フィジー最古の遺跡発見!3000年前
フィジーで今まで発見された中では最古の遺跡が見つかったそうです。この遺跡からラピタ土器が発見され、模様は1250BCごろのパプアニューギニアの土器に似ているそうです。黒曜石も発見されており、こちらもまたニューギニア産であるそうです。ニューギニアからフィジーまでは4500kmもあり、3000年前から大航海を果たしていた。
人間の新しい環境に乗り出していく好奇心と挑戦心が物質的にあらわれたもの、それが“ふね”です。考古学は水中であれ地上であれ基本とすることは全く同じです。過去を愛する人、遺物を将来のために守っていく心を持った人の集まりが水中考古学を発展させていくことでしょう。トレジャー・ハンティングや水中考古学まがいのものが日本では認知されてきていますが、考古学の目的は遺跡・遺物の保護です。過去を大切にすること、それが第一原則です。今こそ日本人の海への関心を高めるべきです。地上の重力に魂を束縛された人間の心を解放し、水中遺跡の関心を高めていく。それが私の使命だと考えています。
2005年4月2日 Randall Sasaki
フィジーで今まで発見された中では最古の遺跡が見つかったそうです。この遺跡からラピタ土器が発見され、模様は1250BCごろのパプアニューギニアの土器に似ているそうです。黒曜石も発見されており、こちらもまたニューギニア産であるそうです。ニューギニアからフィジーまでは4500kmもあり、3000年前から大航海を果たしていた。
タイでは最近プロのダイバーによる盗掘がはやっているそうです。ダイブショップなどが斡旋して行っているようです。その中で問題になっているのが第二次大戦中に沈没したアメリカの船USSラガルトです。アメリカではこの沈没船を守るためのパトロールを始めるとか… タイのダイバーは沈船を研究するために潜っていると主張している。
茨城県立図書館1階ギャラリーで7/26(火)~7/31(日)の日程で行われるそうです。近場の人はぜひ立ち寄って見てください。
現在、人間のDNAの研究が世界各地で頻繁に行われています。インド洋に浮かぶマダガスカルも例外では有りません。今回、マダガスカルの人口はインドネシア(特にボルネオ)とアフリカ東海岸からの移民がちょうど半々であることがわかりました。
ボルネオからの移民は今から2000年―1500年ほど前にかけて行われました。これは4500海里以上もの大航海です。(インドなど他の場所にはボルネオからのDNAがほとんどないため直接マダガスカルを目指したのか?)また、ボルネオからの移民のDNAのバリエーションが多いことも指摘されました。これは、渡って来た人のもともとの数が多く、移民が突発的ではなく、計画されて成功率(生存率)が高かったことを意味します。もともとの移民の数が少ないと現在の島の人間のDNAのバリエーションが低くなります。東アフリカからの移民は距離が近いため影響力があったようですが、それでもボルネオからの移民のDNAが強く残っているようです。
このインドネシアからの大航海ですが、これより1000年ほどまえにポリネシアなどに同じようにどんどん移民が広がっていきました。確実に移民を成功させていきましたが、DNAのバリエーションはそれほどではないため、多少困難な移民だったのでしょう。マダガスカルへの移民はちょうどこの逆、西側への航海です。そして、航海・船の技術が進歩したのでしょうか、確実に移民を成功させています。そしてもちろん距離も4500海里とはんぱない航海を成し遂げています。
日本では”水中考古学”という言葉が使われているが、多少定義する必要があると思う。水中考古学という定義が曖昧であるために理解されにくいところがあると思う。これはあくまで私、個人の定義であって他の人は別の定義の仕方があることを最初に理解していただきたい。しかし、ここで提唱する定義はアメリカやヨーロッパでのごく一般的な“水中考古学”の解釈なので、世界に通用する定義でもある。基本的なことは他の記事でも同じようなことを書いているがここであらためて述べてみることにした。
7月17-18日に海の日のイベントして鷹島町で講演会や一般に遺物が展示されます。また、生徒のための体験学習などもあります!ぜひこの機会に鷹島に遊びに来てください!鷹島海底遺跡は貴重な文化遺産です、今後の文化財保護の発展のため一般に水中考古学や遺跡保護などを知ってもらう良い機会です。近くにお住まいのかた、または前から鷹島に行ってみたいと思っていたかたには良い機会です。
17日には荒木伸介教授の司会のもと講演会が行われます。琉球大学の池田栄史先生、九州国立博物館の今津節生先生、赤司義彦先生が講演を行います。そのほかに文化財診断車なども来ます。
4月に紹介したマヤの製塩遺跡(水没遺跡)が地元のニュース番組に取り上げられ、発掘者のインタビューがあります。この遺跡はマヤの交易のメカニズムに一石を投じる貴重な発見だといわれています。
興味のある方は以前の記事などもご覧下さい。
UNESCOの水中考古遺産保護を訴えた法律が現在5カ国で採択されています。”時折・またはずっと水没した状態にある文化・歴史・考古学的性格をもつ100年以上古い人間の生活のすべての痕跡”を保護することを目的にこの法律が制定されました。(seeks to protect “all traces of human existence having a cultural, historical or archaeological character which have been partially or totally underwater, periodically or continuously, for at least 100 years”)
この法律が正式な国際法と認められるには20カ国で採択される必要があります。現在の発達したテクノロジーでは考古学者以外が簡単に文化遺産にアクセスすることが出来るので、迅速に水中遺産保護を各国が取り組む必要があります。現在までに5カ国がUNESCOの法律を採択したことは水中遺産保護を訴える我々水中考古学者にとっては喜ばしいニュースです。
さて、(日本以外で)世界的に有名な鷹島海底遺跡のレポートがまた海外で報告されてます。日本のニュースなのですが、もちろん英語です。ちょっと長いですが、読んでみては? このように海外の新聞や雑誌などちょくちょくとでかでかと載っている鷹島海底遺跡。テレビ・ドキュメンタリーもすでに3本ほど作られています。次回のアップデートには海外からの鷹島の評価について書いてみようかなと考えてます。
今回の記事についてですが、1ヶ月ほど前にいろいろと私や九州・沖縄水中考古学協会に質問や写真の提供を聞いてました。記事を載せる前にコピーを送ってくれと頼んだのですが、そろそろ出てるんろうなーと思っていたのですが…
先ほど、外国の方からメールをいただき、この記事には間違いがあるぞ!と指摘され初めてすでに発表されていたことが判明。早速記事を読みましたが、間違いが多く、適当に話を作っているところも数多くあり、かなり疑問。
まあ、とはいうものの、鷹島海底遺跡の知名度を上げるためにはテレビや雑誌などが一番効果的。海外の熱心な読者は疑問に思ったことをすぐに聞いてくるので大変うれしいです。
日本の皆さんもいろいろと水中考古学などについてもっともっと質問をしてください。いつでもお待ちしております。やはり、これからの考古学はオープンに情報や意見を交換していくべきだと思います。
古代・中世の遺物の売買、ネットオークションなど違法な遺物の販売があとをたたないようです。特にギリシャの近海には1万2千件ほどの沈没船があると推定されています。これらをすべて管理してパトロールするのは現在では無理。
ヨットなどに乗ってギリシャに入り、銅や金の遺物を引き上げてすぐにブラックマーケットに売る。古代ギリシャの遺物は高く売れるそうで、困っているようです。