鷹島海底遺跡~世界を代表する遺跡!

現在(8月初旬)、長崎県松浦市鷹島では水中遺跡の調査が行われています。この調査はアジア水中考古学研究所が行っている分布調査で、ボランティアなども参加できる事業です。

すでにお馴染みになりつつある鷹島の遺跡ですが、元寇(蒙古襲来)の際に使用された元軍の船が実際に発見されており、日本でも水中考古学を広めるきっかけとなった重要な遺跡です。日本で水中遺跡はおよそ500件ほど知られていますが、世界の調査は桁違いです。例えば、アメリカのメキシコ湾には数千の水中遺跡が発見・登録されています。

なのですが、実はこの鷹島の遺跡は世界を代表する遺跡なのです…数は少ない日本の水中遺跡ですが、そのクオリティーは高い…

ユネスコが進める水中文化遺産保護法ですが(日本は批准していない)、このUNESCOのオフィシャル紹介サイトに世界の水中遺跡の代表例として扱われています。

Underwater cultural heritage encompasses all traces of human existence that lie or have lain underwater and have a cultural or historical character. This includes three million shipwrecks such as Titanic, Belitung and the 4,000 shipwrecks of the sunken fleet of Kublai Khan. There are also sunken ruins and cities, like the remains of the Pharos of Alexandria, Egypt – one of the Seven Wonders of the Ancient World – and thousands of submerged prehistoric sites.

また、別のページでは沈没船遺跡の例として…

Famous shipwrecks include:

  • the Titanic shipwreck;
  • the shipwrecks of the Armada of Philipp II of Spain;
  • the sunken fleet of Kublai Khan off Japan;
  • the ships of Christopher Columbus;
  • the Spanish galleons that connected America to Spain; and
  • the Greek Antikythera wreck.

とされています… タイタニック、アルマダ(スペイン無敵艦隊)、鷹島の遺跡、コロンブスの船、スペインのガレオン船、アンティキセラ沈没船…日本の水中遺跡はタイタニック号と肩を並べるほど世界では有名であり、また重要なんです!

また、海外の考古学雑誌なども日本の遺跡を、世界の沈没船10大発見!としております。個人的な意見かもしれませんが、海外で一般の人に日本の有名な遺跡を一つ挙げてくださいというと、この遺跡を言う人がけっこういます。Takashimaの名前は出てこなくとも、Khublai Khan’s Wreckと出てきます。他には、Jomonとか言う人もいますが、遺跡の名前ではないですね…一度、Edoとか言う意見もありました…

このような世界に誇れる貴重な遺跡をどのように守っていくか、真剣に考える必要がありますね。

«
»
 

トラックバックURL

コメントを書き込む