海外文化遺産を保護・修復 国際協力推進法案

海外の文化遺産を保護するのはとてもよいことだと思います。日本の技術力に期待をしています。私のサイトを良く見る人ならご存知でしょうが、海外では沈没船などの海底文化遺産がどんどん破壊されています。陸上だけの文化遺産ではなく、地球の70%を占める海底にも目を向けるべきでしょう。これをきっかけに日本国内でも海洋文化遺産保護への道のりがすすむことを願っています。

海外文化遺産を保護・修復…国際協力推進法案提出へ
 戦争などで損傷したりした海外の文化遺産の保護・修復に日本が積極的に協力することを義務づける「文化遺産保護国際協力推進法案」(仮称)が、自民、公明、民主3党の有志議員により提出されることになった。

 アフガニスタンでのタリバンによるバーミヤン遺跡破壊に心を痛めた画家の平山郁夫氏が、同法案制定を呼びかけたもので、自民党の鈴木恒夫衆院議員らがこれに応じた。鈴木氏らは世界の文化遺産保護を後押しする超党派議連を結成する方針で、会長には同党の中山太郎衆院憲法調査特別委員長が就任予定だ。共産、社民両党などにも呼びかけて同法案を全会一致で成立させることを目指している。

 同法案骨子は、文化遺産を「人類共通の財産」と位置づけ、「日本が知識、技術、経験等を生かしてその保護に取り組むことで、国際社会で主導的な役割を果たす」と基本理念を明示。文化遺産が存在する外国政府の自主的な努力を支援するための基本方針策定を政府に義務づけた。

 アフガニスタンやイラク、パレスチナなどの文化遺産は、略奪や盗掘、破壊の被害を受けるケースが相次いでいる。平山氏は、同法案について「日本が、有形無形の世界の文化遺産を守るという国家理念を掲げることを意味しており、大変意義深い」と成立に期待感を示している。

(2006年3月12日15時11分 読売新聞)

引用元:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060312i405.htm

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