ギリシャの国立博物館 アンティキティラ島沈没船

ギリシャ国立博物館で「アンティキティラ島沈没船」の特別展示が行われているそうです。この沈没船は、今から100年ほど前に発見され、発掘されたものであり、いわば、水中考古学のルーツのような存在の遺跡です。

古代ローマ時代の様々な遺跡が保存の良い状態で発見されています。この当時は、考古学者ではなく、ハードヘルメットを被ったスポンジダイバー達を遺物を引き揚げて、それを陸にいる考古学者に渡していました。今の水中考古学の位置記技術とはかけ離れていますが、まあ、100年前のことですから...

さて、この遺跡の最も有名な遺物といえば、「コンピューター・天体観測装置」です。小さな箱に大小様々な歯車が入った装置ですが、ここまで精密な機械が当時実際に作られていたことが実証されています。同等の技術を持った遺物は類がありません。この機械については、ウィキペディアなどで、読んでみてください。

その沈没船の展示が行われているそうです。時間とお金があれば是非いきたいですね。100年前に発掘された遺跡でも魅力は満載です。リンク先のビデオなども良くできてますので、興味のある人はご確認ください。

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