一般社団法人うみの考古学ラボ

一般社団法人うみの考古学ラボを設立しました。

やっとウェブサイトができたので、お知らせします!
うみラボのリンクはこちら
水中考古学・水中文化遺産の保護のための普及活動が主な目的ですが、調査も実施します。また、自治体など水中文化遺産に調査や保護、活用に関するお悩みにも対応します。海域の探査データの分析や調査方法などについてのコンサルティングを行います。
「うみ」をひらがなにした理由ですが、海だけでなく湖(みずうみ)など人類の活動の痕跡がのこるすべての水域を含めた「うみ」です。

 

まだまだ活動はこれから…

さて、設立を記念して12月28日にオンラインで記念講演を行います。

一般社団法人うみの考古学ラボ設立記念オンライン講演会

「うみの考古学者が語る水中文化遺産の未来」 

代表理事 佐々木蘭貞

12月28日(火) 20:00~21:00 オンライン講演
21:00 から30分程度 質疑応答

お値段は、自己申告制  学生は600円推奨しています。

 

それでは、記念講演の内容

四方を海で囲まれ、湖などが多く水の豊かな日本。日本文化には「うみ」と生きることが根底にあります。山がちな日本では海辺や湖畔に住み、うみから取れる資源を利用して生きてきました。また、政治の形態だけでなく、コメ作りの文化、文字、宗教など我々が当たり前と思っている多くの文化的要素は諸外国との交流によりもたらされました。それらは、すべて船を使ってこの国にもたらされています。うみと共に生きた人々のあかし、そして、文化を運んだ交易のメカニズム、これらの痕跡(文化遺産)の多くは水中に残されています。
水中に存在する文化遺産の研究は、我々の歴史理解に大きく貢献する可能性を秘めています。水中では有機物が腐りにくい環境が形成される可能性があり、驚くべき保存状況で遺跡が残っていることがあります。ユネスコの統計では、世界に数百万の水中文化遺産があるとされています。日本ではほとんど聞く機会がありませんが、先進国ではそれぞれの国で数万件の水中遺跡が登録されています。我が国の水中文化遺産の研究や保護に関する取り組みは世界に比べて遅れていることは否めません。この講演を通して、少しでも多くの人に水中文化遺産の魅力を知って欲しいと願っています。

講演アウトライン

水中文化遺産とは?
世界の水中文化遺産(ウルブルン沈没船、新安沈没船、ヴァーサ号他)
日本の水中文化遺産(曽根湖底遺跡、鷹島海底遺跡など)
水中の遺跡を調査する(相島海底遺跡など)
水中文化遺産を守る(海外・日本の文化遺産保護体制)

水中文化遺産資料集(PDF)も準備いいたします!
講演の概要
講演追加資料
水中遺跡参考文献
お役立ちサイトリンク集

 

 

 

ちなみに、NOTEでも「うみラボ」の情報を配信しています!

 

Twitterも 

FACEBOOKも

多くの人に、水中遺跡研究の魅了、水中文化遺産を保護することの大切さ、伝わってくれればいいな。

今後も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

引用元:https://www.umilabo.or.jp/

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