第4回水中・海事考古学セミナー開催決定!

去年から今年にかけていろいろと水中考古学が新聞やテレビなど様々なメディアに取り上げられております。また、今年は水中考古学に関連した書籍も幾つか出版されており、いよいよ日本でもこの学問の認知度が高まってきた気がします。

しかし、日本の水中考古学の取り組みは世界の国々に比べ遅れているのは、確かです。韓国やインド、フィリピンなど国の機関が水中考古学を先導しています。また、海に面した国で水中文化遺産の保護を法律で明確にしていない国は世界でも珍しいです。これらは事実として受け止めるべきですが、しかし、日本の考古学の成果を見ると、まだまだこの分野で充分に力を発揮していける力はありますし、貴重な遺産を守っていく必要があるのは当然です。

鷹島海底遺跡がクローズアップされていますが、実は日本にはたくさんの水中遺跡があり、列島各地で成果を挙げております。そこで、第4回水中・海事考古学セミナーの開催が決定いたしました!このウェブサイトを長年愛読していただいている皆様には懐かしい企画ではないでしょうか?第2回目の開催では100名近くもの参加者に来ていただき、水中考古学の魅力をお伝えしました。

今回のセミナーは日本各地の水中考古学の研究成果と、様々な時代の遺跡を紹介します。縄文・弥生の遺跡はもちろん、中世や近世の遺跡、そして、近・現代の研究成果をお伝えします。数名の専門家による講演、そして、その後のお客様を交えたディスカッションなどを行います。水中考古学の成果を発表するのはもちろんですが、この学問の魅力もお伝えします。もちろん、元寇の鷹島海底遺跡の船についての研究の発表などもあります。

詳しい内容などは後日発表いたします。このウェブサイト、フェースブックやツイッターなどでも情報をお伝えいたします。

【日時】 10月6日(土曜日)午後

【場所】 桜美林大学四谷キャンパス

【主催】 桜美林大学大学院国際学研究科

お問い合わせは、このウェブサイトからお願いいたします。

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