調査・発掘

サーヴェイについてひとりごと

日本で水中考古学がなかなか発展しない理由の一つにサーヴェイをほとんど行っていないことが挙げられると思います。サーヴェイとは磁気探査、ソナーなどを使った沈没船を探すための調査です。これは、基本的には船の後ろ(もしくは横)などに探査装置を取り付け調査海域を行ったり来たりして、海底面の様子を調べることです。先週ぐらいに見たニュースで、たいしたニュースではなかったのでここでは紹介しなかったのですが、そのニュースによると、数日間、ワシントン州では嵐に見舞われていたそうです。その後、1960年に沈没したクルーズ船が姿を現したそうです。海底面や海岸線が動いたので沈没していた船が出てきた、とのこと。 このことに関してちょっと一言コメントしてみたいと思います。


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サーヴェイの基礎

発掘や実測などと違いサーヴェイといわれても何のことだか良くわからない人が多いと思う。 そこでまず、サーヴェイの定義、そしてその重要性を解説をしてみる
サーヴェイとは事前調査という日本語が一番適しているが、厳密には少し違う。 事前ということは発掘をすることを前提としていると捕らえることが出来る。 しかし、サーヴェイだけで立派なプロジェクトであり、発掘以上に重要性が高い。 まず、サーヴェイといっても、いろいろと種類がある。


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木材(船材)遺物実測整理

今、私が行っているプロジェクトである ”4000 Junks Project” の作業を紹介したい。 最初に鷹島海底遺跡について簡単に紹介します。 また、あくまで作業方法の説明なので研究成果の発表などは別の機会にします。 作業内容を公開することの一つの目的は他の考古学者などに見てもらうことです。 研究のプロセスを発表することでここで行っているよりも何かもっと良い方法などがあれば教えていただきたく、また私の方法論がよいものであれば他のの研究者にも使っていただきたい。 


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水中実測方の基礎

まず水中での実測の基礎的論理をのべてみよう。

言うまでも無く水中の発掘は困難極まりない場合がある 一般的にスキューバ・ダイビングで観光客が行くような綺麗な海とはわけが違う。 流れはきつく、透視度は低い。 2-3m見えれば良いほうである。 自分の位置、方位、また上を向いているのか下を向いているのかも解らなくなるときがある。 前にいる人が見えず衝突することもしばしば、ぶつかるまで見えないのである。流れがきつい為泳ぎながらの作業となる場合もある。


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