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水中考古学関連のニュースや関連記事を掲載します。
AUV(自立型水中ロボット)が沈没船を調査
ギリシャのキオス(Chios)沖、紀元前4世紀の船をAUVを使っ調査しました。この調査はギリシャ政府とアメリカのウッズホール(WHOI)などの団体が協力をして行いました。この船は水深60mにあり、SeaBEDと呼ばれる自立型潜水艇が沈没船の上を行ったりきたりして、デジタルカメラやソナーなどを駆使して正確な実測図を作りました。7650もの写真を3時間x4回のダイブで撮ったそうです。これらの情報を元に沈没船をまったく触らずに正確に3次元で遺跡の実測図が作れます。 さて、キオス島は当時、ワインなどを産出し、アテネと交易関係は歴史的に重要な意味を示しています。この沈没船からも当時の交易のメカニズムを知ることが出来ます。また、このテクノロジーを使えば短時間で相当の情報が得られ、沈没船を発掘せずにも貴重な考古学資料を提供することが可能です。また、沈没船周囲の海洋環境の精密な情報も収集するそうです。
この調査を担当したHanumantさんは去年、TAMUの深海考古学のクラスでこのテクノロジーについてレクチャーをしていただきました。このサイトの深海考古学の欄の中にあるヴァーチャル考古学や実測法でも説明があるフォトモデラーなどと似た実測方法です。違う角度から何枚か写真を撮ることで遺物の位置関係をデジタル写真から読み取り正確に3次元で遺物の位置を正確に記録、CGで再現することが可能です。水中考古学はこれからどんどん最先端の技術を取り込んでいく必要があると思います。
http://web.mit.edu/newsoffice/2006/arch-mosaic-enlarged.html
都市が水に飲み込まれ沈没
インドのマハバーラタ神話にはグジャラト(Gujarat)のCambay湾のドワラカ(Dwaraka)と呼ばれた都市が水に飲み込まれ沈没する物語が描かれています。 この都市はクリシュナ王の首都だったと言われています。神話の記述から津波が都市を襲ったと考えられています。さて、NIOT(National Institute of Ocean Technology, of the Department of Ocean Development)がイギリスのガス会社の調査を行っていましたが、海底から遺物が幾つも発見されたので専門家に鑑定をお願いしました。 遺物は木製品、土器、骨などでイギリスのManipur Universityが検査したところ7800-3000年前の物であることがわかりました。また、サブボトムプロファイラーなどの調査により海底に泥で水没した当時の河川のあとも発見されました。
堆積した生物を調べたところ淡水生物が海底面から見つかるなど、3000年前に20-40mほど水位が下がった(地盤が落ちた)と考えられています。ガルチア(Gartia)博士はグジャラト地方では1500、3000-5000年周期で巨大地震と巨大津波が起こっていることを発見しました。この際に土地の陥没や河川の大移動があったと考えられています。
ブルネイ博物館
ブルネイ博物館に新しく伝統船のモデルが展示されました。現在では失われつつある伝統船大工の技術も紹介してあります。伝統船は様々な材料から作られ、またいろいろな技法によって作られたいます。Limau Manis川遺跡から発掘された実際の船も展示してあるそうです。博物館の館長は生徒や一般の人々がブルネイの特殊な船の建築技法、そして海洋文化が国の遺産、歴史、経済、や社会に大きな影響を理解してもらうことを念頭にこの展示を作ったそうです。これから建築が始まる海洋博物館にこの展示は移されるそうです。
水没遺跡発見の可能性について
水中考古学と多少関連したニュースです。水没遺跡発見の可能性について。オレゴン州で、このたび約10000年前の遺跡が発見されました。この発見に結びついたのは、地質学や地層の地域的分布を調べ、最も当時の遺跡がそのまま残っている場所を特定する方法をとりました。この調査・研究の結果、みごとに遺跡を見つけ出したそうです。
沈没船などは比較的探し易いのですが、水没した遺跡は見つけにくいことは否めない事実です。石器が分布しているだけではサブボトムプロファイラーなどを使ってもほとんど無理です。しかし、特定の地方の土地の隆起、地殻変動などの情報をもとに探す場所を特定する方法はこれから活用していくべきでしょう。海水の上昇などにより水没した遺跡はたくさんあるでしょうし、当時の人類がどのような水産資源を活用して生活していたか、なども研究できます。
水没遺跡発見の可能性について
水中考古学と多少関連したニュースです。水没遺跡発見の可能性について。オレゴン州で、このたび約10000年前の遺跡が発見されました。この発見に結びついたのは、地質学や地層の地域的分布を調べ、最も当時の遺跡がそのまま残っている場所を特定する方法をとりました。この調査・研究の結果、みごとに遺跡を見つけ出したそうです。
沈没船などは比較的探し易いのですが、水没した遺跡は見つけにくいことは否めない事実です。石器が分布しているだけではサブボトムプロファイラーなどを使ってもほとんど無理です。しかし、特定の地方の土地の隆起、地殻変動などの情報をもとに探す場所を特定する方法はこれから活用していくべきでしょう。海水の上昇などにより水没した遺跡はたくさんあるでしょうし、当時の人類がどのような水産資源を活用して生活していたか、なども研究できます。