水中考古学の薦め

人間の新しい環境に乗り出していく好奇心と挑戦心が物質的にあらわれたもの、それが“ふね”です。考古学は水中であれ地上であれ基本とすることは全く同じです。過去を愛する人、遺物を将来のために守っていく心を持った人の集まりが水中考古学を発展させていくことでしょう。トレジャー・ハンティングや水中考古学まがいのものが日本では認知されてきていますが、考古学の目的は遺跡・遺物の保護です。過去を大切にすること、それが第一原則です。今こそ日本人の海への関心を高めるべきです。地上の重力に魂を束縛された人間の心を解放し、水中遺跡の関心を高めていく。それが私の使命だと考えています。

2005年4月2日 Randall Sasaki

スリランカ海事考古学博物館

スリランカで海事考古学博物館がこのたび新しくオープンしたそうです。以前は同敷地に博物館があったそうですが、2004年の大津波の際に倒壊したそうです。このたび、新しく海事考古学博物館としてリニューアルされたそうです。この博物館ではスリランカ周辺海域から発掘された遺物や、古代の海図、船舶などいろいろな海に関わる遺物が展示されてています。スリランカの総理大臣Rathnasiri Wichramanayaka(あえてカタカナ表示しません…)氏などが開館記念式典に参加したようです。

今後も地域の海事・海洋考古学の発展、これからの世代の育成に影響を与えていける博物館であってほしものですね。

Colombo Page Mar 04 2010.

Mar 04, Galle: Sri Lanka President Mahinda Rajapaksa today declared open the country’s first Maritime Archaeology Museum and the Visitor Information Center at the Old Dutch Warehouse in Galle Fort today.

The Museum newly established by the Ministry of Cultural Affairs and National Heritage in a 40,000 square feet faculty was built under a special grant of Rs.177 million from the Kingdom of the Netherlands.

The museum will display exhibits of marine artifacts discovered in explorations made in the ocean floor around Sri Lanka.

Artifacts relating to Maritime Archaeology, maps, naval craft and a host of articles including artillery guns, ropes, earthenware, beer mugs, smoking pipes, barrels, shoes used by the sailors, and items recovered from the wreckages of ships sunk in the sea off the Southern coast nearly 800 years ago.

The Museum previously existed before in Galle was completely destroyed by the Tsunami Disaster on 26th December 2004 and the present Museum is being established after renovating a massive old building constructed during the Dutch Era and situated within the historic rampart of Galle, the Ministry announced.

Netherlands Ambassador to Sri Lanka Ms. Leoni Cuelenaere, Commander of Navy Vice Admiral Thisara Samarasinghe, Prime Minister Rathnasiri Wickramanayaka, Minister Mahinda Yapa Abeywardena and Minister Piyasiri Wijenayaka also participated in the event.

水中考古学シンポジウム

もうすぐ2009年度も終わりになり、4月から2010年度が始まります。2009年度の締めくくりとして、先日、東京で水中考古学のシンポジウムが行われました。今回のシンポジウムに参加して私が個人として思ったことを書きたいと思います。

東京で丸1日を使って行われた今回のシンポですが、非常に価値のあるものだったと思います。多くの参加者に来ていただいたのもそうですが、それぞれの発表者も非常によいものが多かったです。午前中の発表は2009年度の調査報告で、日本各地でさまざまな調査が行われており、日本でも数多くの研究が行われていることは非常によいことだと思います。5年前にはこれだけの調査が行われるまでになるとは考えられませんでしたが、ここ2-3年の間に日本の水中考古学は大きく変化しているようです。特に、沖縄での調査や、瀬戸内海などでも本格的にサーヴェイなどが行われているようです。2010年度は関東・東北で調査が進むことでしょう。

午後の最初の講演は、ファンダイバーの素朴な疑問などを作家の中山千夏さんが語りました。我々頭の固い考古学者がその疑問にうまく答えられるかどうかは今後の課題となるでしょう。ファンダイバーの協力がこの学問には必要です。イギリスのNASなどはファンダイバーに水中考古学の基礎を教えることなどを行っています。考古学者がファンダイバーのために水中文化遺産の取り扱いについて教えていくことができるのではないでしょうか?ちなみに、水中の発掘で使うドレッジに時々魚が吸い込まれますが、よく戻ってくる魚がいます…吸い込まれるのが楽しいのでしょうか?

その他の午後の発表ですが、水中考古学についての理解を深めるための講演が中心でした。水中・海洋考古学の定義の問題など今後明確に示す必要があることが確認されたことは大きな意味を持っていると思います。また、水中文化遺産の保護を目的とした法の整備が日本ではなく、その必要性を当日参加した人は感じていただけたと思われます。さらには、身近に水中文化遺産があることも知っていただけたよい機会だと思います。

1日の講演の内容をこのようなサイトで詳しく取り扱うのは時間的制約などがあり難しいのですが、ひとことでまとめてしまうと、日本の水中考古学にもだいぶ期待がもてると安心して言えるようになったということでしょうか?海外から日本の状況を見ている私にとって、今まではこれから発達していくのにはいろいろと制約や問題があったように思います。しかし、今回のシンポジウムを通して感じたことは日本でもしっかりとした基盤が出来上がったと思ったことです。これから少しずつ確実に実績を積み上げればこの学問では世界的に遅れている日本でも充分追いつき、アジアの中で先導してこの学問を発達させていくことができるのではないでしょうか?今回のシンポジウムは日本の水中・海洋考古学にひとつの大きな区切りをつけたものだと感じました。これからは飛躍的に発達をしていく段階にむかっているのではないでしょうか?

さて、今回このシンポジウムに参加できなかった方も今後このような講演に参加してみることをお勧めします。学問は難しいと思っている人や、自分には興味がないと思っている人も、実際に参加してみると大きな発見があるはずです。今後、このサイトでこのようなシンポジウムや講演会などの情報を提供していきます。また、関係者は今回よりも有意義なシンポジウムを開催できるよう目指していきましょう。日本財団の関係者、アジア水中考古学研究所の関係者、発表者、当日参加していただいたかた、皆さんに感謝しております。

日本財団助成事業
2009年度「海の文化遺産総合調査プロジェクト」調査報告会
第3回『水中文化遺産と考古学』シンポジウム
を開催します。

日 時: 2010(平成22)年2月28日(日曜日)
10時30分~17時(10時開場)
会 場: 日本財団ビル 1階バウルーム
東京都港区赤坂1丁目2番2号
参加費: 無料(資料は有料となります)
主 催: 特定非営利活動法人 アジア水中考古学研究所
(ARIUA)

内 容:
【第1部】(午前) 10時30分~12時30分
2009年度「海の文化遺産総合調査プロジェクト」調査報告会
1.アジア水中考古学研究所とプロジェク紹介
2.調査報告
◯南西諸島 : 片桐千亜紀(ARIUA会員)
◯九 州     : 野上建紀(ARIUA副理事長)
◯瀬戸内・琵琶湖 : 吉崎 伸
(水中考古学研究所理事長)
◯日本海域    : 小川光彦(ARIUA会員)

【第2部】(午後) 13時20分~17時
シンポジウム「水中文化遺産を理解する」
【特別講演】 「水中考古学と私」
中山千夏(作家)
【基調報告】
1.「水中文化遺産と水中考古学」
岩淵聡文(東京海洋大学教授)
2.「海洋考古学の調査・研究の実例」
Randall J.Sasaki(ARIUA会員)
3.「水中文化遺産と国際法
-日本国内法制への示唆-」
中田達也(文教大学講師)
4.「身近にある水中文化遺産を巡る」
林原利明(ARIUA理事)
【討 論】 コーディネーター 塩屋勝利(ARIUA理事)

ケニアと中国合同調査

ケニアと中国の水中考古学が合同調査を進めることが正式に発表されたようです。中国の考古学者がケニアと合同でラム諸島・マリンディ周辺で沈没船を探すためにサーヴェイを行う模様です。今後3年間で毎年2-3ヶ月のプロジェクトを行う模様。ケニアでは多くの中国陶磁器片が発見されており、貿易のメカニズムの解明を目指している。

People’s Daily Online

Chinese experts to explore sunken ships from Cheng Ho’s fleet in Africa  (2/24/2010)
The National Museum of China, Peking University’s School of Archaeology and Museology, as well as the Kenya National Museum jointly signed an agreement February 23, under which, Chinese and Kenyan experts will investigate and excavate underwater and onshore cultural relics in Kenya’s Lamu Archipelago, in a bid to further solve relevant historical mysteries relating to China-Africa cultural and economic exchange in ancient times. In addition, some Chinese experts will visit Kenya to explore the sunken ships from Cheng Ho’s fleet.

Zhao Hui, director of Peking University’s School of Archaeology and Museology, said that this project has witnessed 5 years of investigations, argumentations and preparations and it involves investigating, exploring and excavating the underwater cultural relics in and around the Lamu Archipelago, unearthing ancient ruins in and around Malindi City, and researching Chinese cultural relics unearthed in Kenya’s coastal areas.

Reporters learned that the Ministry of Commerce has allocated 20 million yuan to fund the important foreign-aid project scheduled to last 3 years. Every year, the Chinese side will dispatch experts to Kenya to work there for 2 to 3 months. Due to special climate conditions in Kenya, cultural relic excavation can only be launched during 2 dry seasons, namely, from June to September and from December to February of the following year. The curator of the Kenya National Museum disclosed that a Chinese expert group will arrive in Kenya in July 2010 and more Chinese experts are expected to arrive later.

According to Zhao Jiabin, director of the Underwater Archaeology Center at the National Museum of China, ship debris and ancient chinaware from China’s Yuan, Ming and Qing dynasties have been discovered during the archaeological excavation and investigation in Kenya’s 5 coastal regions such as Malindi.

“We do not know whether Chinese or Arabs brought this chinaware,” said the curator of the Kenya National Museum, and cultural relic identification is also an important part of the China-Kenya cooperation. He added that most of the unearthed ancient chinaware has been put into the Kenya National Museum, and according to an international convention, China can borrow any unearthed item for the purpose of doing scientific research, but relevant agreements should be signed in advance.

マオリ族の船(カヌー)発見

マオリ族のカヌー(Maori Waka)がほぼ完全な形で残っているものがムリワイビーチで発見されたようです。約7mある舟のようで、完全な形で発見されるの非常に珍しいとのこと。他の遺物も発見されていないこともあり、このような舟は時代特定が難しいようです。これから保存処理などについて判断がなされるようです。

ロドニータイムズ原文

A full-length Maori waka was unearthed at Muriwai Beach after a member of the public spotted it sticking out from the sand.

A canoe used for fishing and river travel, the waka tikai was discovered at the southern end of the beach.

It took a couple of days to plan its excavation so that the seven-metre waka would not be damaged.

Finding the whole length of a waka is fairly rare, as usually only sections are found, such as the prow or stern.

Auckland Regional Council parks staff and locals carefully moved the waka on to a truck, which took it to a temporary home at the regional council depot.

“It’s difficult to date the waka because it may have been created from a tree many hundreds of years old, and there is no surrounding material that we can date,” says ARC historic heritage specialist Robert Brassey.

“Everyone involved did a brilliant job moving the waka in a way that minimised damage, and they showed great commitment during the long hours we spent on site.”

Although the waka has parts of its sides missing, it can potentially be preserved through treatment.

Conserving the waka is the first priority and its future will be decided after consultation with local iwi.

トレジャーハンティングのRST社に処分勧告が出たようです

日本初のトレジャーハンティング会社RSTに問題ありのようです。沈没船の引き上げを行い遺物の売買でその収益を配当するといい資金を集めていたそうです。しかし、実際には引き上げは実現しないまま集めた資金もほとんど用途使用不明だそうです。朝日新聞によると「証券取引等監視委員会はRSTの資金管理が不適切だったなどとして、金融商品取引法に基づく行政処分を出すよう金融庁に勧告した」そうです(2010年1月21日)。

UNESCOの水中文化遺産保護法が注目を集めてきている中、トレジャーハンターはその活動の場をうしないつつあるようです。20年ほど前までは沈没船の財宝を売買し利益を得ることは場合によっては可能でしたが、現在ではメディアなどを巧みに利用し資金集めに専念することが一般的なようです。直接遺物を売って得られた収入はあまりなく、その他の収入で活動を続けるケースがおおいようです。アメリカのOdyseeyMarine社(唯一正式に取引されているトレジャーハンティング専門株式会社)がその良い例ではないでしょうか?ただし、Odyssey Marine社は沈没船の引き上げを実際に行っています。水中文化遺産の保護が広く知られ、水中の遺跡にも地上の遺跡と同等の保護が適応される法律の整備などが世界各地で整えばこのような会社はさらに活動の場所を失うことになると考えられています。

さて、このニュースを機会に実際に学問としての海洋考古学、沈没船の研究があることを知っていただければ幸いだと思います。現在、沈没船に興味のある人の多くが沈没船を遺跡をしてきちんとみなし、陸上の考古学と同じように記録・調査し、研究をしています。沈没船を商業目的として利用しようとする人はそれほどおおくありませんが、今後、このような会社がでてこないようにするためにも法律の整備などが必要とされているのではないでしょうか?

『水中文化遺産と考古学』シンポジウムのお知らせ

今年1月のはじめにすでにユネスコの水中文化遺産保護条約が正式に20カ国以上で採択されてから1年が過ぎました。アジアでも水中文化遺産保護の動きが高まってもいるようです。去年は日本国内でもNHKなどが水中文化遺産保護に関連した特集などを組んでいました。今年は日本の水中考古学にとってどのような年になるのでしょうか?
今年はいろいろとイベントや調査などが行われるようですが、2月に東京でシンポジウムが行われます。一般を対象としたシンポジウムで興味のある人、ない人、どなたでもご自由に参加ください。

日本財団助成事業
2009年度「海の文化遺産総合調査プロジェクト」調査報告会
第3回『水中文化遺産と考古学』シンポジウム

日 時: 2010(平成22)年2月28日(日曜日) 10時30分~16時30分 
会 場: 日本財団ビル 1階バウルーム  東京都港区赤坂1丁目2番2号
     地図はこちら

参加費: 無料(資料は有料となります)
主 催: 特定非営利活動法人 アジア水中考古学研究所(ARIUA)

内 容: 
(午前) 2009年度「海の文化遺産総合調査プロジェクト」調査報告会
    1.アジア水中考古学研究所とプロジェクトの紹介
    2.調査報告
      ◯沖縄・奄美諸島 : 片桐千亜紀(ARIUA会員)
      ◯九 州     : 野上建紀(ARIUA副理事長)
      ◯瀬戸内・琵琶湖 : 吉崎 伸(水中考古学研究所理事長)
      ◯日本海域    : 小川光彦(ARIUA会員)
(午後) シンポジウム「水中文化遺産を理解する」
   [特別講演]「水中考古学にたいする夢」(仮題):中山千夏(作家)
   [基調報告]
     1.「水中文化遺産と水中考古学」:岩淵聡文(東京海洋大学教授)
     2.「海洋考古学の調査・研究の実例」:Randall J.Sasaki(ARIUA会員.テキサスA&M大学海事考古学研究所)
     3.「水中文化遺産と国際法-日本国内法制への示唆-」:中田達也(文教大学講師)
     4.「身近にある水中文化遺産を巡る」:林原利明(ARIUA理事)
   [討 論] コーディネーター 塩屋勝利(ARIUA理事)

 ※休憩時間等を利用して、山本祐司氏(ARIUA会員・プロフォトグラファー)による水中文化遺産(ARIUAの調査にともなう)の写真上映も予定しています。

東京でこのような、水中文化遺産・水中考古学に関する会を一日かけて開催することは、初めてではないかと思います。広くこの分野に興味をもっている方を対象した調査報告会・シンポジウムですので、興味がある方はぜひ、ご参加ください。多くの方に参加していただき、水中文化遺産や水中考古学を知っていただければ、幸いに思います。

南海1号ミュージアム オープン

中国宋代の沈没船南海1号ミュージアムがオープンしたそうです。中国政府の水中考古学(中国では水下考古学)を立ち上げるプロジェクトのひとつとして度々話題となっています。この沈没船は発見されてから10年以上たちますが、引き上げ計画が打ち出され、沈没船を丸ごと新設したミュージアムに「持ってくる」ことで一躍有名になった船です。現在、このミュージアムで発掘をおこないながら遺物の展示などをおこなっているそうです。また、余談ですが中国政府は各地で水中考古学のトレーニングなどを行っており、相当な数の沈没船を発見、調査しています。これらの遺物はもちろん売買などの目的ではなく国の遺産として保護されています。

 

日本語のニュース記事を探していますがまだ出てきていないのでしょうか?

中国語と英語の記事をリンクしてみました。

 

http://bjyouth.ynet.com/article.jsp?oid=59244339

http://english.cctv.com/program/cultureexpress/20091204/101525.shtml

東南アジアでUNESCO主催の水中文化遺産保護ワークショップ開催

UNESCOが水中文化遺産保護に関するトレーニングを目的にタイで沈没船の発掘を主催しています。このワークショップにはカンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、スリランカ、およびタイから研究者が多数参加しています。タイの研究者によると、現在までにタイには64件の沈没船が確認・調査されています。しかし、これらの貴重な沈没船(文化遺産)も金銭目的で盗掘を行うとレジャーハンターによって脅かされています。これらの沈没船の保護には訓練を受けた考古学者、そして地域の理解が必要不可欠です。

貴重な水中文化遺産の保護のため、アジア地域でINESCOがこれらのトレーニングを開催しています。オーストラリアなどから専門家を招き基礎から実際の沈没船の調査から学んでいきます。タイの考古学者は2001年のUNESCOの水中文化遺産保護法案が適応されることを願っており、また、カンボジアから参加した考古学者は自国の研究がもっと進むことを願っています。カンボジアはすでに水中文化遺産保護条約を可決し、水中文化遺産の保護を進めています。しかし、沈没船の研究を行っている専門家はまだ少なく、技術や方法論もまだこれから学んでいくことが必要だと語っています。このワークショップに刺激され、参加者は各国で水中文化遺産の保護のためそれぞれ活動を開始する予定でいるそうです。

 

 

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Treasures of the deep gain protection (Bangkok Post)

The exploration is part of Unesco’s six-week training on underwater cultural heritage preservation.

The divers are from Cambodia, Indonesia, Laos, Malaysia, the Philippines, Sri Lanka and Thailand.

They have been picked for an underwater heritage protection programme organised by the United Nations Education, Scientific, and Cultural Organisation (Unesco) and the Fine Arts Department’s Underwater Archaeology Division (UAD) which runs from Oct 26 to Dec 6.

Division head Erbprem Vatcharangkul said Thailand has 64 underwater archaeological sites. He said all of them, especially those in shallow water, were under threat from treasure hunters.

Protection of the sites required well-trained staff and cooperation from local people, including fishermen.

Other countries in the Asia-Pacific region face similar problems which prompted Unesco to set up the regional field training centre to promote underwater heritage protection in the region and to exchange conservation information.

The centre plans to hold four training courses. The course in Rayong was the first.

Trainees will be taught by experts from Australia, the Netherlands and Thailand.

“The participants will be trained in underwater archaeology protection from basic to advanced levels, both in theory and practice,” Mr Erbprem said.

On the 15th day of the course, the trainees were assigned to dive to a depth of 18 metres to measure the length, width and height of a wooden shipwreck which was found two nautical miles west of Koh Mannok, off Rayong’s Klaeng district.

“The boat structure and some ancient coins which were found at the site could [reveal] the age of the sunken boat which belonged to the early period of King Rama VI [early last century],” he said.

“This shipwreck is another piece of the jigsaw that will help give a clear picture of history.”

The official called on fishermen to help safeguard the archaeological site by stopping their use of destructive fishing practices in the area.

He said the government should also ratify the 2001 Convention on the Protection of Underwater Cultural Heritage for better protection of the country’s underwater heritage from commercial exploitation.

Nudy Phann, 38, deputy director-general of the General Department of Cultural Heritage, Ministry of Culture and Fine Arts in Cambodia, who took part in the training, said he believed his country had several underwater archaeological sites, but only one shipwreck had been discovered so far.

“No one has yet studied the shipwreck,” he said. “We don’t have expertise, equipment, or sufficient knowledge to explore underwater cultural heritage – that is why I am here to attend the training.

“Underwater cultural heritage is new for my country even though we ratified the convention in 2007.

“I am happy to be here and when I go back to my country I plan to set up a team to start surveying shipwrecks.”

Thai trainee Duangpond Kanya Singhasanee, 29, a graduate student from Silpakorn University’s historical archaeology faculty, said the training was extraordinary because participants were allowed to visit sites which were normally hard to reach.

Ms Duangpond is a diving master and had visited several archaeological sites.

“This training has inspired me to work in the field of underwater archaeology,” she said.

サン・フランシスコ号 「日本見聞録」 現代意訳

1609年に千葉県御宿沖で座礁したサン・フランシスコ号は今年が400周年記念ということもあって話題になっているようです。サン・フランシスコ号にのっていたドン・ロドリゴは日本での体験談を書いています。それが、日本見聞録です。すでに日本語に訳されて出版されてはいましたが、かなり古い本であったので、入手しにくく、また、読みにくかったのですが、今回、現代意訳され、新しく出版されるそうです。この本を通して多くの人にサン・フランシスコ号が日本(と世界)の歴史の中で価値のある事件であることを知ってもらえれば幸いです。また、単に事件ではなく、沈没地点もほぼ特定されていますから、文化財として保護されるべき価値のある遺跡だと考えられます。

ふるさと文化研究会理事長の安藤操さんが「たにぐち書店」から出版されています。「ドン・ロドリゴの日本見聞録 安藤操意訳・解説」 Amzonや一般本屋では探しにくいみたいです、興味のある方はネットで探してみてください、何か面白い発見があるかもしれません。

泰安沈没船から竹簡発見

去年韓国で発見された泰安沈没船(約800年前に沈没)は今年も引き続き調査が行われていました。多数の木簡が発見されたのと今までに発掘された高麗時代の沈没船の中で最大級であると推測されることからなどで、考古学的価値が非常に高い沈没船として注目を集めています。今回、木簡の他に竹簡も発見されたことでNewsになっています。荷物がどのように運ばれたのか、航海・貿易ルートの解明などに新たな資料を提供することとなり今後の調査に期待がもたれます。

 

The National Research Institute of Maritime Cultural Heritage under the Cultural Heritage Administration of Korea announces yesterday that it found bamboo poles with shipment records, including types and amount of loads, departure dates, destinations and recipients. The poles were found inside the Mado ship, an ancient cargo ship that sailed about 800 years ago during the Goryeo Dynasty (918-1392), that was discovered under the sea near Taean, South Chungcheong, last June. The institute said the poles will serve as a valuable reference to determine precise dates when shipments were made and shipping conditions at that time. [YONHAP]