新入生!

新学期が始まり2週間がすぎました。そろそろ新しいクラスにもなれ始め、講義の内容も本格的に難しくなってくる頃です。さて、今年の新入生はどんな生徒が入ってきたかというと...

男女の比率は、女性7人と男性3-4人ぐらいだと思います。まだ全員の名前と顔などが一致しないので。留学生は二人います。スペインからの留学生は保存処理などに興味があるようです。今年の生徒は保存処理に興味を持っている人が多いよで、3人ぐらいでしょうか?他の人はだいたい古代地中海の船に興味を持っているみたいです。アメリカの船や大航海時代の船を勉強したい人は少ないようです...まだゆっくりと話していない生徒もいるのですが、エジプトやヨルダンで発掘を行った生徒などがいます。

残念ながらアジアの船について勉強したい生徒はいないようです。しかし、私も含め大学院に来てから研究したいことが全く変わる人も少なくないのでアジアの船を研究するように勧めていこうかなと思ってます。でも、言語の壁は厚そうですね。中国語・韓国語・日本語をそれなりにマスターしないといけないので、西洋人には難しいでしょうね。でも、人がまだやったことがないことをやることには意義があると思いますので、一緒に頑張ってくれる人を探しててみます!

さて、最初の学期にはクラスを三つとることが決められています。水中考古学(船の発達の歴史)をレクチャー方式で学ぶクラス、セミナー方式(研究発表形式)の船の技術変遷史のクラス、そして、ドラフティング・および船の構造を学ぶクラスがあります。1976年にこの学部が設立されて依頼伝統的に続けられているクラスだと聞かされています。昔はジョージ・バス先生などが教えていましたが、もう引退しているので水中考古学の第2世代の先生が中心となって教えています。ですから、今大学院を始めるひとは第3世代に入ります。

毎年この時期になると最初に大学院に入った頃を思い出します。陸での考古学の発掘はいろいろ行ってきましたが、水中での発掘の経験もなく、また、船についてほとんど何も知らず、よくこんな専門的な分野に進んだものだと振り返ると不思議に思います。実際に水中考古学が一般に広く認知されているアメリカでもこの分野で生活していくのは厳しいようです。私と同期だった生徒は男性13人(だったかな?)。

そのうち、マスターを取得して現在一応水中考古学で飯を食っている人はポルトガルからの学生一人だけです。マスターを取得せずに(そろそろ論文を書き終えるそうですが)水中考古学関連の仕事をしている人がもうひとり。他にマスターを取ったけれど全く別の仕事についた人が二人います。あとはみんな辞めてしまったようです。これからこの分野に入りたい人には少し暗く感じさせてしまったかもしれませんね。しかし、やる気がある生徒にはどんどん研究の機会や費用なども面倒を見てくれるので、心配しなくても大丈夫!まあ、辞めていく人が多いのはそれだけ一般的な分野となりつつあるということでしょうか?いろいろなバックグランドを持った生徒が集まってきます。なかにはただ何となく興味があったという生徒もいました。だれも最初はこの学問に対して知識もありません。成功するのは強い意志を持って目標に向かって進む生徒のようです。

写真は新入生ウェルカムパーティーの様子です。

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