アセス

参考にまで…。洋上の開発の際のアセスに関して

さて、陸上で建物などを建てる場合、いろいろな制約があります。洋上の開発でも、環境アセスなど手続きが色々と大変です。が、やはり海に眠る文化遺産を守るために必要なことなのです。

現在の日本の現状では、水中に存在する文化遺産にたいする事前のアセスメントがほとんどできたいません。開発工事中に文化財と認められるものが発見された場合には届出が必要とありますが、埋め立ててしまう作業では、そもそも気がつきません。また、土砂の中に混じっていても、すでに壊してしまっていることが多いでしょう。やはり、環境アセスと同様にシステムに組み込むか、海の上にもしっかりと周知の遺跡地図を作成する必要があります。

下に紹介するpdfは、風力発電に関する手引書です。海外の事例なども多く紹介されており、その中で、歴史遺産に対するアセスなどについても言及しています。日本の手続きについても詳しく書かれていますが、文化財に関しては十分とは言えません。

自治体の関係者の方や海の仕事に携わる方に少し考えていただきたいと願っています。日本の水中遺跡の数は、諸外国の水中遺跡数に比べると、一〜二桁の違いがあります。(日本は数百、諸外国は数千から数万件。多いところだと遺跡が重なっていたり20-30mおきに遺跡が点在している場所もあります )。 それは、海の上の開発に際して事前の調査や発見時の報告の仕方がしっかりとしていたことに一因があります。また、水中の遺跡は珍しいものではなく、陸の遺跡と同じく、どこにでもあるごく普通の一般的な存在であるという意識が育っているからです。

ここにあげた例は、一つにすぎませんが、洋上における開発のプロセスについて、ある程度学べる資料かとおもいます。ちょっと内容は難しいですが、下のリンクからpdfをダウンロードできます。

pdf は、こちらから。