水中考古学の薦め

人間の新しい環境に乗り出していく好奇心と挑戦心が物質的にあらわれたもの、それが“ふね”です。考古学は水中であれ地上であれ基本とすることは全く同じです。過去を愛する人、遺物を将来のために守っていく心を持った人の集まりが水中考古学を発展させていくことでしょう。トレジャー・ハンティングや水中考古学まがいのものが日本では認知されてきていますが、考古学の目的は遺跡・遺物の保護です。過去を大切にすること、それが第一原則です。今こそ日本人の海への関心を高めるべきです。地上の重力に魂を束縛された人間の心を解放し、水中遺跡の関心を高めていく。それが私の使命だと考えています。

2005年4月2日 Randall Sasaki

水中実測方の基礎

まず水中での実測の基礎的論理をのべてみよう。

言うまでも無く水中の発掘は困難極まりない場合がある 一般的にスキューバ・ダイビングで観光客が行くような綺麗な海とはわけが違う。 流れはきつく、透視度は低い。 2-3m見えれば良いほうである。 自分の位置、方位、また上を向いているのか下を向いているのかも解らなくなるときがある。 前にいる人が見えず衝突することもしばしば、ぶつかるまで見えないのである。流れがきつい為泳ぎながらの作業となる場合もある。


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The Athlit RAM

The Athlit Ram (The Nautical Archaeology Series, No 3)
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また、意見やエッセイ、文献紹介などもあればこのサイトに掲載いたします。水中考古学の発展のためにはいろいろな分野の専門家などとの意見の交流が必要だと思います。 何か質問などでもかまいません、ぜひお問い合わせください 


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保存処理とは?

なぜ私たちは土の中、水の中に埋もれている過去に生きた人間のごみ、要らなくなったもの、なくしたもの、その他の遺物に興味があるのだろうか? なぜそれらをわざわざ探して実際に手に取り目で見るのであろうか? なぜ写真や絵だけではいけないのだろうか? どうしてわざわざ博物館や美術館へ行き”実物”を見るのだろうか? 遺物そのものを見るとき私たちは過去に生きた人をもっと身近に感じることが出来る。 もし、保存処理がなかったら我々は実際の遺物を手にして観察することができなくなるのである。


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