水中考古学の薦め

人間の新しい環境に乗り出していく好奇心と挑戦心が物質的にあらわれたもの、それが“ふね”です。考古学は水中であれ地上であれ基本とすることは全く同じです。過去を愛する人、遺物を将来のために守っていく心を持った人の集まりが水中考古学を発展させていくことでしょう。トレジャー・ハンティングや水中考古学まがいのものが日本では認知されてきていますが、考古学の目的は遺跡・遺物の保護です。過去を大切にすること、それが第一原則です。今こそ日本人の海への関心を高めるべきです。地上の重力に魂を束縛された人間の心を解放し、水中遺跡の関心を高めていく。それが私の使命だと考えています。

2005年4月2日 Randall Sasaki

世界の水中考古学者から日本の皆様へ (2)

カナダのバンクーバー海洋歴史博物館の官庁、デルガド先生がこのサイトのために特別にひとこと書いていただきました。デルガド先生は鷹島遺跡のドキュメンタリー番組作成などのために日本に訪れたこともあります。カナダの水中考古学を代表する一人です。日本の水中考古学がこれからますます発達するようにと応援してくれています。


デルガド先生が行っているプロジェクトの写真(1)


世界の水中考古学者から日本の皆様へ (2) の詳細は »

Maritime Archaeology Field School

フリンダース大学大学院ではコースワークの一科目として、水中考古学実習(Underwater Archaeology Field School)を実施しています。2005年2月にはタスマニア州で、実習が行われました。ここではフリンダース大学の水中考古学実習の紹介をすることで、大学が提供する水中考古学プログラムへの理解を深めたいとおもいます。


Maritime Archaeology Field School の詳細は »

伊号潜水艦

伊号潜水艦―比類なき発展を遂げた艦隊随伴用大型潜水艦の全容
伊号潜水艦―比類なき発展を遂げた艦隊随伴用大型潜水艦の全容
平間 洋一, 上原 光晴
学研 (1997-12)
単行本(ソフトカバー) (ASIN: 4056017670)

価格: ¥ 1,680 (税込)
Amazon.co.jp で商品情報を見る

さて、あまり水中考古学と関係がないじゃないかと思われる人も多いと思いますが、結構お気に入りの一冊です。
I402の調査に参加したきっかけからもっと詳しく潜水艦について学んでみようと考え、買ってみました。
いくつか似たような本を読みましたが、これが一番分かりやすく、読みやすかったですね。 
絵が多く、伊号だけについて触れてあるので、ディーテールも充実してます。 

402の調査の際にもモデルや写真などを使って実物と比べてみました。 (実際には402号ではなく58号だったことが確認されました) 長年海に沈んでいた潜水艦はボロボロ。 本物も実際に水中ロボットを使ってみるのもいいけど写真やモデルもかっこいいです。

401 New Old News

伊号401潜水艦のニュースが今となって話題を呼んでいるようですね。
多少古いニュースですが、前回紹介したページより写真が多いので見てください。 
リサーチを行った研究者の先生方と多少”コネ”があるので今後の調査の予定を聞いてみます。
あと、私の参加した402号について近いうちに詳しく紹介する予定。  

インドの神殿アップデート

12月の大津波の時に見つかった神殿の発掘は世界各地に伝えられて考古学者の間では大きな話題になっています。 その発掘のアップデートの記事です。 

遺物採集-沈没船 Part 2

昨日お知らせしたNewsのさらに詳しいアップデートです。 
興味のある方はどうぞ。  
海岸に遺物がたくさん打ち上げられる場所はやはり沈没船のある可能性がたかいようですね。

海岸で遺物採集!沈没船あり!

数百件に及ぶ陶器やグラスの破片がデラウェア州の海岸で打ち上げられているのが発見されました。 ダイバーがデラウェア湾で18世紀(1750年頃)の沈船を発見しましたが、湾内で今まで見つかったなかでは一番古いものだそうです。 海岸で見つかる遺物はこの沈船のものだそうです。 サーヴェイで確認調査を行ったところ木材は幾つか海底から見えるものの、全体のアウトラインはまだはっきりしてないそうです。 船についてまだ詳しくわかりません。 沈船は法律で盗掘などから守られますが、遺物が多数みつかる海岸には沈船保護は適用されません。 
(日本の海外にも陶器などが落ちてる場所が幾つかあると思いますが、近くに沈船がある可能性が高いです。 情報をお持ちのかたはぜひ連絡ください。)

Viking Ship Video

Archaeology Channelからヴァイキングの船Hedebyのビデオが見れます。 画像はそんなに良くないですが...
考古学的証拠をもとにして復元作業もみれます。 
意外と古いドキュメンタリーですね...
他にもいろいろなビデオが見れます。

鷹島海底遺跡体験レポート

長崎県鷹島町は13世紀の元寇(蒙古襲来)の終焉の地として知られている。 ここでは船材などを始め様々な元寇関連の遺物が発掘されており、2004年度の調査ではテキサスA&M大学からも学生が参加した。ジョージ・シュワルツさんが日本の水中考古学発掘の体験レポートを書いてれました。 


鷹島海底遺跡体験レポート の詳細は »

Underwater Maritime Link

ここのリンクは充実してます。 最近はアップデートされてないので古いリンクもあるようです。 Museumや研究所などいろいろあります。