水中考古学の薦め

人間の新しい環境に乗り出していく好奇心と挑戦心が物質的にあらわれたもの、それが“ふね”です。考古学は水中であれ地上であれ基本とすることは全く同じです。過去を愛する人、遺物を将来のために守っていく心を持った人の集まりが水中考古学を発展させていくことでしょう。トレジャー・ハンティングや水中考古学まがいのものが日本では認知されてきていますが、考古学の目的は遺跡・遺物の保護です。過去を大切にすること、それが第一原則です。今こそ日本人の海への関心を高めるべきです。地上の重力に魂を束縛された人間の心を解放し、水中遺跡の関心を高めていく。それが私の使命だと考えています。

2005年4月2日 Randall Sasaki

沈没船学史

船の考古学が一般にも認識され学問として体系的に学ばれている欧米に比べ、アジアや日本では知名度も低くあまり込み入った解説はできないため、まず簡単にではあるが船の考古学の学史をここではざっと紹介してみよう。 細かな遺跡の名前や誰が発掘したなどではなく大まかな流れをここではつかんでほしい。 大きな流れとしては 1.サルベージから考古学へ 2.体系的学問としての発達――古代の船の構造の解明 3.ウル・ブルン、メリー・ローズ、その他の大事業の成功 4.これからの船の考古学


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1.Introduction

保存処理とひとことにいってもいろいろある。 ここではTexas A&M 大学の授業で使っている保存処理マニュアルを訳してみた。 このマニュアルはDr.Donny Hamiltonによって作られ水中遺物保存処理の基礎と成っている。 世界各国で水中遺物の保存処理に携わっている人のほとんとがこのマニュアルを使って勉強をした。


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沈没船ありすぎます!

アイルランドで沈没船のデータベースを作成しているようですが、現在12000件ほど確認されているようです。 これは古代の小さな丸木から1945年までに沈没した船のデータです。


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サーヴェイの基礎

発掘や実測などと違いサーヴェイといわれても何のことだか良くわからない人が多いと思う。 そこでまず、サーヴェイの定義、そしてその重要性を解説をしてみる
サーヴェイとは事前調査という日本語が一番適しているが、厳密には少し違う。 事前ということは発掘をすることを前提としていると捕らえることが出来る。 しかし、サーヴェイだけで立派なプロジェクトであり、発掘以上に重要性が高い。 まず、サーヴェイといっても、いろいろと種類がある。


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木材(船材)遺物実測整理

今、私が行っているプロジェクトである ”4000 Junks Project” の作業を紹介したい。 最初に鷹島海底遺跡について簡単に紹介します。 また、あくまで作業方法の説明なので研究成果の発表などは別の機会にします。 作業内容を公開することの一つの目的は他の考古学者などに見てもらうことです。 研究のプロセスを発表することでここで行っているよりも何かもっと良い方法などがあれば教えていただきたく、また私の方法論がよいものであれば他のの研究者にも使っていただきたい。 


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水中実測方の基礎

まず水中での実測の基礎的論理をのべてみよう。

言うまでも無く水中の発掘は困難極まりない場合がある 一般的にスキューバ・ダイビングで観光客が行くような綺麗な海とはわけが違う。 流れはきつく、透視度は低い。 2-3m見えれば良いほうである。 自分の位置、方位、また上を向いているのか下を向いているのかも解らなくなるときがある。 前にいる人が見えず衝突することもしばしば、ぶつかるまで見えないのである。流れがきつい為泳ぎながらの作業となる場合もある。


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The Athlit RAM

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エディター募集

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また、意見やエッセイ、文献紹介などもあればこのサイトに掲載いたします。水中考古学の発展のためにはいろいろな分野の専門家などとの意見の交流が必要だと思います。 何か質問などでもかまいません、ぜひお問い合わせください 


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保存処理とは?

なぜ私たちは土の中、水の中に埋もれている過去に生きた人間のごみ、要らなくなったもの、なくしたもの、その他の遺物に興味があるのだろうか? なぜそれらをわざわざ探して実際に手に取り目で見るのであろうか? なぜ写真や絵だけではいけないのだろうか? どうしてわざわざ博物館や美術館へ行き”実物”を見るのだろうか? 遺物そのものを見るとき私たちは過去に生きた人をもっと身近に感じることが出来る。 もし、保存処理がなかったら我々は実際の遺物を手にして観察することができなくなるのである。


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