ストックホルムといえば…

秋といえば、ノーベル賞発表の季節ですね! 今年は、リチウムイオン電池開発で知られる吉野彰さんが受賞!おめでとうございます!なんと、趣味は考古学だとか…吉野彰さんストックホルムに行かれたら、ぜひヴァーサ号博物館へ行ってくだ …

300年前の本。ほぼ完全な形で

バルト海で発見された沈没船から、ほぼ完全な形で「本」が発見されたようです。 ページも全部残っていたそうです。500ページ。 1724年に沈没、ただし本は1693年に印刷されているようです。 保存処理後には展示も可能だとか …

7. 金属の処理 (電解還元法・ER)

みなさまのご要望にお答えするべく水中遺跡から発掘された金属製品の保存処理方法を紹介します。特に日本では水中遺跡からの金属片の処理に関してはあまり論文などもないので専門家の方々でも参考になると思います。今回は電解還元法(E …

6.金属の処理(保存処理を始める前に)

水中から引き揚げられた金属遺物は保存処理を行うものに大きな問題を抱えてきた歴史がある。しかし、長年の試行錯誤の結果、確実で簡単な方法が保存処理方法が確立されてきた。ここでは最初に水中遺跡で最も一般的に発見される鉄(Fe) …

5.木材保存

木材の保存処理は水中考古学者、特に船の考古学を学ぶ者にとっては必ずと言っていいほどマスターしなくてはいけないであろう。最近では、元興寺や奈良などで糖アルコールなどを使った保存方法が開発されている。まだ一般的ではないがこれ …

保存処理とは?

なぜ私たちは土の中、水の中に埋もれている過去に生きた人間のごみ、要らなくなったもの、なくしたもの、その他の遺物に興味があるのだろうか? なぜそれらをわざわざ探して実際に手に取り目で見るのであろうか? なぜ写真や絵だけでは …

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