丸木舟で縄文交易再現

富山新聞で桜町遺跡から出土した丸木舟の復元・航海実験についてのニュースです。2年ほど前にたまたま進水式を見に行った記憶があります。今回は一回り大きい船だそうです。

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ヒスイ求めて糸魚川へ 小矢部・桜町石斧の会 8月、丸木舟で縄文交易再現
 小矢部市の桜町遺跡を核に活動するグループ「桜町石斧(せきふ)の会」(山本護会長)は今年八月、ヒスイを求め、手作りの丸木舟で同市から新潟県糸魚川市へ向かう。同遺跡から糸魚川産とみられるヒスイの勾玉(まがたま)や石斧が出土していることから、桜町の縄文人が日本海を通じて行った可能性もある当時の交易、交流をたどり、縄文人の生活に思いをはせる。

 ヒスイは糸魚川市の姫川流域が産地で、全国各地の遺跡で見つかっている。日本海を通じて運ばれたとみられ、桜町遺跡からも直径一―三ミリ程度の穴が開いたヒスイ玉が出土している。

 計画では、八月四日から七日(荒天時は十一日から十三日)に子撫川と小矢部川を経て、日本海を東上する約百十キロを舟で進む。舟には二人ずつ乗り、リレー方式で目指すことにしており、現地では会員が小矢部市から持ち込む贈り物とヒスイを交換する。

 桜町遺跡から舟だったと推測される中央部をくりぬいた木材が出土していることにあやかり、二〇〇三(平成十五)年に続いて丸木舟を作る。安定性と快適性を求め、前回よりも一回り大きい長さ六メートル、幅七十センチの舟を作る予定で、七月十七日に進水式を行う。同会は五月二十一日から毎週日曜日に行う丸木舟作りと航海の参加者を広く募集し、丸木舟に使うスギの大木に関する情報の提供も呼び掛けている。

 山本会長は「対馬海流に乗れば意外に早く着けるのではないか。縄文人の交易や交流を検証し、生き様に迫りたい」と話している。問い合わせは山本会長=0766(67)3939=まで。

2006年3月12日更新

引用元:http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060312003.htm

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