水中考古学と薬物について…

さてさて...こんなニュース記事見つけました。

麻薬潜水艦はなんと「使い捨て」。カナリア半島には麻薬潜水艦の墓場が!?

麻薬を密輸するために、自家製の潜水艦を作っていたとか...しかも、それほど珍しいことではないそうです。怖い世の中ですね…金のためなら何でもする。相当な執念を感じます(ほめているわけではない)。潜水艦のテクノロジー・技術もどのようなものだったのでしょう?既存の軍隊のテクノロジーではないですし、製品化されているものも使えないでしょうから...(販売経路から足取りをたどられる)。

 

と、なんだか麻薬組織のスケールって映画みたいだな~と思っていたら、あることに気がつきました。

これ、水中考古学の魅力に直結しているテーマなのでは?

 

いや、良い意味で...この潜水艦が数百年後に発見されたら、考古学者はどのように推理するのか?文献史料などには出てこないテクノロジーを使っていますし、なぜ、手作り感満載の潜水艦を作る必要があったのか…?

 

そして、昔も今も人間あまり変わっていないなと。密輸の記録は残らないでしょうし、ありとあらゆる手を使って物資を運ぼうとします。それは、当時、そこにあった様々なテクノロジーの中で取捨選択して選ばれます。目的は、いかに見つからないように、安全にモノを運ぶか。そして、作っていることもおそらく秘密裏だったのでしょう。

 

沈没船の中には、このような遺跡もあるのでしょう。全く記録に出てこない人間のドラマをみることが出来ます。水中遺跡、特に沈没船の遺跡を発掘して推理する醍醐味のような気がします。そして、沈没地点も、正規の貿易ルートからは離れた場所…。見たこともない遺物…。

麻薬と水中考古学について、ブログ記事を書くとは思ってもいませんでした。

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