カタールの水中考古学

近年、世界各地で水中考古学の研究が進んでいます。ペルシャ(アラビア)湾にある国々もその例外ではありません。

カタール大学、ヨーク大学、イタリアの文化庁などとの国際研究事業として、カタール周辺水域の環境と文化遺産の調査を行うそうです。自前の調査船なども用意しているそうで、ワークショップやトレーニングプログラムなども実施し、大学など教育機関とも連携を図りながら進めるそうです。5か年計画で進めており、カタールおよび周辺諸国の歴史・文化の研究に貢献できるものと思います。

カタールは、交易なしには存在できない国であり、国家の歴史に海洋文化は大きく影響しています。水中文化遺産は、最新の探査技術を使用し、位置など情報はでべてデータベースで管理するそうです。また、考古学だけでなく、地域の海底地形図や環境を調べることにより、他の分野にも貢献できる研究となるそうです。

結果が出るのは、まだまだ先(5年後?)になりますが、周辺地域の水中文化遺産への取組に大きな功績を残せる規模の研究なので、今から期待大ですね。青銅器時代の貿易船、ローマ時代、アラブのダウ船、などなど。また、沈没船だけでなく、地盤沈下や海面上昇などによる水没遺跡も数多く存在していることでしょう。

 

 

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