メキシコ湾の深海油田と考古学

つい最近、メキシコ湾の海底6000mからの油田の発掘にアメリカ・シェブロンが成功したと伝えられました。以前から幾つものオイル・リグがメキシコ湾にあり、幾つかはタンカーで運ばれるか、だいたいは海底のパイプラインを使って陸まで運ばれます。
実は、この海底パイプラインの設置の事前調査が義務付けられています。そのため、メキシコ湾ではオイル会社と水中考古学者は密接な関係を保っています。現在までに約2000件の水中文化遺産がパイプラインのためのサーヴェイで発見されており、これらは法律により保護され、盗掘から守られています。
ただし、これらの遺跡は発掘されることはほとんどありません。パイプラインの通路を変えればよいわけですから。それぞれの文化遺産の位置、年代、特徴などが記録されデータベースに保存されます。水中、特に深海では遺跡が破壊されることが少なく、有機物の保存も良好であり、お金をかけて発掘することなく現地保存が可能です。的を絞った小規模な発掘が行われることが多く、メキシコ湾の交通の歴史の解明にオイル会社が大きく貢献しています。

引用元:http://www.cnn.co.jp/business/CNN200609060031.html

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