水の中からよみがえる歴史

九州国立博物館では、夏休み期間中に水中考古学の特別展示を行います!

詳しくは、九博ホームページで!

 「水の中からよみがえる歴史‐水中考古学最前線‐」

2017年7月15日~9月10日まで

水中考古学のこれまでの歴史を振り返りながら、今後の向かっていく方向を示す。そんなことを思いながら展示を組み立てています。蒙古襲来の沈没船で有名な松浦市の鷹島海底遺跡をプロローグとし、その後は3章構成としております。第1章では、初期の水中考古学の調査~人々が水中遺跡の存在に気が付いた時期を紹介します。第2章は、水中発掘調査の始まりの時期、そして、第3章では、最新の調査や今後の発展へ向けての取り組みなどを紹介します。

図録は、来館者には無料配布予定です。是非、お越しください!

主な遺跡と作品です。

曽根遺跡(長野県)13000〜10000年前 旧石器〜縄文時代:石鏃
葛籠尾崎湖底遺跡(滋賀県)4000年前 縄文時代:深鉢(縄文土器)
相島沖海底遺跡(福岡県)9世紀 平安時代:丸瓦・平瓦
倉木崎海底遺跡(鹿児島県)12世紀 平安〜鎌倉時代:青磁碗・白磁碗など
前方湾海底遺跡(長崎県)12世紀 平安〜鎌倉時代:天目、白磁碗など
鷹島海底遺跡(史跡鷹島神崎遺跡)(長崎県)13世紀 鎌倉時代:管軍総把印、「てつはう」など
西浜千軒遺跡(滋賀県)15世紀 室町時代:一石五輪塔
沖ノ島北方海底遺跡(和歌山県)15世紀 室町時代:青磁碗
山見沖海底遺跡(長崎県)16世紀 江戸時代:ハンネラ土器、鉛インゴットなど
高田海岸・オランダ商船遭難の地(沖縄県)19世紀:青花碗、塩釉瓶など
開陽丸遺跡(北海道)19世紀 江戸時代:拳銃、施条榴弾など
推定いろは丸埋没地点遺跡(広島県)19世紀 江戸時代:木製滑車、鮫皮台など
エルトゥールル号沈没地点(和歌山県)19世紀 明治時代:船体の被覆銅板、横浜焼など
 非常に「幅のひろい」展示となっています。北は、北海道から、南は沖縄多良間島まで。時代は、旧石器~現代。そして、発掘・発見されたのは明治から昨年度まで。遺跡の種類も、沈没船だけでなく、湖底遺跡など水中遺跡の多様性を示すような工夫をしております。

関連イベントのご紹介 

①特別講演会「プロカメラマンが魅せる水中遺跡」

日時:7月17日(月・祝)14時00分から15時00分
講師:山本祐司 氏(水中写真家)
 ~プロカメラマンによるスライドショー・トークショーです!

②やっぴい & ランディのサイエンスラボ「水中の宝をさがせ!!」

日時:7月23日(日)13時30分から14時45分
 ~子供向けのサイエンスショー!金属探知機体験やソナーの仕組みなどなど。

③シンポジウム「水中文化遺産の多様性 – 縄文から龍馬まで – 」

日時:8月26日(土)13時30分から17時00分
 ~特別に講師の方々をお迎えして講演・討論会を行ないます!

④夏休み特別企画「鷹島海底遺跡 よみがえる元寇船VR体験」

日時:8月25日(金)~27日(日)
~鷹島海底遺跡のVR体験ができる特別ブース!蒙古襲来クイズ、触れる遺物など。

➄ミュージアムトーク

日時:7月25日(火)・8月22日(火)15時00分から30分程度
会場:九州国立博物館4階 文化交流展示室 第9室
 ~展示室内で、私のトークが聞けます...
 イベントは、すべて無料。当日先着順です。お待ちしております!

 

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