありません。
滋賀県立大による琵琶湖湖底遺跡の調査
滋賀県立大の林博通教授らによる琵琶湖湖底遺跡調査の成果が発表されています。湖底に杭、石材、立木根(枯れた株)などが確認され、これらは天正の大地震を契機に当時の地表面が陥没した痕跡であるとされています。琵琶湖にはいくつか湖底遺跡が確認されていますが、これらは同様に湖岸の崩落、沈下などに現在の湖底面に遺跡が形成されたという説があります。林教授によれば、今回の滋賀県長浜市下坂浜町沖の下坂浜千軒遺跡の調査はこの説を補完する証拠と解釈できるようです。