韓国で新安船発掘30周年記念の国際シンポジウム

2006年11月17日から19日にかけて、韓国木浦にある国立海洋遺物展示館で国際シンポジウムが開催されます。テーマは14世紀のアジアの海上交易と新安海底遺物であり、日本を含め10ヶ国から招待された研究者が発表を行います。以下研究発表の内容になります。

1 新安海底発掘の意義         
– ‘新安海底発掘の成果と意義’  鄭良謨(前国立中央博物館長)
– ‘新安海底遺跡の歴史的意義’  李益柱(ソウル市立大学校教授)

2 アジア海上シルクロードの歴史と文化 
– ‘東アジア海上シルクロードとイスラム’ 洪錫俊(木浦大学校教授)
– ‘東南アジア海上シルクロードと貿易活動
:ヨーロッパ人の渡来前マラッカ海峡周辺の貿易形態’
Singgih Tri Sulistyono(インドネシアDiponegoro大学史学科長)
– ’14世紀アジア船運と文化交流―韓中関係を中心に―’
楊昭全(中国吉林省社会科学院教授)
– ‘中世東北アジア交易都市(港湾)の立地と環境’
藤田明良(日本 天理大学教授)

3 アジア海上貿易と交易品
– ‘台湾で発見された清香壺に関して’ 謝明良(国立台湾大学教授)
– ‘琉球から見た中世東北アジアの交易路と交易品’ 池田栄史(日本 琉球大学教授)
– ‘新安発見陶磁の重要性―スリランカとヨーロッパに向かった元代の貿易陶磁―’
John Carswell(中国陶磁研究)
– ‘イスラム世界の中国陶磁’    Regina Krahl(中国陶磁研究)

4 新安海底出土陶磁器の生産と流通   
– ‘新安海底出土中国陶磁の現況と性格’ 金英媛(国立中央博物館美術部長)
– ‘中国龍泉窯青磁の対外輸出’  沈岳明(中国淅江省文物研究所主任)
– ‘中国景徳鎮窯の宋・元時期の磁器輸出と新安沈没船の磁器’
江健新(中国景徳鎮市陶磁考古研究所副所長)
– ‘新安船出土高麗青磁の性格と意味’ 韓盛旭(国立海洋遺物展示館専門委員)
– ‘新安船出土貿易陶磁の用途と意味’ 小野正敏(国立歴史民俗博物館教授)

5 アジアの水中考古学の成果と展望
– ‘韓国水中考古学の現況と展望’   金聖範(国立海洋遺物展示館長)
– ‘中国水中考古学の基本原則と方法の適用’
張威(中国国家博物館水下考古研究センター主任)
– ‘日本水中考古学の現況と展望’
林田憲三(日本 アジア水中考古学研究所理事長)
– ‘ヨーロッパ水中考古学の現況と展望’
Jean-Luc Massy(フランス水中考古学研究所長)
– ‘中国蓬莱水城古船舶発掘と成果’
袁曉春(中国山東省蓬莱市蓬莱閣管理処文物科長)
– ‘ブルネイ沈没船発掘:15世紀末ボルネオ海岸を中心としたアジア海上貿易’
Michel L’Hour(フランス水中考古学研究所 部長)

«
»
 

トラックバックURL

コメントを書き込む