深海からよみがえるマンモス!

ちょっぴり面白い?不思議なニュース。

海底からマンモスのキバが発見!

カリフォルニア沖、300㎞の地点、水深3000m… 牙を分析したところ、10万年前のものだと判明したそうです。北米で発見されたマンモスの中では、最古級のモノになるとか。
この発見ですが、別の海洋調査を行っているときにたまたま発見したそうです。他に周りに骨などがあるか、詳しい分析などはまだこれから…。

 

いや、しかし、カリフォルニア沖300㎞って、相当な距離。氷河期には、北の方には多少氷河がせり出していたでしょうが、カリフォルニア沖にはない。また、そこまで大きな地滑りなどもないので…。どうやってマンモスのキバが?アメリカ西海岸では、海流は岸に沿って南から北に向かって流れています。
さて、海底から化石が発見されるのは、珍しくありません。日本でも、各地で発見されています。瀬戸内海では多いみたいですね。地方の自然史博物館でもよくあります。漁師さんなども、何か化石を見つけることはよくあるそうですが、だいたいはゴミにしか見えずに捨ててしまっているか、持ち帰ってそのうちなくすパターンのようです。
和歌山県立自然博物館
山口県立山口博物館
とはいえ、これらの発見は沿岸地域、何百キロも離れた場所ではありません。
どうやって、牙が大海原の真ん中に? 一応、マンモスは泳げるようです…ナウマンゾウは泳いだらしいですし。
あくまで想像ですが、こんな可能性もあるのではないでしょうか?
①氷河期の終わり、大きな氷河が割れ、その上にいたマンモスも一緒にながされた。やがて氷河が解けますが、マンモスの死骸はしばらく流され、最終的に沈んでいった…。何百キロも流されるのか、ちょっとわかりませんが、マンモスの腐敗した死体ならしばらく浮いてそうですね。
②実は、沈んだのはごく最近? 例えば、18~19世紀頃、マンモスの化石が発見され、船で運んでいる途中に海難事故にあった? 牙を細かく分析すれば、乾燥した痕跡などがありそうですね。可能性としては、低そうです。
さて、余談ですが、日本沿岸のナウマンゾウなどの骨の化石について研究論文などは時折見かけます。しかし、その発見地点から古環境の復元や、考古学調査に至った例はあまりないようです。きちんと調べれば、意義のある研究になるかと思います。
北川博道 瀬戸浩二 高橋 啓一 沖村 雄二 瀬戸内海西部諸島周辺海底から産出したナウマンゾウ化石 島根大学地球資源環境学研究報告 25 (2006年)
安井謙介 渥美半島沖海底より新たに発見されたナウマンゾウの臼歯化石 豊橋市自然史博物館研報 30 (2020年)

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