お知らせ
水中考古学関連のニュースや関連記事を掲載します。
水中考古学講座
9月2日14時から京大会館(もちろん京都です)で「船と水中の考古学」セミナーが行われます。地図や詳しい内容ははPDFで確認をしてください。
講演
木村 淳 「水中遺跡マネージメントと世界の海洋考古学」
ランディー 佐々木 「元寇船の復元」
宮下 裕章 「考古学のオープンソース化の意義」
こちらは3名とも海外で海洋考古学を学ぶ若手3人組。現在、世界で水中考古学を学ぶ数少ない日本人が終結し、学問の発展を目指すために講演を行います。目的は船と水中の考古学への理解を深めること。
セミナーを3部構成にしたのは、まず最初に水中考古学の定義をする。2番目に水中考古学の成果を提示する。そして、最後の講演は今後の水中考古学の進め方、考古学や他分野との提携の中でどのようにこの学問を勧めていくか?その論議を行います。
堅苦しくなく、分かりやすいプレゼンテーションを目指しています。「オープンソース化」とは学問をもっと幅の広い層の人々にも参加してもらうことを言います。学者、アマチュア、ただ単に興味があるだけの人など皆さまの参加をお待ちしております。
スコットランドの丸木舟
2000年にすでに発見されていた丸木舟ですが、現状(その場での保存・In Situ)では劣化が進むと考えられ今回発掘・保存することが決まりました。現在までに150件ほどの丸木船がスコットランドで発見されていますが、きちんと保存され展示されているのは30件ほどだけだそうです。 この船は長さ9.25Mで、C14で1000BC頃と年代測定されています。1個の樫の木から刳り出されています。
カリブ海の海賊
19世紀初頭、米国東岸とカリブ海を席巻した伝説の海賊「黒ひげ」。ノースカロライナ沖の沈没船調査の結果から、その実像に迫る。
ナショナルジオグラフィク日本版のご案内です。
「パイレーツ オブ カリビアン」が話題を呼んでいますが、実際の当時の海賊船が発掘されています。
コロンブスの船を探す
インディアナ大学では水中考古学が学べて、また幾つかプロジェクトなども積極的に行っています。ドミニカ協和国でコロンブスの船を探すプロジェクトを現在行っています。La Isabela 湾で調査を行っており、1495年頃のアンカーを引き上げています。ただし、この年のハリケーンで幾つかの船が沈没した事が分っており、コロンブスの船を特定するのはまだまだ先のこと。長期間に渡るプロジェクトを計画しているそうです。 面白いことに、このチームには様々な人が参加しています。数学者、生物学者など。(数学者は何をしているか不明ですが...)生物学の専門家が沈没船の回りに住む生物の確認、また、付近のサンゴを殺さないように移植を行っているそうです。沈没船を引き上げることは周りの環境にも影響を及ぼす事で、環境保全の立場から様々な取り組みが行われています。
ジェームズタウンの周辺には水没遺跡が無数にあった
アメリカ、ヴァージニア州のジェームズタウンは植民地時代初期から発展した都市です。歴史的に重要な意味を持っています。その海域で水中サーヴェイが行われました。
約7.8マイルほど島の周辺を10日かけて調査したそうです。その結果、70件ほどの水没遺跡が発見されました、そのうち重要な沈没船は26件。海中の透明度が悪いので遺跡の状態を確認するにはダイビングする必要があります。沈没船のうち幾つかは150年前よりも新しいものだそうですが、かなり古い沈没船もあるそうです。