黒海の沈没船

さて、黒海。個人的には、まだ見たことない海ですが…水中遺跡の宝庫なんです。   その昔、黒海は陸に囲まれた湖でした。しかし、地殻変動などにより海水が流れ込み、海になりました。その証拠に、黒海の底には淡水の層があ …

持続可能な海洋に向けたルールづくり(SDG)

最近、よくSGDって聞きますね。持続可能な開発目標とか色々聞きますが、何のことか、よく分からない…という人が多いかと思います。 簡単に言うと、人間の生活水準を保ちながら同時に環境を守る活動を推奨する。そんな活動を世界共通 …

300年前の本。ほぼ完全な形で

バルト海で発見された沈没船から、ほぼ完全な形で「本」が発見されたようです。 ページも全部残っていたそうです。500ページ。 1724年に沈没、ただし本は1693年に印刷されているようです。 保存処理後には展示も可能だとか …

湖の遺跡~広範囲に広がる構造物

ドイツ、オーストリア、スイスの国境に位置するボーデン湖(コンスタンツ湖)で発見された遺跡が話題を呼んでいるようです。3000年前のものか5000年前のものかわからない部分も多いようです。 大規模な石組みや木杭の列などが水 …

鷹島海底遺跡と水中考古学 セミナーのお知らせ

水中考古学公開セミナー 「水中考古学から学ぶ」を開催!   日本の水中遺跡の聖地、そしてアジフライの聖地…長崎県松浦市は、蒙古襲来(元寇)の沈没船が発見されたことで有名ですね。そこで、水中考古学のセミナーを開催 …

瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト『ソコソコ想像所』

アーティストの日比野 克彦さんの行っている活動を紹介します。詳しくは、瀬戸内国際芸術祭実行委員会のホームページで。水中考古学にも興味・理解を示していただいています。このような活動から、古代の水中遺跡の発見へとつながればベ …

クック船長のエンデバー号発見か?

数か月前、クック船長(...正確には彼が乗っていた)の船がアメリカ・ロードアイランド沖で発見されたニュースがありました。 水中探査の結果と文献資料を照らし合わせた結果でした。今回、一部発掘調査を行っているようです。船体の …

干ばつで再発見。水没遺跡(古代の祭祀遺跡)

ストーンヘンジはイギリスですが、じつはスペインにもあった? 1960年代に貯水池が建設されたために水没していましたが、今年の干ばつにより再発見! この巨石群(ドルメン)、約7000年前のもだそうです。水中に長い間使ってい …

日露戦争の巡洋艦

日露戦争で沈没した、ロシアの巡洋艦ドミトリー・ドンスコイ号が鬱陵島沖の海底で見つかったと韓国企業が発表したようです。 詳しいことはわかりませんが、「企業」「引き揚げの可能性」と書かれているので、考古学調査では無いようです …

ミクロネシア連邦がユネスコ水中文化遺産保護条約を批准する

タイトルの通りのニュースです。 太平洋のミクロネシア諸島が、ユネスコの水中文化遺産保護条約を正式に認めることになるようです。太平洋諸国では初となりますが、周りの国々も加盟が進むことが予想されています。アフリカなどでもそう …

東南アジアでUNESCO主催の水中文化遺産保護ワークショップ開催

UNESCOが水中文化遺産保護に関するトレーニングを目的にタイで沈没船の発掘を主催しています。このワークショップにはカンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、スリランカ、およびタイから研究者が多数参加して …

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