世界の水中考古学者から日本の皆様へ (3)

オーストラリアのFlinders大学で水中考古学を教えているJoe Flatman教授から意見をいただきました。 また、Flinders大学についての説明もあります。 

基本的には生徒のニーズに合わせてフレキシブルにするように心がけています。生徒はフルおよびハーフタイム、またはオフキャンパスでも学べます。さまざまな多分やの研究も取り込み、6ヶ月(18単位)・12ヶ月(36単位)・18ヶ月(54単位)などのクラス構成があります。 
また、Flinders大学は世界で唯一水中考古学がオンラインで学べる大学です。生徒は自分の国からでも様々なメディアを使い勉強することが出来ます。オンラインレクチャー、CD、文献、教授や他の生徒との綿密なE-メールなどにより学習することが出来ます。
Flindersではレクチャー以外に実技実習にも力を入れています。オーストラリアで地元での調査や海外での調査も行えます。毎年、実技実習が計画されており、特にイギリスのUlster大学などとも提携して調査を行っています。 

http://ehlt.flinders.edu.au/archaeology/courses/maritimegrad.php

さて、日本のこれから水中考古学を目指す若い世代にひとこと。私が一番強調したいのは情熱のある数名の研究者が力を合わせればすばらしい調査や研究を行うことが出来ることです。日本も例外ではないでしょう。世界各国の水中考古学の歴史を見たときに、ほぼどこの国でも少人数の熱心な研究者がすばらしい研究を行い、その成果を一般、学会、政府に水中遺跡の重要性を認めさせるところから始まっている。日本は豊かな海洋文化の歴史を保持している。それは考古学的遺産だけでなく、日本文化そのもの、そして詩や絵画の世界でも海洋文明的要素を見ることが出来る。このため、これから情熱を持った研究者が協力することで日本の水中考古学は急速に発達することであろう。問題はそれをどのように行うか?ではなく、いつそれが起こるかであろう。私も日本の考古学の発達に手助けをしていきたいと考えている。 

実は近いうちに私は新しいプログラムをイギリスで立ち上げるため、Flinders大学をさることになっています。この新しいプログラムはUniversity College London, the Museum of London Docklands、the Greenwich Maritime Institute, University of Greenwich, Wessex Archaeologyなどの協力により始められる。 詳しくは>Web-Siteをご覧ください。 

原文はJoe Flatman教授からいただいたものを翻訳させていただきました。 ありがとうございました。

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