黒ひげ

最近、「海賊の考古学」の話題が多い(黒ひげ、ベラミーなど)

海賊黒ひげの船(Queen Ann’s Revenge)が発見・調査されていますが、本の一部など有機物も多く発見されています。結構、冒険ものの小説などを読んでいたそうです。海賊というと、野蛮なイメージを描きがちですが、実は甲板の上でゆっくりと読書をしていたのかもしれません。まだ本はそれなりに貴重だったはずですので、みんなに貸し借りしながら同じ本をみんなで読んでいたのかな?

黒ひげの本(英語のニュースサイト)

さて、サミュエル・ベラミー(又の名をブラック・サム)の沈没船も随分前に発見されています。今回、骨の一部が発見されており、DNA鑑定をするそうです。海賊船長が特定されるのは、もしかしたら初めてかもしれません。DNAはベラミーさんの子孫から提供されたようです。リンク先に、ベラミーさんの写真がありますが、選んだ写真に突っ込みがはいりそうな…ちなみに、職業は大工さん。

大工のベラミーさん

キャプテン・キッドの船も発見されていますす、モルガン提督の船も探査が行われていますね。もちろん、ジャマイカのポート・ロイヤルも水面下に残っています(最近は発掘調査は行われていませんが)

 

 

 

海賊「黒ひげ」の船とほぼ断定

何度か紹介している海賊「黒ひげ」の沈没船クイーン・アンズ・リベンジ号の調査について。もちろん、漫画「ワンピース」ではなく実在した黒ひげの船のことです。実は、沈没位置から黒ひげのものであるとほぼ確定していましたが、その決定的な証拠となる遺物は発見されていませんでした。しかし、先日、調査している研究者から黒ひげの船であると断定したと発表されたようです。

最近の発掘調査により断定できるものとして次の遺物が挙げられます。1705年と刻印された鐘。また、クイーン・アンズ・リベンジ号はもともとフランスの船であって、黒ひげが略奪したものです。そこで、発見されたのがフランス王家の紋章が刻まれた分銅。他にも樽の中に隠されていた金粒など。これは、船員が隠していたものでしょう。などなど。中にはまだ決定的でないと思う人もいるかもしれません。例えば、船の名前が描かれているものなどあれば決定的ですよね。まあ、このような遺物は殆ど発見されません。船の出港地、年代が刻まれたものなどから断定するのが普通です。その他の遺物や位置、持ち物や、船の作り方などいろいろと証拠を積み重ねて今回の結果が出たと言うことでしょう。