ダイビング自由化 ギリシャの水中文化遺産保護

現在、ギリシャでは水中文化遺産の保護が徹底していますが、観光収入目的のため、法律が改正されてしまうかもしれません。ギリシャには約16000のダイビングスポットがあるそうですが、このうち自由に潜れるのは120箇所ほどしかありません。ダイビングなどの観光収入を望む政府はダイビングをほぼ自由化する動きがあるそうです。しかし、文化遺産の保護は憲法にも定められている重要な法律です。そのため、ダイビングイの自由化を図ろうとする政治家などは慎重に対応しなくてはなりません。もし、この法律が採択されるとギリシャの海は大切な文化遺産を失う可能性を秘めています。考古学者は必死にダイビングの自由化に反対しています。ギリシャ政府はいままで作り上げてきた水中文化遺産保護の動きを台無しにし、たんなる観光収入目的のため貴重な文化遺産を失うことになるのは非常に残念です。

引用元:http://www.ekathimerini.com/4dcgi/news/content.asp?aid=62596

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