J. Richard Steffy

残念なお知らせですが、11月29日早朝(2時)J.Richard Steffy氏がお亡くなりになられました(享年83歳) 水中考古学の父といえばGeorge Bass博士が有名ですが、「船の考古学」といえばSteffy氏が先駆者で、船体構造哲学の基礎を作り上げた先生です。彼はBass博士とともにTexas A&Mで水中・船舶考古学を教えていました。Steffy氏は特にキレニア号の研究で有名であり、また、他の沈没船の研究でこの分野の基礎を築きました。

1990年代に引退した後も、精力的に研究活動を続けていました。

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コメント (3)

本当に惜しい方を亡くしました。
大学で時々お見かけするのが懐かしい限りです。
日本より心からご冥福をお祈りしたいと思います。

お葬式には世界各国からいろいろな研究者がくることが予想されます。トレジャーハンターと水中考古学者は仲が悪いイメージがありますが、Steffyさんはトレジャーハンターからも尊敬されていました。Steffyさんが書かれた本は船の考古学の勉強には欠かせない存在です。バス先生が日本では有名ですが、Steffy先生こそこの学問のセオリーと意義を生み出したといっても過言ではないかもしれません。

船の船体構造哲学の変遷を考古学的に証明し、セオリーとして発達させたことには大きな意義があります。彼が亡くなったことはこの学問にとって大きな転換期であるようにも感じられます。

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