オーストラリアを代表する考古学組織であるAustralian Archaeological Association (AAA)とAustralasian Institute for Maritime Archaeology (AIMA)による合同会議が、西オーストラリア・フリーマントルにある西オーストラリア海事博物館で開かれています。オーストラリア中の水中考古学者が一同に会する数少ない機会です。また、イスラエル、イギリスから水中考古学者がゲストとして招かれています。
イギリス・サザンプトン大学のJon Adams氏はマリー・ローズ号プロジェクトに関わっていたイギリスを代表する水中考古学者。今回一般講演のなかで、マサチューセッツ工科大学、ウッズホール海洋研究所との共同研究であるDeepwater Archaeologyについて述べています。また、イギリス政府がUNESCO Convention on the Protection of the Underwater Archaeology Cultural Heritage 2001 の批准に向け、動き出したことについて触れていました。UNESCO Convention 2001 は水中文化財の保護に関する最も重要な国際合意ですが、日本ではどう受け止められているのでしょうか?
最近はインドの水中考古学がやたらと元気があります。
今度はインド洋の島での発掘です。島の周辺にはローマから運ばれたアンフォラが多数見つかっており、島周辺の水中発掘を行うそうです。
地中海の島、キレニア号発見の地、キプロス島で最古の石器が見つかりました。約12000年前の遺物で、この時代にすでに30海里以上離れた島に移り住むだけの航海技術があった証拠です。オセアニアなどでの発見など、今まで考えられていた以上に早い時期から人類が水と共に生活をしてきた証拠が最近次々と発見されています。
福建省・福州(ふくしゅう)市の平潭娘宮船着場及び長楽松下ふ頭で、清代の沈没船から密かに持ち出した陶器を販売しようとしていたグループが逮捕された。沈没船は「碗礁1号」と呼ばれ「海に沈む文化財、史上最大の発見」などと、10月にマスコミでも紹介されていた。
以前このサイトでも紹介しました。
http://china.org.cn/english/2005/Sep/143292.htm
長崎県教委は15日、同県壱岐市の原(はる)の辻(つじ)遺跡で、東アジア最古とされる船着き場跡の東側から南側に延びる人工水路を確認したと発表した。水路は出土土器から弥生時代中期前半(紀元前2世紀ごろ)の築造で、石を敷いた痕跡があり、石敷きの水路では日本最古とみられる。
長崎壱岐市の「原の辻遺跡」再調査により、同遺跡の船着き場跡が大規模なものだったことを確認。
ちょと早いようですが、来年の夏に黒海で水中考古学実習があります。もっと詳しい情報が入り次第またお伝えします。クリミア半島でこのフィールドスクールは行われ、オープンウォーターSCUBAの資格があれば参加できます。情報によると水深はそれほど深くなく、また水中での視界もよいそうです。発掘するのは中世の船です。
Location: The Crimea, Ukraine
Season dates: June 10, 2006 – September 20, 2006
Session dates: Sessions will be run on a biweekly basis continuously from July to the end of August.
Application Deadline: Contact for details – April 24, 2006http://www.diver.univ.kiev.ua/
Additional information is available from the web-site.
According to the article, there is a similarity between the stone anchors recovered from the site and the ancient Phoenician, Greek, and Roman anchors???
「みちのく丸」と名付けられた「北前船」が青森市で復元されました。詳しくはニュースをご覧下さい。