水中写真家
やっぱり写真はいいですね。最近ちょっと知った写真家の赤木正和さんのウェブサイトの紹介をします。世界的にも活躍しているようです。
海洋考古学に興味のない方もご覧ください。
人間の新しい環境に乗り出していく好奇心と挑戦心が物質的にあらわれたもの、それが“ふね”です。考古学は水中であれ地上であれ基本とすることは全く同じです。過去を愛する人、遺物を将来のために守っていく心を持った人の集まりが水中考古学を発展させていくことでしょう。トレジャー・ハンティングや水中考古学まがいのものが日本では認知されてきていますが、考古学の目的は遺跡・遺物の保護です。過去を大切にすること、それが第一原則です。今こそ日本人の海への関心を高めるべきです。地上の重力に魂を束縛された人間の心を解放し、水中遺跡の関心を高めていく。それが私の使命だと考えています。
2005年4月2日 Randall Sasaki
やっぱり写真はいいですね。最近ちょっと知った写真家の赤木正和さんのウェブサイトの紹介をします。世界的にも活躍しているようです。
海洋考古学に興味のない方もご覧ください。
金属の保存を行う場合、電解液を使い還元する方法(ER)を使います。このとき使う電解液は?ヒントは最新のアップデート記事の中にあります。
このサイトで度々紹介しているイランで発見された沈没船に関連して、今度イランでは水中(海洋)考古学研究所を設立するそうです。これにはSouth Pars Oil 社が主に資金を提供するそうです。
この地方でこのような研究所ができることは初めてで、アラビア半島でも本格的な調査がスタートしたことを意味しています。
1960年代にデンマークのロスキルダの近くで見つかったSkuldelev遺跡から発見された船のうちのひとつが2007年に復元されるそうです。この船は1042年ごろアイルランドのダブリンで作られたそうです。
この船は約70人で漕ぎ、他にも30人ほど乗せることが可能(計100人のり)だそうです。200人ほどのボランティアを使い7月にデンマークを出発、アイルランドへ行き、そして又デンマークに戻るそうです。
スロベニアのLjubljanica川の底にローマ時代の遺物が多数発見されています。何かの理由で沈められたものであると考えられています。まだ正式に発掘は始まっていません。地元のダイバーなどが遺物を引き上げ博物館などへの提供を拒否しているようです。National Geographic Magazineに記事が出ているようです。
1月より和歌山県串本で1890年に沈没したトルコ軍船の調査を行います。詳しい内容はここで行っていきたいと考えています。まだトルコから正式に発表の許可などが出ていませんが調査の様子なども出来るのであれば報告いたします。
先日お伝えした舟形の棺ですが、当初報じられた内容から訂正および追加がございます。
どうやらこの墳墓は2500年前ぐらいのもの、中国の戦国時代のものであるそうです。青銅の遺物が多数出土しています。また幾つかの青銅器は湖南省あたりに見られ物もあり、貿易のルートが長距離に渡っていたのか、人々の移動が多かった(長かった)ものと見られています。船の形に作られた木製の棺の中に遺体と埋葬品を入れ、大きな盛り土をしているそうです。舟の形をした棺は中国でも幾つか発見されていますが、珍しいそうです。ここで埋葬された人々は舟と特別な関係にあったのでしょう。
なぜか日本語のニュースが見つかりません…
10世紀から19世紀の計9隻の沈没船から引き揚げられた陶磁器類などが、公の場で売りに出されるようです。売りに出される遺物類はトレジャーハンターによって回収されたもののようです。陶磁器類を出展しているのは、marine archaeologists海洋考古学者とありますが、最終的な売買を目的として水中からの引き揚げ作業を行った者は、考古学者とは定義されません。
中国北部の陝西で約1300年前(唐の時代)の墓が見つかりました。これは船の形をしており珍しい発見だそうです。この地方の有数な貴族のものだったと考えられています。貴族と船の関係など面白そうです。
日本語の記事、写真などがある方はお知らせください。
真珠湾の底に沈んでいるUSSアリゾナは戦争の記念碑として残されています。しかし、この軍艦にはまだ燃料であるオイルが詰まれており、そして遺骨も残されています。ばらばらになっているところもあります。
この船体にどんどん錆が付着しており、時間が経つにつれ崩れていきます。問題はこれをどのように維持していくかです。船体に微電流を流すことも可能ですが、ばらばらの部分までは届かず、そして船体内部はどのようになっているか調査されていません。
今後このような戦争遺跡の保護が重要な研究対象となっていくのではないでしょうか?戦艦大和なども現在は水中に残っていますがどんどん崩れていくことは確実です。大きな遺跡は引き上げることは出来ないので現状をどのように保護するのか?水中考古学の重要な課題です。