今週のニュースまとめ

水中考古学・海事文化遺産関連ニュースまとめました。

 

松浦市議会閉会 神崎海底遺跡の保存請願を採択

元寇の島、長崎県の鷹島。いろいろと動きがあるようで、市民の中からいろいろと取り組みを行なうべきだとしているのは、良いことですね。

和歌山・沖ノ島北方海底遺跡(追記)

先日も、別の記事でお伝えしています。紀淡海峡の友ヶ島の沖、江戸時代から「海揚がり品」で有名です。新安沈船と似たような船(日明貿易)、そして、江戸時代の船、おそらく2隻の船が沈没しているのでしょう。地元の漁師が壷や碗などを引き揚げると神社に奉納する習慣があり、今に伝わっています。和歌山市が引き上げ遺物の調査を行なうようです。

「日豪の絆」になった特殊潜航艇のシドニー攻撃

有名な話。1942年、日本はシドニー湾に奇襲攻撃を仕掛けています。当時使われた特殊潜航艇は、発見され、オーストラリアの「水中文化遺産」として保護されています。そうです、攻撃をしてきた日本の潜水艇が水中でオーストラリアの国民の財産として保護されているんです。これには、驚かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか...良く書かれた記事ですので、ぜひ、リンク先からお読みください。

在シドニー総領事通信 第17回 シドニーのクッタバル号と特殊潜航艇 - 「私たちは忘れません。」PDF版はこちら

 

朝鮮通信使「復元船」体験プログラム開催へ 韓国南西部の木浦で

韓国・日本の共有文化遺産:通信使の歴史は、海事文化遺産としてのアプローチが必要でしょう。新安沈船のある国立海洋文化財研究所は、通信使の復元船を作りました。完成したのは、2年ほど前。(わたくしも、去年の春、見てきました)。船内はミュージアムとなっています。この船、通信使の歴史を語るため、対馬・瀬戸内と回る予定だったのですが…日韓関係が一時的に悪くなり、また、コロナなどもあり中止(延期)。それを受けての現地でのツアーを企画したようです。

本来であれば、日本へ来た船。来年には本来の目的を果たしてもらいたい。

 

 

以下は、海外のニュースです!

ロンドン(船の名前です)を守るために…

1665年に沈没。昨年、保存計画が打ち出されたのですが…Brexitとその後のコロナのため、調査だけでなく講演会など募金活動も行なえない状況が続いているようです。有機物など非常に残りが良いのですが、保存や一部引き揚げての展示をどうするか。 

アイルランド、12歳少年が湖で4000年前の丸木舟を発見!

タイトルそのまんま、説明もあまりありません。宿題をしていたのですが、気分転換で湖に繰り出し遊んでいたら…丸木舟を見つけてしまった。陸に引き揚げてから、地域の水中考古学者を呼んだそうです。現在、水中に戻して現地で保存しているそうです。

ユカタン半島・水中洞窟(セノーテ)で10,000~30,000年前の遺跡

鍾乳洞が多いユカタン半島。鍾乳洞などには水が溜まっていますが、過去には人々が住んでいました。また、マヤ文明の時代にもシンクホール(水没鍾乳洞)は様々な儀式に使われていたようです。そのため、洞窟内を泳いでいくと様々な遺物が見つかります。特に、水中で骨などの保存状態が良く、13,000年前の人骨も発見されています。

Santo Spirito号、イタリアで発見か?1579年に沈没

イタリアで長年その行方が分からなかったSanto Spirito号が発見されたようです。かなり大型のガレオン船のようです。詳しくは、これから調査。

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