韓国の外洋貿易船 Part2

朝鮮日報より

遠洋貿易に使用された高麗時代の船が初めて発掘された。これまで4隻の高麗船が発掘されたことがあるが、すべて沿岸航海用の船だった。

 国立海洋遺物展示館の金聖範(キム・ソンボム)館長は28日、「中国山東省蓬莱市にある蓬莱水城の港内で、14世紀後半の高麗貨物船2隻が昨年発掘され、これを中国が最近の学術大会で公開した」と発表した。

 「蓬莱3・4号船」と命名された2隻の船のうち、3号船の保存状態が比較的良好であり、残存部分の長さは17.1メートル(推定全長23から28メートル)、幅は6.2メートルある。また、船内には高麗青磁など10点余りの生活用品が残されていた。

 ソウル大造船海洋工学科の崔恒洵(チェ・ハンスン)教授は「平坦な底面を長い木製の釘を使って堅固につなぐなど、中国とは異なる高麗船の特徴がよく現れている。最大で160トン程度の貨物を載せることが可能だっただろう」と語った。

 また、船に貨物が残っていないことについて、崔教授は「貨物を下ろした後、港内に繋留して修理をしている最中に浸水したものとみられる」と推測した。

慎亨浚(シン・ヒョンジュン)記者

朝鮮日報

中央日報でも少し詳しく伝えています。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=79337&servcode=400&sectcode=400

高麗末期に韓国・中国間で活発な国際交易が行われていたことを表す高麗時代の大型船2隻が初めて公開された。 文化財庁国立海洋遺物展示館は28日、「高麗末の14世紀半ばまたは後半、中国山東半島の最北端にある蓬莱市の海岸で沈没した高麗船2隻が中国文化財当局によって昨年発掘されたが、最近、韓国の学者らに公開された」とし、「韓国研究陣が22-24日に蓬莱市で開かれた国際船舶学術討論会でこうした事実を確認した」と発表した。 その間、韓国でも高麗時代の船4隻が発掘されているが、当代東アジアの国際貿易を見せる高麗時代の船が発見されたのは今回が初めて。

◆歴代最大の高麗船=今回の船は「ポンレ3号」「ポンレ4号」という名前が付けられた。 ボンレ3号は現在残っている部分が長さ17.2メートル、幅6.2メートル。 高麗船特有の平らな底(8つの木材を左右3列につなぎ合わせた)の形をしている。 中国船は主に一つの龍骨(船首から船尾まで貫く材料)で構成され、船底がとがっている。またボンレ3号は板材を連結するのに木の釘を使用し、鉄の釘を使っていた中国船と製造技法でも違いがある。 キム・サンボム海洋遺物展示館長は「船の前後など消失した部分を復元した場合、全長23-28メートルになると推定される」とし「今まで発見された高麗船の中では最も大きな規模」と述べた。 ポンレ4号は長さ4メートル80センチ、幅1メートル96センチが残っている。

◆高麗青磁も発見=ボンレ3号からは高麗象嵌青磁2点も出てきた。 陶器・皿などの土器も発掘された。 海洋遺物展示館のハンソンウック専門委員は「今回の高麗青磁は文様・形態などから見て14世紀末のものに間違いない」とし、「これもボンレ3号が高麗末に建造されたという点を立証している」と述べた。 ボンレ3号は高麗末に盛んだった韓中交易を表す貴重な資料と評価される。 船が発見された蓬莱市は、古代から中国-韓国-日本をつなぐ‘海上シルクロード’の中心港の役割をしていた。

パク・ジョンホ記者

引用元:http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/08/29/20060829000010.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です