水中文化遺産作業マニュアル

ユネスコは、水中文化遺産の保護に取り組んでいます。水中文化遺産保護といっても具体的にイメージしにくいでしょう。条約には、補足として36の規則があります。この規則は、実施に水中で遺跡に対して作業する際の取り決めになります。この規則は、ユネスコではなく、イコモスが発案したものです。

今日、紹介するのは、その36の規則についてのマニュアルです。なかなか読み応えのあるボリューム感ですが、チャプターごとに分けてみていくとそれほどでもない...?

内容的には「発掘調査のてびき」のようなもので、行政側の担当者が「水中遺跡どうしよっか?」と思ったときに熟読するものです。絵や図も多いので、何かと役に立つかと思います。

ぜひ参考に。

ダウンロードはここ。

 

マニュアル目次

  1. 基本原則

現地保存を第1オプションとする (Rule 1)

引き揚げ品の商業利用 (Rule 2)

遺跡への影響を最小限に食い止める (Rule 3, Rule 4)

遺体・神聖な遺跡の取り扱い (Rule 5)

規制を行う必要性 (Rule 6)

共有を原則とする (Rule 7)

国際協力 (Rule 8)

  1. 調査設計〔プロジェクト・デザイン〕

調査設計の機能、出願、実行可能性 (Rule 9)

調査の考案と検証 (Rule 10)

調査設計の遵守と適応 (Rule 11, Rule 12)

緊急対応について (Rule 13)

  1. 予備作業〔事前調査〕

遺跡のアセスメント (Rule 14)

遺跡の背景研究 (Rule 15)

情報の集約

  1. 目的、方法論、および技術

目的に対応した方法論と技術 (Rule 16)

技術と手法

  1. 資金調達

財務計画 (Rule 17)

資金調達 (Rule 18)

緊急時の計画 (Rule 19)

  1. 調査期間〔タイム・テーブル〕

調査日程調整 (Rule 20)

調査期間

緊急時の計画 (Rule 21)

  1. 能力と資格

水中考古学者 (Rule 22)

プロジェクト・スタッフ (Rule 23)

一般市民への還元

  1. 保存処理と遺跡のマネージメント

保存処理 (Rule 24)

遺跡のマネージメント (Rule 25)

  1. 記録を残す

記録作業 (Rule 26, Rule 27)

記録手法

現場での観察

  1. 安全対策

潜水調査計画 (Rule 28)

  1. 環境

環境ポリシー (Rule 29)

海洋生物、遺跡、遺跡管理、環境政策

海洋開発、漁労活動など水中文化遺産へ与える影響について

  1. 報告

報告に関して考えるべきこと (Rule 30)

報告書の構成 (Rule 31)

報告書の書き方ガイドライン

  1. 調査後の整理・保管・管理〔アーカイブ〕

アーカイブに関して考えるべきこと (Rule 32)

アーカイブするものについて (Rule 33)

アーカイブのガイドライン (Rule 34)

専門家・一般のアーカイブへのアクセス

  1. 普及活動

一般への情報提供 (Rule 35)

遺跡調査の総括 (Rule 36)

引用元:http://www.unesco.org/culture/en/underwater/pdf/UCH-Manual.pdf

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