日経新聞・書評

日経新聞のインタビューを受けました。新刊『水中考古学:地球最後のフロンティア』の書評を書いていただきました。

書評と言っても、あまり書評っぽくない…。私の活動や、「水中考古学とは何か」を書いています。

沈没船は、交易の謎を読み解くための「木の幹」にあたります。陸の遺跡は主に生産地と消費地。沈没船は、交易を語る上で日知用となる情報の詰まった遺跡。誰が何をどれくらい、どのように運んだか。行先・目的地・寄港地…航海の時期などなど。文献や陸の遺跡と合わせて調査することにわかる歴史。

新聞記事を読んで、自分で追記…

ちなみに、私は「衣・食・住」という3つのカテゴリーわけに疑問を抱いています。これらの生活に必要な物を生産するには交易が必要です。また、精神生活も大事。経済活動・交易なしに衣食住は語れない。

衣類の多くは、身近な生活空間から得たモノではなく、原材料から輸入に頼っています。過去には、もうすこし身近な素材を使ったのかもしれませんが、幕末~江戸初期の経済は織物などが貿易の中心でしたね。

食べ物は昔から海を越えてやってきたいます。例えばお米やお茶も外国から伝わっています。また、現在の日本は、身近な食材だけで国民を養えますか?

建築要素も外国からの輸入が大きいですね。

 

簡単にまとめると、つまり、衣食住を支える根幹に経済活動・交易があります。うみを越えた交易なしに日本文化・日本人としての生活は成り立ちません。それなのに、それを支えた船や海運、海とのつながりの歴史は、これまであまり学術的に調査されていない…。水中遺跡・沈没船の研究は、まさに、その部分~日本人の文化を支えた根幹のメカニズム~の幹を調べる学問です。

そんな、水中考古学ですが、こちらの本で、その内容をじっくり読んでみてください。

 

 

 

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引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD150RA0V10C22A3000000/

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