今まで日本国内で水中・海洋考古学を学べる機関は存在していませんでしたが、2009年度から東京海洋大学で正式に学ぶことが出来るようになりました!
日本国内の今後の学問の発達に向け大きく前進したこととなります。まだ小さなプログラムですが、海外から積極的に研究などを受け入れ、海洋考古学の発達に貢献していきます。FAQのコーナーでも紹介しています。水中考古学の修士号(名目的には博士号も)がとれることになり、今後、拡大を目指しているそうです。さらには、日本で修士号をとってから、博士課程をTexas A&M大学のような国外で続けるというコースも検討されています。
シラバスの内容は下記をご覧下さい。
海洋考古学とは考古学の一部門であるが、海洋学やそれ以外の自然科学の理論や方法論がその分析に援用される学際的な学問分野でもある。海洋考古学の基礎講座として位置づけられる本講義の第一の目的は、当該学問の理論的側面の検討と実際の水中考古学調査の際に表出する具体的な諸問題の検証である。そのために、まずヨーロッパ諸国やアメリカにおいて蓄積され、実践されてきている海洋考古学あるいは海事考古学の諸理論と諸調査事例の吟味を実施し、日本の水中考古学研究との現状比較分析につなげていく。その中で、海洋考古学調査の対象、水中文化財の発掘や具体的な応用手段、その歴史的な分析や解釈、文化財保全や復元の技術、社会への公開などの諸課題に対する取り組みについても検討を加えていく。次に、海洋学や海洋人類学などが研究対象としている人類の海洋における活動をさらに具体的かつ実際的に理解するために、この海洋考古学という学問にどのような貢献が可能であるのか、水中文化財の発掘・分析が今日いかなる意味を持つのかという総合的課題についても、ユネスコの「水中文化財保護条約」などの脈略の中で分析を行っていく。講義の参考文献としては、G. P. Bass著『Beneath the Seven Seas: Adventures with the Institute of Nautical Archaeology』 London: Thames & Hudson(2005)とJ. P. Delgado編『Encyclopedia of Underwater & Maritime Archaeology』New Haven: Yale University Press(1997)を使用予定である。
Texas A&M 大学のINA(Institute of Nautical Archaeology)こと海事考古学研究所と同研究所トルコ支部が現在日本で水中調査を実施しています。これは1890年に和歌山県の串本で沈没したトルコ軍艦エルテュールル号(Ertugrul)の調査です。以前Newsなどでお知らせしました。詳しい内容や写真などはお知らせか別のコーナーで書きたいと考えています。
この調査の内容をブログ形式でお伝えしてるサイトをご紹介します。このサイトはINAが中心となり作っています。未だ日本語がないのが残念ですが...
やっぱり写真はいいですね。最近ちょっと知った写真家の赤木正和さんのウェブサイトの紹介をします。世界的にも活躍しているようです。
海洋考古学に興味のない方もご覧ください。
最近知った興味深い会社です。海との関わりのあるドキュメンタリーなどを作成しています。Bahariシリーズはなかなか面白そうです。このBahariという言葉ですが、インドネシア語で海という意味だそうです。アラビア語でも同じです。それだけインド洋で昔から海(Bahari)を通して人々がつながっていたのでしょう。インディペンデントで10年で120編の作品を作る予定だそうです。これから応援していきたいプロジェクトです。メーリングリストなどもあるそうです。
(有)海工房は、世界の海洋文化=海・川をめぐる歴史・民族・航海・船・漁業・環境・景観などを主題にした、映像ドキュメンタリーの企画・制作・販売を手がける他、~ 海と森と人の映像シリーズ Bahari ~ のプロデュースも行っています。
ダイビング情報のページを少しずつ集めて行きます。
ここで紹介するサイトは相互リンクされています。
まだ情報は少ないですが、リンクが増え次第ここに追加していく予定です。
ダイビング情報 (随時アップデートされます) の詳細は »
最近、伸びてきている水中考古学のバーチャル博物館です。写真なども多く使っていますし、情報も信頼できます。まだ展示する遺跡を募集中とのことです。これから内容が濃くなってくることでしょう。
現在はCSS Alabamaという船についての博物館がメインのようです。一度除いてみてください。
海事、水中、海洋、船の考古学など、とにかく関連の仕事をリストアップしてくれるサイトです。博物館、大学、研究機関などがおもですが、民間企業からの募集もあります。長期契約から短期契約の仕事もあります。
このサイトから実際に海洋考古学でどのような仕事があるのかもっと具体的につかめます。また、今の動向、これからの海洋考古学の動きをみるのも良いでしょう。海洋考古で勉強しても仕事がない!この学問では学者しか道が無いとかと思われがちですが、さがすと意外と多いので一安心。
そして、学者以外でもいろいろな種類の仕事があります。実際に教授になる人はほとんどいないような気がします。現在のところ、一番役に立つ能力(経験)といえば保存処理ではないでしょうか?また、博物館の展示・企画、などなども多いです。これからは、海洋遺産保護に関連した仕事が増えると予想されます。ナショナルパークサービスや、周知の遺跡の保護、展示など、仕事は様々です。
海洋考古学関連の仕事の他にもリンクや、奨学金の情報などもあります。 是非のぞいてみてください!
海洋考古学に関してのイメージが変わるかもしれません!
日本財団のページです。船舶などの研究を助成する財団です。内容も充実していますし、いろいろなことを行っています。このサイトの文献、リンクなどから様々な情報を集めることが出来ます。まだまだ私自身、このサイトを利用しきってないですが、かなりの情報量があります。船に興味のある人はぜひどうぞ。
この中でも、特に見てみるところは全国の記事博物館一覧表でしょう。かなり小さな博物館でも乗っています。自分の町の近くに立派な海事博物館があるかもしれません!私もこれほど多くの海事博物館・資料館などがあることを知りませんでした。そのほかにも全国のイベント一覧表などあります。
まだ行った事のない博物館の紹介です。前々からずっと行ってみたいと思っているのですが、機会がなくて。現場へ行って見てから紹介しようと思っていたのですが。
しかし、現場を見ずとも、ミュージアムのWEBページをみただけでも充実した内容であることが伺えます。伝統的な船の研究をするための資料なども揃っているようですし、企画なども頻繁に行っています。船のコレクションも充実しているようです。一度、とも言わず何度も行ってみたいと思っている博物館です。
こんど10月に新しく九州に国立博物館がオープンします!この博物館のテーマはアジアの中の日本、かなり海洋歴史に力を入れています。大宰府のそばに近代的なミュージアムが登場!展示方法などかなり凝っているようで、内容・建物・企画などなどかなり期待が持てます。これから評判・人気がでれば、九州だけでなく日本、そして世界を代表する良い博物館になっていくことでしょう。博物館の関係者もやる気のある優秀な人材がそろっており、いままでの枠にとらわれない良いアイディアが感じられます。新しい九州の名所にぜひ立ち寄ってみてください。