シルクロード世界遺産と「海上のシルクロード」ユネスコ国際会議

emblemconference

2015年12月1-3日にかけて韓国慶州でユネスコ主催のConference of the Eastern Silk Roads Story 2015が開催されました。中国、韓国、イラン、アフガニスタン、カザフスタン、日本、イギリスの研究者らが東西交流の交易路シルクロードの海上版、「海上のシルクロード」について議論。日本からはシルクロード研究の創価大学林俊雄教授、海事考古学・水中文化遺産専門の東海大学木村淳特任講師が研究発表を行いました。今回の国際会議は、ユネスコがこれまで進めてきたシルクロード世界遺産群の研究の集成にあたり、海上交易路の重要性にも着目して今後の研究の方向性について議論するものでした。水中文化遺産についての発表もありました。またシルクロード遺産に関連して、朝鮮半島と日本を結ぶ海上路に位置する沖ノ島の重要性が、何度も言及されました。海上のシルクロードまたは海の陶磁器路と水中文化遺産、今後の研究進展が期待されます。

http://en.unesco.org/silkroad/about-silk-road

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トップに戻る