水中遺跡ハンドブック

文化庁が長年進めてきた、水中遺跡調査検討委員会。その成果をまとめる形として、水中遺跡調査のハンドブックが出版されました。

PDFでダウンロード可能

行政担当者、その他、水中遺跡に興味のある方は、迷わずダウンロード!

表紙も良い感じです!
考古学業界では、おそらく知らない人はいない遺跡調査の「てびき」シリーズの「水中遺跡編」という位置づけですが、カラー写真も多く、水中遺跡調査の教科書と言ったところ。実際に、執筆者・編集者の方々は、教科書・参考書をイメージしながら作っていました。
これまで、地方自治体では水中遺跡調査になかなか取り組めないでいましたが、これを契機に地方でも水中遺跡調査に積極的に参加することが促されます。水中遺跡調査と言っても、難しく考える必要はありません。このハンドブックでは、水中遺跡について何も知らない人でも分かるように書かれています。
コチラのように、見やすく、一見すると、やはり教科書っぽいイメージですネ!
写真も多く使われています。代表的な遺跡…私が撮影した写真をたくさん使ってます。

さて、それからお知らせ。

でも、実際に、水中遺跡調査って何をするの?写真が多くて良いけど、なにかモデルケースがもっと欲しいよね…。そこで、私が取り組んでいるプロジェクト。

【高校生の挑戦】丹後の海で水中遺跡を見つけたい

https://camp-fire.jp/projects/view/517122

 

丹後の高校生が、40年前に出版された1冊の水中考古学の本を読み、奮起。彼女が発案した水中考古学プロジェクト。現在クラウドファンディングに挑戦中です!

水中考古学調査をはじめて見ないと、わからないことが多いです。誰でも調査ができる!それを示すための起爆剤になるのでは、と考えています。高校生のプロジェクトの様子を配信する予定です。調査の進め方、遺跡をどのように見つけていくかのプロセスなども動画で随時更新していきます。多くの人に取り組みを紹介することで、水中遺跡について知ってもらうことを目指しています。ぜひ、ご支援と情報の拡散を宜しくお願いいたします!

 

オマケ・追記

実際に、丹後・京都では、水中遺跡調査の経験がないため、このプロジェクトに注目していただいています。自治体の方々も初めてなので、調査の見学など進め方に関心を持っていただいているようです。

その意味でも、プロジェクトを成功させ、水中考古学を盛り上げて行く必要があります!

ハンドブックの中で、文献史料の調査や地元の方々への聞き込み調査について説明しています。水中遺跡の調査の多くは、陸で行ない、場所を絞り込んでからの調査となります。潜水調査は、水中遺跡調査のほんの一部にしかすぎません。下の写真は、高校生あやさんが、聞き込み調査を実施している様子です。

 

 

これまでの研究成果の調査

聞き込み調査・文献史料調査・海岸踏査

海を見てみる!海揚がり品の調査

場所の選定・調査器材の選択

遺跡探査~音波探査・磁気探査などで確認します

水中ドローンなどで目視確認

潜水により確認作業

 

 だいたい、こんな流れになります!このような作業内容をクラファンで目標達成後、みなさんに公開していく形で進める予定です。ぜひ、プロジェクトの拡散を宜しくお願いいたします!

引用元:https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/pdf/93679701_01.pdf

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