AIが沈没船を探す?

文献史料は、時に考古学者に重要なヒントを与えてくれます。

特に、海事・水中考古学者にとって、文献史料は重要なんです。中世以降、沈没や海難事故の記録は多くの文献に残されています。海難事故の記録、特にヨーロッパではアジアへ向かった船についての記録は多く残されています。

沈没船が発見されたとき、それがどのような船だったのか、文献に残されていることがあります。積み荷リストなどが残されており、どこの船が誰に向けて送ったのか、わかります。しかし、資料を調べるのは、大変です。資料はすべて手書きで残されており、どこに何が書かれているのか...しかも、へたくそな手書きだったり時代によってつづりも違ったりしています。

現在、スペインでAI技術を駆使して、これらの手書きの文献を読み込ませる研究が進められているようです。文献から船に関する記述を探すわけですが、結構大変。というのも、船にはいろいろな名前があるから...boat vessel bombarda caravel ship galleon sloopなど。日本語でも舟 船舶 北前船 弁財船などありますね(船の字がついているので少し楽かも)。

現在、ランダムに13万件の史料を読ませたところ、沈没に関する記録を探させたところ、約400件のリターンがあり、その中で人がざっと読んでおよそ150件の重要な手掛かりとなる資料があったそうです。交易に関する歴史資料は、アメリカ方面だけでも80,000,000件あるそうです。

研究がもっとすすめば、AIが役に立ちそうですね。

So is the ‘Rosetta stone’ of the files

 

 

引用元:https://www.ilawjournals.com/so-is-the-rosetta-stone-of-the-files

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