カナダ

フランクリン探検隊の船(北極・カナダ探検)

カナダの歴史を少しでもかじったことのある人ならば、フランクリン探検隊(フランクリン遠征)については、よくご存知かと思います。

1845年、イギリス海軍のもと、カナダ北方の探検に出発したものの、行方不明となり、結局隊員全員が死亡。しかし、10年以上も行方がわからなかったり、探検隊を探すための探検隊が組織されたり、行方の捜索のため報奨金が約束されたり…。カナダの歴史の一大事件として知られています。

そんなフランクリン探検隊の船ですが、近年、ついに考古学者によって発見され、一部発掘されています。もちろんカナダでは大きなニュースになりました。

この船、実はイギリス海軍の船なので、所有権はイギリス。しかし、イギリスは、所有権などすべての権利をカナダ側に譲渡。イギリスでも知名度の高いフランクリンですが、カナダへのギフトとしています。では、所有権はカナダのもの?と思いきや、実は発見場所が、イヌイト族(カナダの原住民)の土地。そのため、カナダ政府とイヌイトの共同所有となっています。

カナダ国立公園局の考古学チームが調査を担当しています。今回、フランクリン隊の遺物が公開されています。