マダガスカルへの移民はボルネオから

現在、人間のDNAの研究が世界各地で頻繁に行われています。インド洋に浮かぶマダガスカルも例外では有りません。今回、マダガスカルの人口はインドネシア(特にボルネオ)とアフリカ東海岸からの移民がちょうど半々であることがわかりました。
ボルネオからの移民は今から2000年―1500年ほど前にかけて行われました。これは4500海里以上もの大航海です。(インドなど他の場所にはボルネオからのDNAがほとんどないため直接マダガスカルを目指したのか?)また、ボルネオからの移民のDNAのバリエーションが多いことも指摘されました。これは、渡って来た人のもともとの数が多く、移民が突発的ではなく、計画されて成功率(生存率)が高かったことを意味します。もともとの移民の数が少ないと現在の島の人間のDNAのバリエーションが低くなります。東アフリカからの移民は距離が近いため影響力があったようですが、それでもボルネオからの移民のDNAが強く残っているようです。
このインドネシアからの大航海ですが、これより1000年ほどまえにポリネシアなどに同じようにどんどん移民が広がっていきました。確実に移民を成功させていきましたが、DNAのバリエーションはそれほどではないため、多少困難な移民だったのでしょう。マダガスカルへの移民はちょうどこの逆、西側への航海です。そして、航海・船の技術が進歩したのでしょうか、確実に移民を成功させています。そしてもちろん距離も4500海里とはんぱない航海を成し遂げています。

引用元:http://news.mongabay.com/2005/0708-wildmadagascar.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です