村上水軍博物館

まだ行ったことがない博物館ですが、前々から気になっています。ここでも水中考古学調査を行えばかなり良い結果が出るはずです。サイドスキャンやマルチビームを使った海底面の探査からはじめるべきでしょう。

http://www.city.imabari.ehime.jp/bunka/suigun/

四国ミュージアム回廊:一館目 村上水軍博物館(愛媛県今治市)/3 /四国

 ◇海賊気分そそる潮流体験、尽きないロマン城跡発掘つづく
 船が能島に近づくと、エンジンを止める。止まるはずの船は激しい潮の流れに乗って揺れながら移動し続ける。身を乗り出して海面をのぞくとあちこちで白い渦が巻いている。村上水軍が城を築き、瀬戸内海の拠点を置いた能島に手が届くほどの距離まで船は近づく。現在の能島は無人島で、ひっそりとしているが、海賊たちが熟知していたという荒々しい潮の流れはかつてのままだ。
 能島の周りを約20分でぐるりと1周する潮流体験。地元の若手漁師で作る宮窪水産研究会が97年に始めた。4~10月の土日と祝日に実施され、昨年は約5700人が訪れた。村上水軍博物館のスタッフもボランティアガイドを務めている。
 形式はまったく違うが、同館と潮流体験は瀬戸内海を舞台に活躍した水軍にまつわるロマンが根底にある点で共通している。潮流体験で水軍気分を味わった後で、歴史を博物館で学ぶと楽しい。能島の要さいとしての役割を知ってから潮流に乗ってみるのも味わいが増す。「どちらが先でもいいんですが、両方体験してもらうのがベスト」。学芸員の田中謙さんも提案する。
 能島では博物館を主体とした発掘事業が進められている。03、04年度には岩礁に杭を打ち込んだ岩礁ピットの調査をした。水軍が使った船着き場の跡と考えられているものだ。05年度からは城跡の発掘に移った。同館周辺の遺跡で発掘が済んでいるのはごくわずか。50以上が未発掘だ。学芸員の中川和さんは「発掘から明らかになることは本当に多い。いずれ島しょ部の人たちの当時の暮らしが詳しく分かってくるでしょう」。調査結果は同館の速報コーナーを使ってすぐに展示に反映させる。発掘が進むほどコーナーがどんどんにぎわうことだろう。
 「この博物館は、館内を見ただけでは十分ではありません」。矢野均館長は話す。同館を拠点として周辺地域全体をフィールドミュージアムと位置づけているからだ。展示物を館外の景色や町並みと結び付けながら見ることで相乗効果を出すことがスタッフの狙い。「館内をゆっくり一巡りしたら、外に出て潮風に触れたくなりました。周りの風景も違って見えますね」と矢野館長に話すと、「そうでしょ」と笑みを浮かべた。【津久井達】

◇ミュージアムガイド
【住所】愛媛県今治市宮窪町宮窪1285
【電話】0897・74・1065
【入場料】大人200円、中学生以下無料、     団体(20人以上)160円
【開館時間】午前9時~午後5時
【休館日】月曜(祝日は開館)と年末年始
【行き方】車で大島南ICから15分。バス
の場合、JR今治駅から高速バスで同市吉海支所前下車。島内バス宮窪行きに乗り換え。

5月30日朝刊
(毎日新聞) – 5月30日18時2分更新

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060530-00000312-mailo-l39

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

トップに戻る