ゴア地方での近年の水中考古学の急激な発達について書かれています。ある調査によるとインドの周りにはポルトガルの船だけでも500隻ほど沈んでいるとか。
本文が多少見つけにくいのでここに載せておきます。
GOA CARVES A NICHE IN MARINE ARCHAELOGY
PANJIM, Oct 6: Goa has found a place on the map of marine archaeology with underwater explorations by geologists and marine archaeologists unearthing submerged shipwrecks during the last one decade. Spearheading the explorations is the National institute of Oceanography, Dona Paula, which has discovered four such wrecks since 1989 and is continuing the search and research for more such wreckages and hidden treasures in the waters of Goa. It is interesting to note that an Australian company has submitted a report which indicated that there could be as many as 500 such submerged shipwrecks belonging to the Portuguese period at various underwater locations. (H)
インドの海洋考古学会議の様子についてのニュースです。
インド洋の航海の歴史は古く、グジャラト地方のLotal,それにKalibanganなど他の遺跡などなど。
最近頻繁に発見されている椗石など。
日本でも海洋考古学の会議がもっと頻繁に開催され、もっと注目されるようがんばりましょう。
インドで海洋考古学学会会議が行われます。今年で7回目を数えます。主にインド洋の水中考古学、海洋考古学などのトピックについて講演会、研究発表などが行われます。
最近注目を集めているインドの水中考古学ですからなかなか実りのある会議になりそうです。
アラバマ州でアマチュアトレジャーハンターが遺物管理保護法があいまいであり、州の川や湖などから引き上げが禁止されているものも特にない事を理由に遺物の引き上げは個人の自由であると主張して裁判を起こしていました。アラバマ州の最高裁ではこのような個人の自由は法律上存在しない事を理由に彼の意見を却下した。また、なぜ個人に遺物を引き上げる権利があると考えられるのかも論点となった。
ベトナムでトレジャーハンターによって引き上げられた遺物がオークションで売られます。18世紀の船だそうで中国の陶磁器など多数売りさばかれます。幾つかの遺物はベトナムの博物館などに保管されています。
最近は東南アジアの遺物が売りさばかればかりです。残念なことですがこのままではアジアの貴重な遺産がすべて失われてしまいます。
沈没船の歴史的価値を一般にもっと理解させなければいけません。
先日、朝起きて、保存処理ラボへ仕事へ向かおうと車に入りラジオをつけたらこんなニュースが流れてきました。南北戦争時代の潜水艦を探すためのサーヴェイをしているグループの特集です。ネットの記事だけでなく、実際のラジオも聞いてみてください。
今年の6月に福建省で地元の漁師が網に陶磁器がたくさん引き上げられたと報告があり、沈没船が発見された。この沈没船は”Bowl Reef No. 1 (Wan Jiao Yi Hao)”と名づけられ、17世紀後半のものであることが判明した。9月から発掘調査が進められており、中世・近代の海上交易の研究に役立つものとして注目を集めている。さて、陶磁器の一つに簡易文字が書かれていたという。簡易文字は1949年以降に初めて一般的に使われだしたものであるが、引き上げられた磁気は300年前に作られている。研究者はこの謎に首をかしげているとのこと。福建省や泉州は中世以前から海外貿易の中心地として活躍しており、また”海のシルクロード”には文献などから100隻以上もの沈没船が記録されている。今後の調査で様々な結果が期待されている。
ノルウェーでは海底パイプラインを設置する前にきちんと考古学調査が行われます。 この事前調査により様々な遺物が見つかりました。もちろん沈没船も何隻か発見されています。 この場合、オイル会社が費用を負担するので考古学者にとってはいいことばかりです。オイル会社にとっては多少迷惑でしょうが...しかし、もし発掘をせずに貴重な文化遺産を破壊してしまうと一般国民から反感をかいますし、調査を行うことで会社のイメージアップも計れます。また、深海での発掘は今までは未知の世界であったため、考古学の最後のフロンティアと言うことが出来ます。
1982年に調査され発掘されたイギリスのメリーローズ号の残りの部分(主に船首)が発掘されるようです。この船はヘンリー8世の軍艦で1545年に沈没しました。現在も20年以上前に発掘された船材の保存作業が行われています。今度の発掘は港の拡張のため遺跡に被害及ぶ可能性もあるとして念のため発掘が行われるそうです。
2003年の3月にボルネオで沈没船が発見されましたが、現在、その遺物が展示されています。 この船は878ー1045 AD頃に沈没したと言われています。発掘はSabah Museum, Museum、Antiquity Department in Kuala Lumpur, およびUniversiti Malaysia Sabahがおこなったそうです。
現在この地方で発見され報告されている中では最も古い沈没船だそうです。ボルネオ、中国、ニュージーランドなど幅の広い海上貿易が行われていたことがわかります。遺物それ自体の金銭価値よりも歴史的価値が重要。 海外交流の歴史の謎を解く重要な発見として注目されています。